Windows Defender エラーコード 0x800b0100 の対処法|原因別の解決策を徹底解説
Windows Defender を起動しようとした際、「エラーコード 0x800b0100」が表示されることがあります。このエラーが発生すると、Windows Defender を有効にできず、セキュリティ保護がオフのままになってしまうため、早めの対処が必要です。
このエラーの原因は一つではありません。マルウェアへの感染、サードパーティ製アンチウイルスソフトとの競合、システムファイルの破損など、さまざまな要因が考えられます。そのため、本記事では複数の解決策を順番にご紹介します。ご自身の環境に合った方法が見つかるまで、以下の手順を順に試してみてください。

方法1:クリーンブートを実行する
クリーンブートとは、必要最低限のドライバーとスタートアッププログラムだけで Windows を起動する手法です。これにより、エラーの原因がサードパーティ製アプリケーションにあるかどうかを切り分けられます。クリーンブート後に Windows Defender が正常に動作すれば、原因は常駐アプリ側にあると判断できます。
クリーンブートの手順
- Windows キーを押しながら R キーを押します
- 「msconfig」と入力し、Enter キーを押します
- 「サービス」タブを選択します
- 「すべての Microsoft サービスを隠す」にチェックを入れます
- 「すべて無効」をクリックします

- 「スタートアップ」タブを開き、「タスク マネージャーを開く」をクリックします
- タスク マネージャーに表示された各項目を右クリックし、「無効化」を選択します

- スタートアップタブ内のすべての項目について同じ操作を繰り返します
- タスク マネージャーを閉じます
- 「システム構成」ウィンドウで「OK」をクリックします
- パソコンを再起動します
再起動後の確認と原因の特定
再起動が完了したら、Windows Defender を再度起動し、エラーが消えているか確認してください。問題が解決した場合、原因はサードパーティ製アプリケーション、特に他のアンチウイルスソフトである可能性が高いです。競合するアンチウイルスソフトをアンインストールしてから、Windows Defender をもう一度試してみてください。
設定を元に戻す手順
確認作業が終わったら、パソコンを通常どおり起動できるよう、設定を元に戻す必要があります。
- Windows キーを押しながら R キーを押します
- 「msconfig」と入力し、Enter キーを押します
- 「全般」タブで「通常スタートアップ」を選択します
- 「サービス」タブを開き、「すべての Microsoft サービスを隠す」のチェックを外します
- 「すべて有効」をクリックします
- 「スタートアップ」タブから「タスク マネージャー」を開きます
- 各項目を一つずつ右クリックし、「有効化」を選択します
- 再起動を求められたら指示に従って再起動します。求められない場合は、手動で再起動すれば元どおりの状態になります
方法2:Windows Defender サービスの状態を確認する
マルウェアやサードパーティアプリケーションによって、Windows Defender 関連のサービスが無効化されているケースがあります。サービスの状態を確認し、必要なら有効化しましょう。
- Windows キーを押しながら R キーを押します
- 「services.msc」と入力し、Enter キーを押します
- 一覧から「Windows Defender」関連のサービスを探します
- 該当するサービスをダブルクリックします
- 「スタートアップの種類」が「自動」になっているか、サービスが「実行中」であるかを確認します(停止している場合は「開始」ボタンが有効になります)
- 続いて「Windows Defender Advanced Threat Protection Service」と「Windows Defender Network Inspection Service」も同じ要領で確認します。設定によっては項目がグレー表示になり変更できない場合がありますが、その場合は問題ありません。グレー表示ではなく、かつ「自動」に設定されていないものだけ変更してください

作業が完了したら、Windows Defender が実行されているかどうかを確認してください。
方法3:マルウェア感染の有無を確認する
Windows Defender が勝手に無効化される場合、システムがマルウェアに侵害されている可能性があります。多くのマルウェアは、検知されないようにセキュリティソフトを無効化しようとします。
こうした場合は、Malwarebytes などの信頼性の高いマルウェア対策ツールを導入しましょう。公式サイトからダウンロードしてインストールし、PC全体をスキャンすることで、感染の有無を確認しつつ検出された脅威を駆除できます。
方法4:SFC スキャンを実行する
システムファイルの破損が原因で Windows Defender が正常に動作しないこともあります。SFC(システム ファイル チェッカー)スキャンを実行すれば、破損・欠落したシステムファイルを自動的に検出し、修復できます。管理者権限のコマンドプロンプトから「sfc /scannow」を実行するのが基本的な手順です。詳細な手順は、Microsoft の公式ガイドなどを参照してください。
方法5:DISM コマンドを実行する
DISM(Deployment Image Servicing and Management)は、破損したシステムイメージを修復できる Windows 標準搭載のツールです。サードパーティ製ソフトを追加でインストールする必要はなく、コマンドプロンプトからすぐに実行できます。
- Windows キーを押しながら X キーを押します
- メニューから「コマンド プロンプト(管理者)」を選択します
- 次のコマンドを入力し、Enter キーを押します
dism.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth
処理には数分から十数分ほどかかる場合があるため、完了まで待機してください。DISM の実行後は、方法4 の SFC スキャンも併せて実行することで、より確実にシステムファイルを修復できます。
すべての手順が終わったら、Windows Defender が正常に起動・動作するかどうかを最終確認しましょう。
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