Telegram Webが繋がらない・動作しない時の原因と9つの対処法
Telegram(テレグラム)は世界中で人気を集めているメッセージアプリの一つで、その利用方法の一つがブラウザ上で動作する「Telegram Web」です。しかし、いざ使おうとしたらページが開かない、接続できないといったトラブルに遭遇することもあります。本記事では、Telegram Webが動作しない・接続できない問題の原因と、具体的な解決方法を順番に詳しく解説します。

ChromeでTelegram Webが動かない主な原因
Telegram Webが正常に動作しない理由はさまざまですが、代表的なものは以下の通りです。
- インターネット接続の不安定さ: Telegram Webの利用には安定したネットワーク環境が必要です。通信が不安定だと、サイトが正しく読み込まれないことがあります。
- ブラウザ側の問題: ブラウザが古いバージョンのままになっている、キャッシュファイルが破損している、拡張機能が不具合を起こしているなどのケースがあります。
- Windows側の問題: ファイアウォールやウイルス対策ソフトの設定が通信をブロックしている可能性があります。それ以外にも、ネットワーク接続自体の不具合が考えられます。
- サーバー側の問題: サーバーがメンテナンス中だったり、アクセス集中による一時的な不具合が発生している場合があります。
まず試したい基本のトラブルシューティング
本格的な対処を行う前に、以下の基本的な方法を試してみてください。簡単な操作だけで問題が解決するケースも少なくありません。
注意: 本記事の手順はWindows 10 PCとGoogle Chromeを前提として説明しています。他のデバイスやブラウザでは操作が異なる場合があります。
- まずは少し時間を置いてから、サイト上の更新(リフレッシュ)ボタンをクリックしてみる。
- デバイスが安定したWi-Fiネットワークに接続できているか確認する。
- 別のブラウザで試す。Microsoft Edge、Firefox、OperaなどでTelegram Webを開いてみましょう。
- 画面上部の閉じるアイコンでブラウザを終了し、再起動してから再度アクセスする。
- サーバーがメンテナンス中でないか確認する。Downdetectorなどのサイトで障害状況をチェックできます。
- Telegramは非常に安定した通信環境を必要とするため、回線速度が遅いとTelegram Webが正常に動作しないことがあります。以下の手順でネットワーク速度を確認してみましょう。
1. Windowsキーを押し、「Chrome」と入力して起動します。

2. Speedtestの公式サイトにアクセスします。

3. 「GO(開始)」ボタンをクリックして、接続速度の測定を開始します。
注意: このサイトでは契約中のインターネットプロバイダ名も確認できます。下の画像では「Airtel」と表示されています。

4. 数分待つと、ネットワーク接続の測定結果が表示されます。ダウンロード・アップロード速度が十分でない場合は、通信プランの変更を検討しましょう。

注意: ここから先の方法では、ブラウザ側の問題を解消していきます。説明の便宜上、Google Chromeを例に進めます。
方法1:ブラウザのキャッシュを削除する
Google Chromeに蓄積されたキャッシュファイルが、Telegram Webの動作を妨げている可能性があります。以下の手順でキャッシュを削除してみましょう。
1. PCでGoogle Chromeを起動します。
2. 画面右上の「縦に並んだ3点マーク」をクリックします。

3. メニューから「設定」を選択します。

4. 左側のメニューから「プライバシーとセキュリティ」をクリックします。

5. 右側の画面で「閲覧履歴データの削除」をクリックします。

6. 次の画面で、「期間」の横にあるドロップダウンリストから「全期間」を選択します。

7. 「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れ、「データを削除」ボタンをクリックします。

方法2:ブラウザ拡張機能を無効にする(該当する場合)
Chromeにインストールした拡張機能が原因で、Telegram Webの動作が遅くなったり、正しく表示されなかったりすることがあります。以下の手順で拡張機能を無効化してみてください。
1. Google Chromeを開き、前の方法と同じく「縦に並んだ3点マーク」をクリックします。

