Windows 10でDirectX診断ツール(dxdiag)を使う方法を徹底解説
ここ数十年でテクノロジーは目覚ましい進化を遂げ、私たちの生活もそれに合わせて大きく変化しました。現在では、ノートパソコンやタブレット、スマートフォンなどのデバイスを使って、請求書の支払い、オンラインショッピング、エンターテインメントの視聴、ニュースの閲覧など、さまざまな活動を行うのが当たり前になっています。こうした発展の背景にはインターネットの普及があり、ネット接続デバイスの利用が増えるにつれ、サービス提供側も新たなアップデートによってユーザー体験の向上に努めてきました。
そのユーザー体験向上の流れの中で生まれたのがDirectXです。DirectXはアプリケーションプログラミングインターフェース(API)の一種で、ゲームや動画などマルチメディア分野における体験を大きく向上させてきました。
DirectX診断ツールとは?
DirectXは、Microsoft Windows上で動作するゲームやWebページなどのアプリケーションにおいて、グラフィック画像やマルチメディア効果を作成・処理するために使われる技術です。
DirectXを利用するのに特別な外部機能は必要なく、主要なWebブラウザには標準で組み込まれています。また、旧バージョンと比べると、最新版はMicrosoft Windowsオペレーティングシステムに不可欠な要素として統合されています。
DirectX診断ツール(dxdiag)は、Windowsユーザーが音声・動画・ディスプレイに関する問題を特定するための便利なツールです。さまざまなマルチメディアアプリケーションの動作状況の確認にも役立ちます。PCに接続されたオーディオ機器やビデオプレーヤーの問題を診断し、トラブルシューティングすることも可能です。システムの音質や映像に何か不具合を感じたら、このツールを活用してみましょう。
Windows 10でDirectX診断ツールを使う2つの方法
注意:作業を始める前に、万が一のトラブルに備えて復元ポイントを作成しておくことをおすすめします。
Windows 10では、同じツールに複数の方法でアクセスできます。DirectX診断ツールを起動する方法は主に以下の2つです。
方法1:検索機能から起動する
Windowsの検索機能を使えば、簡単にDirectX診断ツールを起動できます。
- キーボードでWindowsキー + Sを押し、検索ボックスにdxdiagと入力します。
- 表示されたdxdiagの項目をクリックして開きます。
- クリックすると、DirectX診断ツールが画面上で起動します。
- 初めてツールを使用する場合は、「デジタル署名されたドライバーを確認しますか?」というメッセージが表示されます。「はい」をクリックして続行しましょう。
- ドライバーの確認が完了し、MicrosoftのWindowsハードウェア品質ラボ(WHQL)による承認が済むと、メインウィンドウが開きます。
- これでツールの準備は完了です。各種情報の確認や、特定の問題のトラブルシューティングを行えます。
方法2:「ファイル名を指定して実行」ダイアログから起動する
「実行」ダイアログボックスを使ってDirectX診断ツールを起動するには、以下の手順に従います。
- キーボードのWindowsキー + Rのショートカットで「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
- ダイアログボックスにdxdiag.exeと入力します。
- 「OK」ボタンをクリックすると、DirectX診断ツールが起動します。
- 初めて使用する場合は、デジタル署名付きドライバーの確認を求められるので、「はい」をクリックします。
- ドライバーの確認が完了し、WHQLによる承認が済むと、メインウィンドウが表示されます。
- これで必要に応じてトラブルシューティングを行う準備が整いました。
DirectX診断ツールの4つのタブの見方
起動したDirectX診断ツールの画面には、基本的に4つのタブが表示されます。ただし、ディスプレイやサウンドなど、同じ種類のタブが複数表示されることがあります。これは、PCに複数の該当デバイスが接続されているためです。
それぞれのタブには重要な役割があります。以下で詳しく解説します。
#タブ1:システムタブ
最初のタブは「システム」タブです。どのようなデバイスを接続していても、このタブは必ず表示されます。システムタブには、お使いのPC自体の情報が表示されるためです。このタブをクリックすると、オペレーティングシステムの種類、言語、メーカー情報などが確認でき、さらにデバイスにインストールされているDirectXのバージョンも確認できます。
#タブ2:ディスプレイタブ
システムタブの隣にあるのが「ディスプレイ」タブです。表示されるディスプレイタブの数は、PCに接続されているディスプレイ関連デバイスの数によって変わります。このタブでは、グラフィックカードの名称、製造元、デバイスの種類などの情報を確認できます。
ウィンドウ下部には「注意」ボックスがあり、接続されているディスプレイデバイスで検出された問題が表示されます。問題がない場合は「問題は見つかりませんでした」というテキストが表示されます。
#タブ3:サウンドタブ
ディスプレイタブの次にあるのが「サウンド」タブです。このタブをクリックすると、PCに接続されたオーディオデバイスの情報が表示されます。ディスプレイタブと同様に、接続されているデバイスの数に応じてサウンドタブが複数表示されることもあります。製造元名やハードウェア情報などが確認でき、オーディオデバイスに問題があるかどうかは「注意」ボックスでチェックできます。問題がなければ「問題は見つかりませんでした」と表示されます。
#タブ4:入力タブ
最後のタブは「入力」タブです。マウス、キーボード、その他の入力デバイスに関する情報が表示されます。具体的には、デバイスの状態、コントローラID、ベンダーIDなどが含まれます。「注意」ボックスには、接続された入力デバイスの問題が表示されます。
ウィンドウ下部のボタンの使い方
接続デバイスのエラー確認が終わったら、ウィンドウ下部のボタンを使って操作を進められます。各ボタンの機能は以下の通りです。
1. ヘルプ
DirectX診断ツールの操作中に困ったことがあれば、「ヘルプ」ボタンを活用しましょう。クリックすると別のウィンドウが開き、接続デバイスや診断ツールの各タブに関するヘルプ情報を参照できます。
2. 次のページ
このボタンを使うと、ウィンドウ内の次のタブへ移動できます。ただし、「入力」タブが最後のタブのため、このボタンが有効なのは「システム」「ディスプレイ」「サウンド」タブのみです。
3. すべての情報の保存
DirectX診断ツールの任意のページに表示されている情報は、「すべての情報の保存」ボタンをクリックして保存できます。ボタンをクリックすると保存先を選択するウィンドウが表示されるので、テキストファイルの保存場所を指定してください。サポートへの問い合わせ時にこのファイルを添付すると、スムーズに調査してもらえます。
4. 終了
接続デバイスの診断とエラー確認がすべて完了したら、「終了」ボタンをクリックしてDirectX診断ツールを閉じましょう。
まとめ
DirectX診断ツールは、エラーの原因を突き止める際に非常に役立つツールです。League of LegendsのDirectXエラーなど、DirectXに関連するトラブルや、PCに接続されたデバイスの問題解決に活用できます。
関連記事:
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以上の手順が参考になり、Windows 10でDirectX診断ツールを問題なく使えるようになれば幸いです。このチュートリアルについて不明な点があれば、コメント欄でお気軽にご質問ください。
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