コンピュータのメンテナンス
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PCの春の大掃除チェックリスト【前編】ハードウェアのクリーニング術

北半球に春が訪れると、世界中の家庭で大掃除が行われ、1年間で溜まったホコリや不要物が一掃されます。実は、私たちのパソコンにも同じようにホコリやゴミが蓄積しています。ファンがホコリで詰まっていたり、ストレージがデータで一杯だったりするなら、そろそろ徹底的な春の大掃除をしましょう。以下のチェックリストを使えば、作業は驚くほどスムーズに進みます。

このチェックリストの前編では、デスクトップPCやノートパソコンの物理的なクリーニングのポイントを順にご紹介します。後編では、不要になったファイルや使っていないプログラム、不要なプリインストールソフトなどをWindowsマシンから一掃する方法を解説します。

PCのハードウェアを掃除する前に、以下の基本的な注意点を必ず守ってください。

  • パソコンの電源を切る
  • バッテリーを取り外す(取り外し可能な場合)
  • 電源ケーブルをコンセントから抜く
  • 静電気対策として体をアースする

1. キーボードをきれいにする

アリゾナ大学の研究によると、キーボードはトイレの便座よりも汚れていることが分かっています。意外に聞こえるかもしれませんが、あなたのキーボードを最後に掃除したのはいつですか?汚れたキーボードは健康被害の原因にもなり得ます。春の大掃除のチャンスに、手早くきれいにしてしまいましょう。

まず、掃除機を使ってキーボードの隙間に入り込んだホコリやゴミを丁寧に吸い取ります。次に、水で軽く湿らせた糸くずの出ないクロスでキーを拭きます。最後に、アルコールワイプで消毒するか、アルコール入りのクリーナーをクロスに吹きかけて拭き上げましょう。汚れがひどい場合は、キーボードを分解してキーをまとめて洗うことも可能です。その際は、組み立て直すときに迷わないよう、分解前に必ずキーボードの写真を撮っておくのがコツです。

以下の動画は外付けのMacキーボード向けのものですが、手順は他の一般的な外付けキーボードやノートPCのキーボードにもそのまま応用できます。

最近のMacのようなチックレット(アイソレーション)タイプのキーボードをお使いの場合は、MacBookにコーヒーやコーラをこぼしたときの対処法を解説した記事の下部セクションで、実践的なクリーニングのアドバイスを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

2. マウスをきれいにする

キーボードが汚れているなら、マウスも当然汚れています。上面は糸くずの出ないクロスできれいに拭き取りましょう。また、底面の光学センサー(LED)は綿棒で丁寧に拭いてください。古いボール式のマウスをお使いの場合は、ボールを取り外して、ホコリや髪の毛、ゴミを取り除きましょう。

PCの春の大掃除チェックリスト【前編】ハードウェアのクリーニング術

掃除が終わったら、究極のマウスキャリブレーションテストを試してみてはいかがでしょうか。

3. 冷却ファンを掃除する

デスクトップPCでもノートPCでも、CPUやGPUには冷却が不可欠です。一般的には、ファンでヒートシンク(放熱フィン)を冷やし、プロセッサからの熱を放出する仕組みになっています。しかし、吸気口のグリルやファン、通気口がホコリで塞がれると、冷却効率が低下します。その結果、プロセッサはより頻繁に高温になり、動作が遅くなったり、最悪の場合は寿命が縮んで早期故障の原因にもなります。最適なエアフローと冷却性能を維持するためにも、ファン、吸気グリル、通気口をしっかり掃除しましょう。

PCの春の大掃除チェックリスト【前編】ハードウェアのクリーニング術

具体的な掃除方法は機種によって異なります。GoogleやYouTubeで機種名を検索すれば、詳しい手順や解説動画が見つかるはずです。一般的には、ファンを露出させてから、掃除機かエアダスター(圧縮空気スプレー)でホコリを除去し、湿らせた布で拭き取ります。吸気グリルや通気口も同様に掃除してください。ただし、グリス(熱伝導材)の塗り直しをする覚悟がない限り、ヒートシンクは絶対に取り外さないでください!

ノートPCをお持ちの方は、ノートパソコンの過熱を解消する方法を解説した記事も併せてご覧ください。

4. 液晶モニターをきれいにする

最新の液晶ディスプレイの掃除は、昔のCRTモニターとは方法が異なります。CRTはガラスで覆われていますが、液晶ディスプレイの表面はより傷つきやすいプラスチック系の素材でできているためです。液晶画面を傷めずに掃除するには、糸くずの出ないクロス、蒸留水(ホコリ用)またはイソプロピルアルコールや白酢(油汚れ用)、そしてできればスプレーボトル(アトマイザー)を用意しましょう。クロスに水、またはイソプロピルアルコールと水を1:1で混ぜた液を吹きかけ、その湿ったクロスで画面を優しく拭きます。

PCの春の大掃除チェックリスト【前編】ハードウェアのクリーニング術

より詳しい手順や追加のコツについては、液晶モニター画面を効果的に掃除する最適な方法を解説した記事をご参照ください。

やってはいけないこと・やるべきこと

どんな電子機器を掃除する場合でも、電源が入ったまま作業してはいけません!必ずデバイスの電源を切り、電源を取り外してください。水が滴るほど濡れたスポンジや布の使用はNGです。乾きが早い湿らせた布やアルコール系クリーナーを積極的に活用しましょう。元に戻せるかどうか自信がない場合は、デバイスの分解に挑戦しないこと。必ず取扱説明書やメーカーの公式手順を確認してください。

皆さんはPCのハードウェアを定期的に掃除していますか?おすすめのコツがあればぜひ教えてください。筆者が書き漏らしたポイントがあれば、こちらもお聞かせください。

画像クレジット:Gloved Hand with Sponges via Shutterstock、Cleaning Computer Mouse via Shutterstock、Cooling Fan in Laptop via Shutterstock、Woman Cleaning Computer via Shutterstock

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