コンピュータのメンテナンス
 Computer >> コンピューター >  >> トラブルシューティング >> コンピュータのメンテナンス

ビデオスケジューラ内部エラーとは?Windows 10のBSODストップコードを解決する8つの対処法

ブルースクリーン・オブ・デス(BSOD)は、その悪名の高さゆえに略称が定着するほど有名なエラーです。Windows 10では旧バージョンほど頻繁に発生しなくなりましたが、いったん発生すれば昔ながらの頭痛の種であることは変わりません。

特に厄介なのが、「VIDEO SCHEDULER INTERNAL ERROR(ビデオスケジューラ内部エラー)」という謎めいたストップコードを伴うBSODです。原因の特定は難しいのですが、この記事では試す価値のある解決策を8つに分けてまとめました。

1. アンチウイルススキャンを実行する

ウイルスがビデオスケジューラ内部エラーの原因になっている可能性は低いものの、確認しておいて損はありません。手順は簡単で時間もかからず、そもそも定期的に実行すべき作業でもあります。

意識していなくても、Windows 10には標準で「Windows Defender(Microsoft Defender ウイルス対策)」が搭載されており、誰でも簡単に使えます。サードパーティ製のアンチウイルスやマルウェア対策ツールを使っても構いませんが、ここではWindows Defenderを例に説明します。

スタートメニューを開くかWindowsキーを押し、「Windows Defender」と入力してEnterキーを押します。「ウイルスと脅威の防止」アイコンをクリックし、「スキャンオプション」を選択します。さらに「フルスキャン」にチェックを入れて、PC全体を徹底的にスキャンしましょう。

2. システムドライブをチェックする

マルウェアの心配がなくなったら、次はHDDやSSDに破損がないかを確認しましょう。

Windowsキーを押して「cmd」と入力します(Enterはまだ押さないでください)。表示された「コマンドプロンプト」アイコンを右クリックし、「管理者として実行」を選択します。「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」という確認画面が出たら「はい」をクリックします。

続けて、以下のコマンドを入力してディスクチェックを実行します。

chkdsk /f /r

「システムの再起動後にスキャンが実行される」という旨のメッセージが表示されたら、Yキーを押して確定します。その後、Windowsを再起動するとハードディスクのチェックが開始されます。

chkdskユーティリティはこれ以外にも便利な使い方がたくさんあります。気になる方は、chkdskの活用テクニックをあわせてチェックしておくとよいでしょう。

3. レジストリをスキャンして修復する

レジストリの破損は、ビデオスケジューラ内部エラーを含むさまざまなWindows 10のストップコードを引き起こすことがあります。レジストリ修復にはいくつか方法がありますが、Microsoft純正の「システムファイルチェッカー(SFC)」はOSに組み込まれているため安心して使えます。chkdskのときと同様、管理者権限のコマンドプロンプトが必要です。

Windowsキーを押して「cmd」と入力し、アイコンを右クリックして「管理者として実行」を選択します。次に、以下のコマンドを入力します。

sfc /scannow

Enterキーを押すとスキャンが始まります。完了までにはある程度時間がかかります。スキャンが終わったら、PCを再起動して破損ファイルの修復を完了させましょう。

4. ビデオドライバーを更新する

ビデオスケジューラ内部エラーの原因として最も多いのが、グラフィックスドライバーの不具合です。Windows 10ではドライバーの更新が比較的簡単に行えるため、上記の方法で改善しなかった場合はまずこれを試してみてください。

スタートボタンを右クリック(タッチ操作の場合は長押し)し、メニューから「デバイスマネージャー」を選択します。「ディスプレイアダプター」カテゴリを展開し、表示されたGPUを右クリックします。「ドライバーの更新」を選択し、画面の指示に従って処理を完了させます。

処理が終わったら、PCを再起動してください。

5. ビデオドライバーを再インストールする

ドライバーの更新で効果がなかった場合は、再インストールを試みましょう。前の手順と同じく、Windowsのデバイスマネージャーを使用します。

スタートボタンを右クリック(または長押し)して「デバイスマネージャー」を開き、「ディスプレイアダプター」を展開します。グラフィックカードを右クリックして「デバイスのアンインストール」を選択し、そのままPCを再起動します。

再起動後、グラフィックカードメーカーの公式サイトまたはWindows Updateから最新のドライバーを入手し、インストーラーを実行して画面の指示に従ってインストールします。

