「Stuff Organizer」でPC内の散らかったファイルを効率よく整理する方法【Windows】
長い間後回しにしてきたことのひとつが、パソコンの中に散らばる画像、動画、データファイル、その他さまざまな「モノ」の整理です。掃除を待つ散らかった地下室のように、私のPCも放置されたままになっていました。ところが、実際に片付ける時間はなかなか取れず、ファイルは増え続ける一方。このままでは、いつかハードディスクが壊れてすべてを失う日が来るかもしれません。
当サイト(MUO)でも、Mac用のファイル整理アプリとしてNiftyBoxやSmartShunoのレビュー、シンプルな整理のコツなどを紹介してきました。今回は、Windows PCで同じことが実現できるアプリを探してみました。Windowsエクスプローラーを開いて1つずつファイルを仕分けることもできますが、「Stuff Organizer」というアプリを使えば、その作業をぐっと速く進められるのです。
Stuff Organizerがディスク整理を効率化する仕組み
Stuff Organizerの最大の特徴は、ファイルを「保存場所」ではなく「種類(何であるか)」を基準に整理できる点です。例えば「アプリケーション」「ゲーム」「画像」「動画」といったラベルを付けたフォルダを作成するイメージに近いのですが、実際にファイルを移動させる必要はありません。
つまり、ファイルがどこに保存されていても関係なく、Stuff Organizerは各ファイルとその保存場所、さらに必要な情報を結びつけるデータベースを作成します。これにより、より柔軟で効率的なファイル管理が可能になります。

カテゴリごとにサブカテゴリを作成することもできるので、さらに細かく分類できます。例えば私は、記事で使う予定の写真と、家族旅行で撮った写真を分けたいと思っていました。現状では、すべての画像が「マイピクチャ」フォルダに散在している状態です。
始め方は簡単です。新しいカテゴリを作成し、「Add stuff」をクリックして、フォルダまたはファイルを追加します。

追加したいファイルを参照して選択しましょう。ファイルは複数同時に選択できます。なお、「Unpack」にチェックを入れると、含まれているZIPやRARファイルが自動的に展開されます。Stuff OrganizerにはUnpack拡張機能がデフォルトでインストールされています。

2つの使い方:物理的な移動か、仮想データベースか
このソフトウェアの使い方は2通りあり、目的に応じて両方を使い分けることもできます。ファイルを選択する際、ターゲットパスを空欄のままにするか、パスを指定するかを選べます。
ターゲットパスを指定した場合は、Stuff Organizerを使ってファイルをあるフォルダから移動し、新しいフォルダへ再配置するようなイメージです。多くの人にとってはこちらが便利でしょう。ハードディスク全体を見渡して、散らかったファイルをより理にかなった形で仕分けるツールとして活用できます。

一方、ターゲットパスを空欄のままにすると、ソフトウェアは作成したカテゴリの下にそのファイルを登録するだけで、実際の保存場所は変更されません。この場合、物理的な整理は行われず、ファイルの場所を記録した仮想的なデータベースが構築されます。Stuff Organizerが、ファイルを探すときのワンストップの「索引」になるわけです。
この使い方が特に有効なのは、例えばプログラマーの場合です。ログファイルや初期化ファイルを使用するアプリケーションがあり、パスを変更できないことがあります。そんなログファイルを探すのに苦労しているなら、Stuff Organizerが役立ちます。「Applications」フォルダを開けばすぐにログファイルが見つかるからです。Stuff Organizerがあれば、そうしたファイルの保存場所を覚えておく必要はありません。ソフトウェアが代わりに記憶してくれるのです。
なお、ファイル追加時に「Unpack」を選択したままにすると、処理ウィンドウが消えるまで少し時間がかかりますが、各ファイルが解凍されターゲットディレクトリへ振り分けられていく進行状況をリアルタイムで確認できます。

私の場合、この機能は本当に便利でした。保存場所を忘れて何度も見失っていた小さなアプリがいくつかあったからです。「Applications」カテゴリフォルダに追加しておけば、今後はワンクリックでアクセスできます。

検索タグと説明文でさらに見つけやすく
さらに、各ファイルには検索タグと説明文を追加できます。検索タグを上手に活用すれば、データベースが大きくなっても、検索フィールドから素早く検索して、数秒で目的のファイルを見つけられるようになります。

また、このソフトウェアはiso、tar、rar、zipなど、さまざまなアーカイブファイルを展開する機能を標準で備えています。

便利なプラグインとバックアップ機能
あらかじめインストール済みのプラグインも多数付属しています。例えばIMDbプラグインは動画ファイルの映画情報を自動取得し、PlayMusicプラグインは音楽ファイルからプレイリストを作成して、プログラム内で直接再生できます。

整理されたファイルキャビネットが巨大になったら、「Settings」ドロップダウンメニューにあるデータベースバックアップユーティリティも活用しましょう。せっかくの整理作業の成果を、万が一のトラブルで失わずに済みます。

現実世界と同じように、大量のファイルを整理するのは決して簡単な作業ではありませんし、そもそも取り掛かる気にもならないものです。しかし、Stuff Organizerのようなツールがあれば、整理作業を大幅に効率化し、格段に楽に進められます。
ぜひStuff Organizerを試して、散らかったデジタル環境を取り戻すのがどれほどシンプルで速いかを実感してみてください。使用感や、クリーンアップが楽になったかどうかを、下のコメント欄でぜひ教えてください。
画像クレジット:ShutterStock
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