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MacのGarageBandでキーボードを録音する方法|3つの録音手法を徹底解説

GarageBandは、無料でありながら驚くほど多機能なデジタル・オーディオ・ワークステーション(DAW)です。キーボードを録音したい場合も、GarageBandではいくつかの方法が選べ、それぞれ手軽さやカスタマイズ性が異なります。

まったくの初心者の方でも、別の録音方法を探している方でも、この記事では複数の録音方法を解説し、実際に録音を始めるまでの手順をご紹介します。

GarageBandでキーボードを録音する3つの方法

MacのGarageBandでキーボードを録音する方法|3つの録音手法を徹底解説

GarageBandでキーボードを録音する方法は主に3つあります。マイクでスピーカーからの音を拾って録音する方法、オーディオインターフェース経由でライン出力から録音する方法、そしてキーボードをMIDIコントローラーとしてMacに直接接続して録音する方法です。

出力端子の位置はキーボードのモデルによって異なりますが、心配いりません。本体の前面、背面、場合によっては底面に、下記画像のような各種出力端子があるので確認してみてください。

少し細かい話になりますが、自分に合った録音方法を見極めておくことが大切です。それぞれの方法を理解しておけば、後ほど紹介する手順ガイドもスムーズに進められるはずです。

マイクを使ってキーボードを録音する

最もシンプルなのは、マイクでキーボードのスピーカーから鳴る音をそのまま録音する方法です。

キーボードの出力端子に関する知識は不要で、セッティングも比較的簡単です。マイクをスピーカーの近くに置いて録音するだけです。

ただし、一見簡単そうに見えるこの方法は、必ずしもベストとは言えません。ピアノなどの本来の響きではなく、スピーカー越しに再生された音を録音することになるため、どんなに高性能なマイクを使っても、音質には限界があります。

ライン出力を使ってキーボードを録音する

もうひとつの方法は、ライン出力を利用した録音です。この方法にはいくつか準備が必要です。

まず、キーボードにライン出力端子があるか確認しましょう。通常は背面にOutput(R, L/Mono)と表記されたポートがあります。

MacのGarageBandでキーボードを録音する方法|3つの録音手法を徹底解説

また、キーボードのヘッドフォン端子をライン出力として代用することもできます。端子の位置は機種によって前面、背面、底面と異なるため、Headphonesの表記かヘッドフォンのアイコンを目印に探してください。

MacのGarageBandでキーボードを録音する方法|3つの録音手法を徹底解説

さらに、オーディオインターフェースと、接続先に応じた1/4インチケーブルまたは1/8→1/4インチ変換ケーブルが必要です。

オーディオインターフェース選びが初めてという方には、FocusriteのScarlettシリーズがおすすめです。高品質かつコンパクトなモデルが豊富に揃い、ライン出力にも対応しています。

キーボードをMIDIコントローラーとして使って録音する

3つ目の方法は、キーボードをMIDIコントローラーとして使用する録音方法です。

この場合、実際の音声は録音されません。代わりに、どの鍵盤を押したか、どの強さで押したか、押していた長さ、ペダルの使用など、演奏に関する情報がすべて記録されます。これらのデータをもとに、バーチャルインストゥルメント(VSTやAU音源とも呼ばれます)が音を生成します。

この方法ならプロ仕様の音質を実現でき、トラックの編集や微調整も格段に行いやすくなります。ただし、すべての音がデジタル的に再現されるため、生演奏ならではの「自然な」質感が損なわれる点には留意が必要です。

キーボードをMIDIコントローラーとして使うには、Macに直接接続します。まず、キーボードにUSB Type-B端子(通常はUSB (Computer)と表記)があるか確認してください。あれば、Macのポートに合わせてUSB-B to USB-Aケーブル、またはUSB-B to USB-Cケーブルを使用できます。