2. メニューから「その他のツール」を選択し、その隣のドロップダウンから「拡張機能」をクリックします。

3. 使用中の拡張機能をすべて「オフ」に切り替えます。
注意: 不要な拡張機能であれば、「削除」ボタンでアンインストールしてしまうのもおすすめです。ブラウジング速度の向上にもつながります。

方法3:ブラウザを最新版に更新する
ブラウザが古いバージョンのままだと、Telegram Webが動作しない原因になることがあります。以下の手順で更新を確認しましょう。
1. これまでと同様にChromeを起動します。
2. 画面右上の「縦に並んだ3点マーク」をクリックします。

3. 「ヘルプ」にカーソルを合わせ、表示されるメニューから「Google Chromeについて」を選択します。

4A. すでに最新版の場合は「Chromeは最新です」と表示されます。

4B. 更新が利用可能な場合は、自動的に最新版へのアップデートが始まります。完了後、「再起動」をクリックしてブラウザを再起動してください。
注意: ここからの方法は、PC側の設定がTelegram Webの動作を妨げている場合の対処法です。PC上でTelegram Webへの例外を設定する手順も紹介します。
方法4:プロキシ設定をオフにする
PCのプロキシ設定をオフにすることで、Telegram Webが正常に動作するようになる場合があります。以下の手順を試してみてください。
1. Windowsキーを押し、「プロキシ」と入力します。
2. 検索結果から「プロキシ設定を変更する」を開きます。

3. 以下の設定をすべて「オフ」に切り替えます。
- 設定を自動的に検出する
- セットアップ スクリプトを使う
- プロキシ サーバーを使う

4. Chromeを再起動し、Telegram Webを開いて、問題が解消されたかどうかを確認します。
方法5:インターネット接続のトラブルシューティングツールを実行する
Windowsに搭載されているトラブルシューティングツールを使えば、ネットワーク接続の問題を自動的に診断・修復できます。
1. Windowsキーを押し、「設定」アイコンをクリックします。

2. 検索バーに「ネットワークの問題を検出して修復する」と入力し、Enterキーを押します。

3. 「インターネット接続」ウィンドウで「詳細」をクリックします。

4. 「自動的に修復ツールを適用する」にチェックを入れます。

5. 「次へ」をクリックして、診断を開始します。

6. 「トラブルシューティングする問題の選択」画面で、「特定のWeb ページへの接続に関するヘルプ」を選択します。

7. 次の画面で、Telegram Webのアドレスを入力欄に入力し、画面下部の「次へ」をクリックします。

8A. Windowsネットワークに問題が見つかった場合は、画面の指示に従って修復を進めてください。
8B. 問題が見つからなかった場合は、「トラブルシューティング ツールを閉じる」をクリックします。

方法6:WindowsファイアウォールでGoogle Chromeを許可する
Windowsファイアウォールの設定によって、Google Chromeの通信がブロックされている場合があります。ブラウザを許可するよう設定を変更しましょう。
1. Windowsの検索バーに「コントロールパネル」と入力し、アプリを起動します。

2. 「表示方法」を「カテゴリ」に設定し、「システムとセキュリティ」をクリックします。

3. 「Windows Defender ファイアウォール」の下にある「Windows ファイアウォールを介したアプリまたは機能を許可する」をクリックします。

4. 「設定の変更」ボタンをクリックします。

5. 一覧から「Google Chrome」を探し、その横のチェックボックスにチェックが入っていることを確認します。これにより、アプリがPC上で許可されている状態になります。

6. 「OK」ボタンをクリックして設定を保存します。

方法7:ポートの例外を追加する
PCのファイアウォールを完全にオフにするのは推奨されないため、代わりにTelegram Webに対して例外を設定する方法があります。以下のオプションI・IIのどちらか一方、または両方を実行してみてください。
注意: ポートの例外を追加すると、PCがHTTPサーバーに接続できるようになります。
オプションI:ファイアウォールにポートの例外を追加する
1. 前の方法と同様にコントロールパネルを起動します。
2. 「表示方法」を「カテゴリ」に設定し、「システムとセキュリティ」をクリックします。

