Windows 8アプリが動かない・不調?知っておきたいトラブルシューティングの重要ヒント
Windows 8は、従来のWindowsとはまったく異なる新しいアプリモデルとエコシステムを採用したOSです。これまでのWindowsでどれほどトラブルシューティングに慣れていても、Windows 8に最初に向き合ったときは、その経験だけでは対応しきれないでしょう。
とはいえ、定番の「パソコンを再起動する」というアドバイスは今でも最優先です(本当に効きます。多くの問題は再起動だけで解決します)。そのうえで、本記事ではWindows 8アプリ特有のトラブル対処法をまとめました。Windows 8自体がまだ新しいOSなので、これはあくまで入門編としてご覧ください。より踏み込んだガイドは後日お届けする予定です。
まずはメールを確認する
MicrosoftはWindows 8ストアアプリに対して厳しいルールを設けています。アプリが利用規約に違反した場合(成人向けコンテンツの含有や著作権侵害など)、MicrosoftはそのアプリをWindowsストアから削除することがあります。ストアから削除されたアプリは、インストール済みであってもシステム上で動作しなくなります。
このような場合、Microsoftからメールが届くことになっています。アプリが起動しないときは、まずメールボックスを確認してみましょう。「Microsoftがアプリを無効化しました」という通知が届いているかもしれません。
アプリを閉じて再起動する
アプリの挙動がおかしいときは、一度終了して再起動すると改善する場合があります。ただしWindows 8アプリには×ボタンがなく、閉じ方が直感的ではない点に注意が必要です。Windows 8では、別のアプリへ切り替えた瞬間に元のアプリは一時停止し、戻れば中断したところから再開される仕組みになっています。
アプリを明示的に閉じる主な方法は以下の通りです。
- アプリ起動中にAlt + F4キーを押す
- アプリスイッチャー上でアプリをマウスの中ボタンでクリックする
- マウスカーソルを画面上部へ移動して手の形に変わり、アプリをつかんで画面下端までドラッグする
タスクマネージャーを使う方法もあります。Ctrl + Shift + Escで起動し、対象アプリを選択して「タスクの終了」をクリックすれば強制終了できます。各アプリが消費しているCPU・メモリ・ディスク・ネットワークの使用状況も一目で確認できるため、動作が重いアプリの特定にも役立ちます。
公式トラブルシューティングツールを実行する
Microsoftは、Windows 8アプリの潜在的な問題を診断する公式ツールを無償で提供しています。ツールをダウンロードして実行し、「Windows ストア アプリ」を選択してください。診断が始まり、検出された問題については自動的に修復が試みられます。運が良ければこれだけで問題が解決するか、少なくとも原因の絞り込みにつながるはずです。
画面解像度が要件を満たしているか確認する
そもそもアプリが起動しない場合は、画面解像度を確認しましょう。Windows 8アプリが動作する最低解像度は1024×768です。これ未満の解像度では、モダンアプリは起動できません。
確認方法は簡単です。デスクトップの空き部分を右クリックして「画面の解像度」を選択してください。現在の解像度が1024×768未満であれば、引き上げられるか試してみましょう。最大値でも足りない場合、そのディスプレイではWindows 8アプリを利用できません。小型ネットブックなどでは特に注意が必要です。
また、複数アプリの同時表示を可能にするスナップ機能には1366×768以上の解像度が必要です。画面の横幅が1366ピクセル未満の場合、スナップは一切機能しません。
アプリを最新バージョンに更新する
Windows 8は登場したばかりで、Windowsストアのアプリの多くはまだ成熟途上です。バグを抱えている可能性もありますが、その分アップデートのペースも速いのが特徴です。問題に遭遇したら、まずアプリが最新版かどうかを確認しましょう。ストアアプリを開き、チャームバーの「設定」から「アプリの更新」を選択し、「更新プログラムの確認」ボタンを押します。インストール済みアプリの新しいバージョンが見つかれば、そこから更新できます。
あわせて、ストアの設定で自動更新が有効になっているかも確認しておきましょう。有効にしておけば、今後も常に最新版が保たれます。なお、回線速度や通信量に制限がある環境では、自動更新をオフにしておくと通信量の節約になります。
アプリのライセンスを同期する
PC上でアプリのライセンス情報が正しく同期されていないと、アプリが正常に動作しないことがあります。「アプリの更新」画面にある「ライセンスの同期」ボタンを押して手動同期を実行してみてください。ライセンス関連の不具合であれば、これで改善するケースがあります。
アプリを再インストールする
アプリのファイルが破損していたり、初回インストール時に何らかの問題が起きていたりする可能性もあります。そんなときは再インストールが有効です。スタート画面で対象アプリのタイルを下方向へスワイプ(または右クリック)し、「アンインストール」を選択します。
再インストールも簡単です。ストアを開いて画面上で右クリック(または画面上端から下へスワイプ)し、「ユーザーのアプリ」を選択。アンインストールしたアプリを探して、もう一度インストールしましょう。
開発元に問い合わせる
自分ではどうにも解決できない場合は、開発元へ直接フィードバックを送りましょう。ストアアプリで該当アプリのページを開き、「詳細」セクション内の「サポート」リンクをクリックします。開発元へのメール送信、または専用サポートページへのアクセスが可能です。
それでもPC全体の不調が続くようであれば、「PCの更新」機能を試すのも一案です。これは個人ファイルを残したまま、プログラムとシステムファイルを出荷時の状態へ復元できる機能です。チャームバーから「設定」→「PC設定の変更」を開き、「全般」パネルにある「ファイルに影響を与えずに PC を更新する」を実行します。
Windows 8をもっと使いこなしたい方は、無料のWindows 8ガイドもぜひダウンロードしてください。皆さんが発見したトラブルシューティングのコツや問題の解決策があれば、ぜひコメント欄で共有してください!
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