MacのGarageBandでキーボードを録音する方法|3つの録音手法を徹底解説

USB-B端子がない場合でも大丈夫です。5ピンMIDI出力端子を使えば、同じようにMIDIコントローラーとして接続できます。

MacのGarageBandでキーボードを録音する方法|3つの録音手法を徹底解説

この場合はUSB-Bケーブルの代わりに、5ピンMIDI-USBケーブルでキーボードとMacをつなぎます。

GarageBandでキーボードを録音する手順

MacのGarageBandでキーボードを録音する方法|3つの録音手法を徹底解説

それでは実際に録音を始めましょう。前のセクションで情報量が多く感じたかもしれませんが、そのおかげでここからの手順はとてもスムーズに進められます。

選んだ方法によって手順が少し異なるため、以下を目安にしてください。

  • マイクで録音する場合:Aの手順に従ってください。
  • ライン出力で録音する場合:Bの手順に従ってください。
  • MIDIコントローラーとして録音する場合:Cの手順に従ってください。

ステップ1:機材をセットアップする

A: マイクをスピーカーから数センチ離れた位置に設置し、USBマイクならMacへ、XLRマイクならオーディオインターフェースへ接続します(オーディオインターフェースはMacにつなぎます)。ヘッドフォンをオーディオインターフェースに接続してください。

B: ケーブルの片方をキーボードのHeadphonesポートまたはOutput L/Monoポートに、もう片方をオーディオインターフェースに接続し、インターフェースをMacにつなぎます。ヘッドフォンをオーディオインターフェースに接続してください。

C: ケーブルの片方をキーボードのUSB-BポートまたはMIDI IN/MIDI OUTポートに、もう片方をMacに接続します。キーボード本体のスピーカー音量を必ずオフにしてください。ヘッドフォンはMacに接続します。

ステップ2:新規プロジェクトを作成する

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A、B、C共通: GarageBandを開き、「空のプロジェクト」を選択します。起動時に以前のプロジェクトが開かれた場合は、画面左上の「ファイル」メニューから「新規」を選んでください。

ステップ3:環境設定を確認する

MacのGarageBandでキーボードを録音する方法|3つの録音手法を徹底解説

A、B、C共通: 画面左上の「GarageBand」メニューから「環境設定」、「オーディオ」または「オーディオ/MIDI」を選択します。

A、B: 「入力デバイス」と「出力デバイス」のポップアップメニューで、オーディオインターフェースを選択し、環境設定を閉じます。

C: 「出力デバイス」のポップアップメニューで、ヘッドフォンを選択し、環境設定を閉じます。

ステップ4:トラックタイプを選択する

MacのGarageBandでキーボードを録音する方法|3つの録音手法を徹底解説

A、B: 「トラックタイプを選択」から、マイクアイコンの付いたトラックを選びます。

C: 「トラックタイプを選択」から「ソフトウェア音源」を選びます。

ステップ5:キーボードをセットアップして録音する

A、B: トラックが作成されたら、それを選択し、下部の「トラック」と「マスター」のうち「トラック」が選択されていることを確認します。「入力」の横にあるドロップダウンから、マイクの入力を選択します。

トラック名は、トラックを選択してタイトル部分をダブルクリックすれば変更できます。また、左側のサウンドライブラリや手動設定でEQ(イコライザー)を自由にカスタマイズすることも可能です。

録音中に音をモニターしたい場合は、「入力」の下にある「モニタリング」の隣のアイコンを有効にします。

C: Macに直接接続しているため、MIDI入力は自動的に認識されます。キーボードを弾けば、ヘッドフォンから音が聞こえるはずです。

トラック名は、トラックを選択してタイトル部分をダブルクリックすれば変更できます。左側のサウンドライブラリでキーボードから演奏するバーチャルインストゥルメントを選び、右下でその音源のEQを調整しましょう。

A、B、C共通: これで録音の準備は完了です!録音ボタンをクリックするか、Rキーを押して録音を開始しましょう。忘れずにCmd + Sでプロジェクトを保存してください。

キーボードをより大きなプロジェクトに組み込もう

最初は情報量が多く感じられるかもしれませんが、一度コツをつかめば、キーボードでの録音がどんどん快適になります。慣れてくれば、GarageBandで複数のライブトラックを同時に録音する際にも、キーボードを取り入れられるようになります。

これでGarageBandでのキーボード録音の方法はバッチリです。ソロ作品でもバンドアンサンブルでも、より大きな音楽プロジェクトにぜひ活かしてみてください。

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