コンピュータのメンテナンス
 Computer >> コンピューター >  >> トラブルシューティング >> コンピュータのメンテナンス

PCをゲーム用に最適化する4つの重要な調整

「以前は快適に動いていたゲームが、最近どうも重くなった…」と感じていませんか?ご安心ください。新しいPCを買い替えなくても、ちょっとした工夫でゲーム環境を大きく改善できます。

PCのパフォーマンスは、ソフトウェアとハードウェアの両方に左右されます。つまり、無料または少額の出費で実践できる最適化策がいくつもあるのです。

この記事では、お使いのPCを最大限に活かすためのゲーミングPC設定のコツを紹介します。

1. マシンをこまめにメンテナンスする

PCをゲーム用に最適化する4つの重要な調整

多くの人が直面する最大の問題は、資金不足ではなく「時間のなさ」です。年月が経つにつれ、あらゆるPCは徐々に動作が遅くなります。原因は不要な常駐ソフト(ブロートウェア)、ハードウェアの不具合、あるいは陳腐化したパーツなどさまざまですが、いずれにしてもゲームの快適さは失われていきます。

どんな構成のPCであっても、ピークの状態を保つには定期的なメンテナンスが欠かせません。まずはWindowsの重要なメンテナンスタスク一覧を参考に、基本を押さえておきましょう。

近年主流となっているSSDをお使いなら、デフラグの心配は不要です。ただし、ゲーム中に不要なプログラムがバックグラウンドで動かないよう、Windowsのスタートアップ項目の管理方法は覚えておきましょう。

さらに重要なのがドライバーの更新です。特にグラフィックドライバーは要チェック。NVIDIAやAMDの最新ドライバーを導入するだけで、描画パフォーマンスが向上するケースは少なくありません。

2. Windowsをゲーム向けに最適化する

PCをゲーム用に最適化する4つの重要な調整

Windows 10/11には、ゲーマー向けの便利な機能が多数搭載されています。たとえば「ゲームモード」をオンにすれば、ワンクリックでPCがゲーム優先の状態に切り替わります。一方で、プレイ中に邪魔になりうる設定もあるので注意が必要です。

Windows Updateによる自動再起動でゲームの最中に中断されないよう設定を見直したり、通知をオフにしたりといった工夫で、OSのパフォーマンスを底上げできます。

ゲーム専用機としてPCを使っている場合でも、土台となるOSをベストな状態に保つことは重要です。これらの対策だけでPCが劇的に高性能化するわけではありませんが、マシンをピークコンディションへ導くための必須ステップといえます。

3. 適切なハードウェアを整える

PCをゲーム用に最適化する4つの重要な調整

ライトユーザーなら、壊れていないものに手を加えたいとは思わないかもしれません。しかし本格的なPCゲーマーにとっては、自分のニーズに合わせてPCを強化すること自体が楽しみの一つです。ゲーミング環境において、ハードウェア選びは極めて重要です。

アップグレードには手軽なものから難易度の高いものまで various ありますが、特に効果の大きい3つの項目を紹介します。

SSDへの換装

自作PC経験者には常識ですが、ゲーミング初心者の方は意外と見落としがちなポイントです。ストレージには主にHDD(ハードディスクドライブ)とSSD(ソリッドステートドライブ)の2種類があります。HDDは安価で大容量というメリットがある一方、SSDと比べると動作速度は大きく劣ります。

まだSSDを導入していないなら、PCに施せる最良のアップグレードがこれです。起動からシャットダウンまでシステム全体が高速化し、ゲームのロード時間も大幅に短縮されます。

製品選びに迷うなら、信頼性の高い定番シリーズ「Samsung 860 EVO」がコストパフォーマンスに優れた選択肢です。

PCをゲーム用に最適化する4つの重要な調整

Samsung 860 EVO 500GB 2.5インチ SATA III 内蔵SSD(MZ-76E500B/AM)

メモリ(RAM)の増設

PCをゲーム用に最適化する4つの重要な調整

次に、マザーボードのメモリ容量を最大限活用できているかを確認しましょう。これも手軽かつ比較的安価にゲーム性能を引き上げられる方法です。RAMが十分にあれば複数の処理を同時にこなせますが、容量不足だと重いゲームでカクつきが発生したり、最悪の場合起動すらできないこともあります。

