Windows・Mac版Excelで「開発」タブを表示する方法|マクロとVBAを使うためのステップバイステップガイド
「開発」タブは、Excelに隠された強力な自動化ツールへの入り口です。マクロの記録、VBA(Visual Basic for Applications)によるプログラミング、XMLデータの取り込み、フォームコントロールの挿入など、業務効率を大きく高める機能がまとめられています。ただし、これらの機能は普段あまり使われることがないため、Microsoftは既定でこのタブを非表示にしています。とはいえ、ほんの数クリックで表示させることができます。
Web版Excelの場合:ブラウザー版のExcelはVBAに対応していないため、「開発」タブそのものが存在しません。代わりに、自動化ツールは [自動化] ► [Code Editor] から利用できるOffice スクリプトとして提供されています。
セキュリティに関する注意:「開発」タブを有効にするとマクロの作成・実行が容易になりますが、出所不明のファイルに含まれるマクロにはマルウェアが仕込まれている恐れがあります。VBAを有効化・実行する前に、Microsoftが公開しているマクロセキュリティのガイダンスを必ず確認してください。
それでは、リボンに「開発」タブを追加する具体的な手順を、お使いのOSごとに見ていきましょう。
Windows版(Microsoft 365 / 2016以降)で「開発」タブを表示する手順
- パソコンでMicrosoft Excelを起動します。
- 上部メニューの[ファイル]をクリックします。
- 左下にある[オプション]を選択します。
- [Excel のオプション]ウィンドウが開いたら、左側の一覧から[リボンのユーザー設定]を選びます。
- 右側の列には、リボンに表示可能なすべてのタブのチェックボックスが一覧で並んでいます。
- [開発]のチェックボックスを見つけてオンにします。
- [OK]をクリックして変更を保存すれば完了です。
Mac版(Microsoft 365 / 2019以降)で「開発」タブを表示する手順
- Microsoft Excelを開きます。
- 画面上部のメニューバーから[Excel]をクリックします。
- ドロップダウンメニューから[環境設定…]を選択します。
- [作成]セクション内の[リボンとツールバー]をクリックします。
- ダイアログには、Windows版とよく似たチェックボックスの一覧が表示されます。
- [開発]にチェックを入れ、[保存]をクリックします。
もう一度「開発」タブを非表示にするには?
上記と同じ手順を繰り返して[開発]のチェックを外せば元に戻ります。Windowsの場合は、[リボンのユーザー設定]画面で[リセット] ► [選択したタブのみリセット]を実行すれば、既定のレイアウトに一発で復元することもできます。
なお、このリボンの設定はユーザープロファイルに保存されるため、一度表示させると、Excelを起動するたびに「開発」タブが表示され続けます。新規ブックを開いた場合も同様です。
「開発」タブを有効にできたら、簡単なマクロの記録、VBAプロシージャの作成、ActiveXコントロールやフォームコントロールの挿入、XMLデータのインポート/エクスポートなどが自由に行えるようになります。これにより、単なる表計算シートを動的なアプリケーションへと進化させることが可能です。
著者について

Muhammad Usman Ashraf
Muhammad Usman Ashrafは、WordPress開発、SEO、トラブルシューティングガイドを得意とするコンテンツライター兼ウェブスペシャリストです。Appualsでは、技術的な問題を誰でも理解できるわかりやすいステップで解決するための詳細記事を執筆・管理しています。役立つ情報をアクセスしやすく価値ある形で読者に届けること、そして高速で使いやすくSEOに最適化されたサイトづくりを心掛けています。
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