3. 次の画面で「Windows Defender ファイアウォール」をクリックします。

4. 「詳細設定」をクリックします。

5. 次の画面で「受信の規則」を選択します。

6. ウィンドウ右側の「新しい規則...」をクリックします。

7. 規則の種類で「ポート」を選択し、「次へ」をクリックします。

8. 「この規則は TCP と UDP のどちらに適用しますか?」という質問には「TCP」を選択します。

9. 続く質問「この規則はすべてのローカル ポートに適用されますか、それとも特定のローカル ポートに適用されますか?」では、「特定のローカル ポート」を選択します。

10. 入力欄に「443」と入力し、「次へ」をクリックします。
注意: コンピュータは通常、ローカルポート443を使用してネットワークトラフィックを処理します。

11. 「接続を許可する」を選択し、「次へ」をクリックします。

12. 「ドメイン」「プライベート」「パブリック」のすべてにチェックを入れ、「次へ」をクリックします。

13. 規則の名前に「TW」と入力し、「完了」をクリックして作業を終了します。
注意: ここでは説明用に「TW」という名前を使用しています。名前は任意のもので構いません。

14. 「受信の規則」の一覧に規則「TW」が追加されていることを確認します。

オプションII:ウイルス対策ソフトにポートの例外を追加する(該当する場合)
手順は使用しているウイルス対策ソフトによって異なる場合があります。参考として、Windows標準のセキュリティ機能を使った設定手順を紹介します。
1. Windowsキーを押し、PCの「設定」アプリを開きます。

2. 「更新とセキュリティ」をクリックします。

3. 左側のメニューから「Windows セキュリティ」を選択します。

4. 「Windows セキュリティを開く」ボタンをクリックします。

5. 新しいウィンドウの左側から「ウイルスと脅威の防止」をクリックします。

6. ウイルス対策プログラムの詳細の下にある「アプリを開く」をクリックします。

7. ウイルス対策ソフトの画面上部にある「設定」をクリックします。

8. 「ファイアウォール」の項目から「ネットワーク接続」をクリックします。

9. 次の画面で「例外」タブを開きます。

10. 「追加」ボタンをクリックして、ポートの例外を登録します。

11. 「この規則の簡単な説明」の欄に「tw」と入力して、規則に名前を付けます。
注意: ここでは説明用に「tw」という名前を使用しています。

12. 一覧から「ローカル ポートが…の場合」という項目をクリックします。

13. 設定オプションで「特定のポート アドレス」を選択し、ポート番号「443」を入力して「OK」をクリックします。
注意: コンピュータは通常、ローカルポート443を使用してネットワークトラフィックを処理します。

14. 「適用」ボタンをクリックして変更を保存し、「閉じる」をクリックします。

方法8:Telegramデスクトップアプリに切り替える
上記のどの方法でも問題が解決しない場合は、ブラウザ版ではなくTelegram Desktopアプリの利用を検討してみましょう。Web版のような接続トラブルが発生しにくいのがメリットです。
1. Telegram公式サイトからアプリをダウンロードします。

2. ダウンロードしたセットアップファイルを実行し、「Select Setup Language(セットアップ言語の選択)」画面で言語を選んで「OK」をクリックします。

3. 「Select Destination Location(インストール先の選択)」を確認し、「Next(次へ)」をクリックします。

4. 「Select Start Menu Folder(スタートメニューフォルダーの選択)」を確認し、「Next(次へ)」をクリックします。

5. 「Create a desktop shortcut(デスクトップショートカットを作成)」にチェックを入れ、「Next(次へ)」をクリックします。

6. インストールが完了したら、「Finish(完了)」ボタンをクリックします。
方法9:Telegramサポートに問い合わせる
すべての方法を試してもTelegram Webが使用できない場合は、Telegramサポートチームへの問い合わせを検討しましょう。TwitterなどのSNSを通じてメッセージを送ることができます。

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