【解決済み】VirtualBoxの「内部ネットワークを開く・作成できませんでした」エラーの直し方
この記事では、VirtualBoxで発生する「Failed to open/create the internal network(内部ネットワークを開く・作成できませんでした)」「仮想マシンのセッションを開けませんでした」というエラーを解消する方法を解説します。このエラーは、主にWindows Updateの適用後に発生することが多いトラブルです。
問題の概要
Windows 10の更新プログラムを適用してPCを再起動した後、VirtualBoxの仮想マシンを起動すると、以下のようなエラーメッセージが表示されることがあります。
- 仮想マシンのセッションを開けませんでした(Failed to open a session for the virtual machine.)
内部ネットワーク 'HostInterfaceNetworking-Ethernet-Name' を開く・作成できませんでした(VERR_SUPDRV_COMPONENT_NOT_FOUND)
結果コード:E_FAIL (0x80004005)
コンポーネント:ConsoleWrap
インターフェース:IConsole {872da645-4a9b-1727-bee2-5585105b9eed}
- 内部ネットワーク 'HostInterfaceNetworking-VirtualBox Host-Only Ethernet Adapter' を開く・作成できませんでした(VERR_INTNET_FLT_IF_NOT_FOUND)
ネットワークLUNをアタッチできません(VERR_INTNET_FLT_IF_NOT_FOUND)
- 次の物理ネットワークインターフェースが見つからないため、仮想マシン<マシン名>を起動できません:<ネットワークアダプター名>(アダプター1)
仮想マシンのネットワーク設定を変更するか、仮想マシンを停止してください。

VirtualBoxの「内部ネットワークを開く・作成できませんでした」エラーの解決方法
※重要: 以下の対処法を実行する前に、すべてのWindows Updateが適用されていることを確認し、一度PCを再起動しても問題が解決しないか確認してください。
この記事で紹介する解決方法は次の5つです。
- 仮想マシンで正しいネットワークアダプターを選択する
- VirtualBox Host-Onlyアダプターを無効化して再度有効化する
- VirtualBox Host-Onlyアダプターのドライバーを更新する
- VirtualBox NDIS6ブリッジネットワーキングを再有効化する
- VirtualBoxをアンインストールして再インストールする
方法1:仮想マシンのネットワーク設定で正しいアダプターを選択する
Windows Updateの適用後、Windows側で物理ネットワークアダプターの名前が変更されることがあり、その結果としてこのエラーが発生するケースがあります。以下の手順で確認しましょう。
1. Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
2. 「devmgmt.msc」と入力してEnterキーを押し、デバイスマネージャーを開きます。

3. 「ネットワークアダプター」の項目で、現在使用中のアクティブなネットワークアダプターの名前を確認します。

4. 次に、仮想マシンのネットワーク設定を開き、同じネットワークアダプターが選択されているか確認します。異なる場合は、ドロップダウンメニューから正しいアダプターを選択してください。

方法2:VirtualBox Host-Onlyアダプターを無効化して再度有効化する
次の方法は、デバイスマネージャーでVirtualBox Host-Onlyアダプターを一度無効化し、再度有効化することでエラーを解消する方法です。
1. デバイスマネージャーを開きます。
2. 「ネットワークアダプター」配下の「VirtualBox Host-Only Adapter」を右クリックし、「デバイスを無効化」を選択します。
※注意: ここに複数のVirtualBox Host-Onlyアダプターが表示されている場合は、それらをすべてアンインストールし、Oracle VM VirtualBoxを再インストールしてください。

3. 再度「VirtualBox Host-Only Adapter」を右クリックし、「デバイスを有効化」を選択します。
4. VirtualBoxを起動し、「内部ネットワークを開く・作成できませんでした」というエラーがまだ表示されるかどうかを確認します。
方法3:VirtualBox Host-Onlyアダプターのドライバーを更新する
一部のユーザーからは、VirtualBox Host-Onlyアダプターのドライバーを更新したところ、「内部ネットワークを開く・作成できませんでした」というエラーが解消されたという報告があります。
1. デバイスマネージャーを開きます。
2. 「ネットワークアダプター」配下の「VirtualBox Host-Only Adapter」を右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。

3. 「コンピューターを参照してドライバーを検索」を選択します。

4. 次の画面で「利用可能なドライバーの一覧から選択します」を選びます。

5. 「VirtualBox Host-Only Ethernet Adapter」を選択して「次へ」をクリックします。

6. ドライバーの更新が完了したら、仮想マシンを起動し、エラーが解消されたかどうかを確認します。
方法4:VirtualBox NDIS6ブリッジネットワーキングドライバーを無効化・有効化する
1. Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
2. 「ncpa.cpl」と入力してEnterキーを押し、ネットワーク接続画面を開きます。

3. 「VirtualBox Host-Only Network」を右クリックし、「プロパティ」を選択します。

4. 「VirtualBox NDIS6 Bridged Networking Driver」のチェックを外して「OK」をクリックします。
5. もう一度「プロパティ」を開き、「VirtualBox NDIS6 Bridged Networking Driver」にチェックを入れ直して「OK」をクリックします。

6. VirtualBoxの仮想マシンを起動し、問題が解決したかどうかを確認します。
方法5:VirtualBoxをアンインストールして再インストールする
上記の方法で解決しない場合は、VirtualBoxを一度完全に削除し、最新版をクリーンインストールしてみましょう。
1. Win + R キーを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
2. 検索ボックスに「appwiz.cpl」と入力してEnterキーを押します。

3. 一覧から「Oracle VM VirtualBox」を選択し、「アンインストール」をクリックします。

4. アンインストール完了後、PCを再起動します。
5. VirtualBoxの公式ダウンロードページにアクセスし、Windowsホスト用の最新版VirtualBoxをダウンロードします。
6. ダウンロードしたファイルを右クリックし、「管理者として実行」を選択します。(重要)
7. 最初の画面で「Next(次へ)」をクリックし、インストール項目の選択画面で「Virtual Bridged Networking」と「VirtualBox Host-only Networking」が選択されていることを確認します。その後「Next」をクリックし、残りの手順に従ってVirtualBoxをインストールします。

8. インストールが完了したら、続けて最新版の「Oracle VM VirtualBox Extension Pack」もダウンロードしてインストールしておきましょう。
9. 最後に、VirtualBoxを開き、エラーが発生していた仮想マシンを起動して問題が解消されたか確認します。
※注意: それでも問題が解決しない場合は、VirtualBoxを再度アンインストールし、古いバージョンのプログラムを試してみてください。
まとめ
以上、Windows Update後にVirtualBoxで「内部ネットワークを開く・作成できませんでした」エラーが発生した場合の5つの対処法をご紹介しました。多くの場合、ネットワークアダプター名の変更やドライバーの不具合が原因ですので、まずは方法1と方法2から順番に試してみてください。
どの方法で解決できたか、ぜひコメント欄でお知らせください。このガイドが役に立ったと思ったら、他の方にもシェアしていただけると嬉しいです。
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