6. Windowsアップデートを適用する

システムを最新の状態に保つことは、セキュリティなどさまざまな面で重要です。ビデオスケジューラ内部エラーのようなBSOD問題の解決にも役立ちます。Windows 10は通常自動的にアップデートされますが、念のため手動で最新の更新プログラムを確認しておくと安心です。

Windowsキー + Iを同時に押して設定アプリを開きます。項目の一覧から「更新とセキュリティ」を選択し、画面右側の「更新プログラムのチェック」ボタンをクリックします。

利用可能な更新プログラムがある場合は、自動的にダウンロードが始まります。ダウンロードが完了したら、PCを再起動してインストールを完了させましょう。

7. 最近追加したハードウェア・ソフトウェアを取り除く

最近新しいハードウェアやソフトウェアを導入した場合、それが問題の原因になっている可能性があります。特に、新規インストール直後からビデオスケジューラ内部エラーが発生し始めたのであれば、まずそれを取り外す(アンインストールする)ことをおすすめします。新しいハードウェア本体だけでなく、付属のシステムドライバーもトラブルの元になり得ますし、スタンドアローンのソフトウェアも同様です。

ソフトウェアの場合は、Windows標準の「システムの復元」機能が便利です。特に、新しいハードウェアやソフトウェアを追加する前に復元ポイントを作成していた場合は効果的です。今後のためにも、システムの復元の使い方を覚えておくとよいでしょう。

8. その他の対処法

ビデオスケジューラ内部エラーを引き起こす要因は、ほかにもいくつか考えられます。重量級のグラフィックスカードは、長期間使用しているうちにスロット内でたわんでしまうことがあり、これが接触不良やエラーの原因になることがあります。心当たりがある場合は、PCを横向きに寝かせて電源を入れ、エラーが消えるかどうか確認してみてください。

また、グラフィックカードのオーバークロックもエラーの原因になります。オーバークロック後にエラーが発生した場合は、クロック周波数を変更して症状が改善するか確認してみましょう。

単体のグラフィックカードをお持ちの場合は、別のPCに取り付けて正常に動作するか試すのも有効です。逆に、予備のグラフィックカードがあるなら、それを自分のPCに挿してエラーが消えるか確認してみてください。

その他のBSOD問題については?

ビデオスケジューラ内部エラーは比較的厄介な部類ですが、BSODにはほかにもさまざまな種類があります。幸い、これまで数多くのBSODエラーに対応してきました。「メモリ管理」のストップコードに遭遇したときのために、専用の解決ガイドも用意しています。

また、マシンチェック例外(MCE)のようなより深刻なエラーは、原因の特定がさらに難しくなります。こうしたエラーに直面した際の対処法についても、ぜひ参考にしてください。

  1. VIDEO_SCHEDULER_INTERNAL_ERROR(ビデオ スケジューラの内部エラー)を修正する7つの対処法

    VIDEO_SCHEDULER_INTERNAL_ERROR(ビデオ スケジューラの内部エラー)は、Windows 10で発生するブルー スクリーン オブ デス(BSOD)エラーの一つで、ビデオ スケジューラが致命的な違反を検出したことを示します。ストップ エラーコードは「0x00000119」です。最近インストールしたハードウェアやソフトウェアが原因で、ビデオ ドライバーとWindowsとの間に競合が生じると、このエラーが発生することがあります。 このエラーの主な原因は、グラフィックスカード本体またはそのドライバーの不具合です。エラーが発生すると、PCが数分間フリーズした後に自動的に再起動し

  2. Windows 10で発生するビデオスケジューラ内部エラー(Video Scheduler Internal Error)の原因と解決法【完全ガイド】

    どのようなパソコンでも、何らかのエラーに遭遇する可能性があります。パソコンは機械ですので、ソフトウェアやハードウェアに起因するさまざまなトラブルは避けられません。その中でも深刻なエラーのひとつが、悲しい顔マーク(🙁)とともに表示される「Video Scheduler Internal Error(ビデオスケジューラ内部エラー)」というメッセージを伴う、いわゆるブルースクリーン(BSOD)です。 このエラーを見ると不安になるかもしれませんが、新しいPCを購入したり、既存のPCをリセット・初期化したりしなくても解決できる方法はいくつかあります。PCのリセット自体はそれほど大変ではありませんが、