コンピュータのメンテナンス
 Computer >> コンピューター >  >> トラブルシューティング >> コンピュータのメンテナンス

MacでWebサイトをブロックする方法|ペアレンタルコントロールの設定手順を解説

子どものインターネット利用を守ることの難しさは、多くの保護者が実感していることでしょう。学校の宿題のための調べ物のはずが、オンラインカジノやゲーム、アダルトサイトなどの怪しいサイトにたどり着いてしまうことも少なくありません。不適切なコンテンツへの接触だけでなく、こうしたサイトの中にはマルウェアやウイルスが仕込まれている場合もあり、パソコンそのものが危険にさらされる恐れがあります。

なぜWebサイトをブロックする必要があるのか

企業やチームを管理する立場であれば、従業員の生産性向上のために、Macや会社のデバイスでWebサイトをブロックするのも有効な手段です(閲覧自体が業務の一部である場合は別ですが)。Pew Research Centerが2016年に行った調査によると、従業員の67%が勤務中にSNSをチェックしていることがわかっています。また、YouTubeなどの動画配信サイトをはじめ、業務に関係のないサイトへアクセスする傾向も見られます。

MacでWebサイトをブロックする方法

MacでWebサイトをブロックする方法はいくつかあります。Norton FamilyやNet Nannyといったサードパーティ製アプリをインストールして、個々のパソコンでのサイト閲覧を監視・制限する方法もあります。しかし、最も簡単なのは、子どもや従業員が使用するMacに「ペアレンタルコントロール(保護者による使用制限)」を設定することです。

ステップ1:新しいユーザーアカウントを作成する

ペアレンタルコントロールを設定する最初のステップは、子ども用の新しいユーザーアカウントを作成することです。以下の手順に従ってください。

  1. Appleメニュー > システム環境設定 > ペアレンタルコントロールの順に開きます。Spotlight検索からペアレンタルコントロールのウィンドウを開くこともできます。
  2. 新しいユーザーアカウントを作成するには、「ペアレンタルコントロールを使用して新規ユーザーアカウントを作成」を選択し、「続ける」をクリックします。
  3. ユーザーアカウントの詳細情報を入力するフォームが表示されます。アカウント名は通常自動的に入力されますが、任意の名前に変更できます。初めてペアレンタルコントロールを開く場合は、Macのログイン情報の入力を求められます。
  4. パスワードとパスワードヒントを入力し、「続ける」をクリックします。

プロのヒント: システムトラブルや動作低下の原因となるパフォーマンスの問題、ジャンクファイル、有害なアプリ、セキュリティ上の脅威がないか、あらかじめMacをスキャンしておきましょう。

ステップ2:Webサイトのアクセス制限を設定する

子ども向けの管理者権限のないアカウントを作成すると、さまざまなペアレンタルコントロールのオプションを利用できるようになります。閲覧できるWebサイトの制限だけでなく、子どもがやり取りできる連絡先や起動できるアプリも制限可能です。作成したアカウントが選択されていることを確認し、上部メニューから「Web」を選択してください。古いバージョンのmacOSやMac OS Xでは「コンテンツ」を選択します。ブラウザの制限オプションは次の3つです。

  • すべてのWebサイトへのアクセスを許可:どのサイトにも自由にアクセスできる設定です。Webサイトをブロックしたい目的であれば、このオプションは選びません。
  • アダルト向けWebサイトへのアクセスを制限:このオプションでも、アダルトサイトへのアクセスを100%防げるわけではありません。毎日何千もの新しいWebサイトが作られているため、Appleがすべてのアダルトサイトを把握することは不可能であり、子どもが偶然そうしたサイトに遭遇する可能性は残ります。
    • それでもこのオプションを使いたい場合は、「アダルト向けWebサイトへのアクセスを制限」を選択して「カスタマイズ」をクリックします。ここでAppleのリストを編集でき、まだリストにないブロックしたいサイトを追加できます。ブロックリストに加えるには、「これらのWebサイトへのアクセスを許可しない」の下にある「+」ボタンをクリックします。逆に、制限したくないサイトを許可リストに登録するには、「常にこれらのWebサイトへのアクセスを許可」の下の「+」ボタンを使用します。設定後、「OK」をクリックします。
  • 指定したWebサイトのみへのアクセスを許可:最も安全な選択肢です。子どもがアクセスできるサイトを完全にコントロールできます。このオプションを選ぶと、Appleが推奨するWebサイトのリストが表示されるので、下部の「+」「−」ボタンでサイトの追加や削除を行いましょう。

ステップ3:設定を保存する

設定が完了したら、ウィンドウ左下の鍵アイコンをクリックして変更を保存します。以降、設定を変更する際には管理者のパスワードが必要になります。ペアレンタルコントロールはアダルトサイトだけでなく、フィッシングサイトなどの悪意のあるWebサイトをブロックするためにも活用できます。サイトの追加や削除は、ホワイトリストの下にある「+」「−」ボタンをクリックするだけです。なお、このブロック機能はSafariだけでなく、Google ChromeやFirefoxなど他のブラウザにも適用される点が便利です。

補足として、macOS Catalina(10.15)以降では、ペアレンタルコントロールは「スクリーンタイム」機能に統合されています。「システム環境設定」>「スクリーンタイム」から、同様のコンテンツ制限やWebサイトのブロックが設定できるので、お使いのmacOSのバージョンに合わせて確認してください。

ペアレンタルコントロールでWebサイトをブロックするだけでなく、キャッシュファイル、不要なログファイル、壊れたダウンロードファイル、診断レポートなどの不要ファイルを定期的に削除して、Macをクリーンで快適な状態に保つことも大切です。Macクリーニング・修復アプリを活用すれば、不要ファイルの一括削除と動作効率の向上が期待できます。

  1. Windows 10でWebサイトをブロックする5つの方法|hostsファイル・各ブラウザ・ファミリーセーフティ対応

    Windows 10でWebサイトをブロックしたい理由はさまざまです。集中して作業しているのに特定のサイトが気になって仕方がないこともあれば、家族とPCを共有していたり、子どもに勝手に見られたくないサイトがあったりと、プライバシー保護のためにブロックしたいケースもあるでしょう。 関連記事: すべてのWebブラウザーとネットワーク機器でアダルトサイトをブロックする方法 このガイドでは、Windows 10でWebサイトへのアクセスをブロックするための、簡単かつ効果的な手順を詳しく解説します。 Windows 10でサイトへのアクセスをブロックする方法 方法1: hostsファイルを使ってW

  2. iPhoneでWebサイトをブロックする方法|スクリーンタイムで子どもを守る完全ガイド

    忙しい保護者の方にとって、常に子どもを世界の危険から守り続けることは簡単ではありません。モバイルデバイスを通じて、子どもがオンライン上で何を見られるようにするか・見せないようにするかも、その重要な課題の一つです。 スマートフォンで特定のWebサイトをブロックする機能はiPhoneだけの特別なものではありませんが、今や多くの子どもたちが日常的にiPhoneを使用しているため、ペアレンタルコントロールの出発点として最適です。 iOSに標準搭載されている機能を活用すれば、子どもがアクセスできるコンテンツをより細かく管理できます。アダルトコンテンツフィルターによって、子どもに不適切な画像やポップアップ