SSDと違い、こちらは特定製品のおすすめが難しい部分です。マザーボードによって対応するメモリの容量や規格が異なるため、購入前に必ずマニュアルやメーカーサイトで仕様を確認してください。

一般的な目安としては、現在の最低ラインは8GB。大半のゲームはこれで足りますが、将来を見据えるなら16GBがおすすめです。32GB以上が必要になるのは、ごく一部のヘビーユーザーだけでしょう。

また、最近のPCの多くはデュアルチャンネル対応のため、メモリは1本より2本構成が有利です。16GBに増設するなら、16GB×1本ではなく8GB×2本を選びましょう。スロットが4つあるマザーボードでも同じ考え方が applies します。

グラフィックカードの見直し

多くの場合、どのゲームをどこまで美しい画質で遊べるかは、グラフィックカード(GPU)の性能で決まります。

内蔵グラフィックスでゲームをしているなら、早めに専用グラフィックカードへのアップグレードを検討すべきです。内蔵GPUはゲーム用途には能力が限られており、近いうちに壁にぶつかることになります。

「GPUはあるけど性能が正直わからない」という方は、PCがどのゲームを動かせるか診断できるWebサービスを活用してみましょう。他のユーザーの構成と比較できるので、自分のシステムの立ち位置も把握できます。

4. オーバークロックを検討する

現代のオーバークロックは、シンプル・安全・スピーディーになりました。万能な性能向上策ではありません(専門ツールでトラブルが起きた事例もあります)が、成功すればパーツの性能を約1世代分引き上げられる可能性があります。マウスを数回クリックするだけで得られる改善としては、かなり大きいものです。

もちろん、誰もが驚異的な数値を出せるわけではありません。それでも、オーバークロック挑戦が完全に無駄に終わるケースはまれです。何より、試すこと自体は無料なので損はありません。

まずはGPUを安全にオーバークロックする手順を解説したガイドを参考に、チャレンジしてみてください。

ゲーミングPCを万全の状態にしよう

ここで紹介した最適化術を活用すれば、最高スペックのPCを持っていなくても、十分にゲームを楽しめます。パーツのアップグレードは確かに効果的ですが、多くの場合、基本的なソフトウェアのメンテナンスだけでも体感性能はぐっと向上します。まずは実践して、お気に入りのゲームがどれだけ快適になったか確かめてみてください。

もし「さすがにPCが古すぎる」と判断したなら、コスパ重視でゲーミングPCを自作する方法を解説したガイドをチェックしてみましょう。

さらに快適なゲームライフを目指すなら、全ゲーマー必携のおすすめゲーミングアクセサリー特集もぜひご覧ください。

画像クレジット:Syda Productions/Shutterstock

  1. Windows 11をゲーム向けに最適化する方法【8つの設定テクニック】

    高性能なゲーミングPCやノートパソコンを手に入れて、ゲーム体験を向上させようとしている方は多いでしょう。しかし、ハードウェアだけでなく、PC側の特定の設定を有効にすることでもゲーム体験は大幅に向上することをご存知でしょうか。ゲームの動作が遅い、Windows 11がフリーズするといった悩みを抱えているなら、ここで紹介する8つの方法でPCを最適化し、Windows 11のゲームパフォーマンスをブーストしましょう。 CPU(中央処理装置)は演算処理を受け取って実行する役割を担い、GPU(グラフィックス処理装置)はゲーム内で見る画像を描画する役割を持ちます。そしてRAM(メインメモリ)はデータを短期

  2. キーボードを膝の上に置く「ロシア式」ゲームスタイルとは?メリット・デメリットと快適な膝置きデスクの選び方

    ゲームを快適にプレイできる最適な姿勢を見つけることは、ゲーマーにとって非常に重要です。お気に入りのFPSゲームをプレイしながら、快適さと操作性を両立させるために、さまざまなポジションを試したことがある方も多いのではないでしょうか。PCゲームの歴史の中で、ゲーマーたちは常に同じ悩みと向き合ってきました。そしてその中から、プレイスタイルごとに独自の名称が生まれています。そのひとつが、キーボードを膝の上に置いてゲームをする「ロシア式(Russian Style)」です。キーボードを膝に載せてプレイするスタイルは「ロシア式」とも呼ばれます。従来のデスク上でのセットアップと比べて手首や前腕への負担を軽減