Windows 10でフルスクリーン最適化を無効にする方法【4つの手順を解説】
Windows 10では、アプリやゲーム向けの「フルスクリーン最適化」機能がデフォルトで有効になっています。この機能は、CPUやGPUのリソースをゲームやアプリに優先的に割り当てることで、ゲーム体験の向上を目指したものです。しかし実際には期待通りの効果が得られず、フルスクリーンモード時にフレームレート(FPS)が低下するという問題が多く報告されています。
同様の不具合に悩むユーザーは少なくなく、フルスクリーン最適化を無効にして問題を解決したいと考えています。残念ながら、Windows 10 Fall Creators Update(ビルド1803)以降、設定画面からこの機能をオフにする項目は削除されました。そこで本記事では、レジストリや実行ファイルのプロパティを活用して、フルスクリーン最適化を無効(または有効)に切り替える方法をわかりやすく解説します。
Windows 10でフルスクリーン最適化を無効化する4つの方法
作業を始める前に、万が一のトラブルに備えて復元ポイントを作成しておくことをおすすめします。
方法1:設定アプリから切り替える
注意: この方法はWindows 10ビルド1803(Fall Creators Update)以降では利用できません。
1. 「Windowsキー + I」を押して設定を開き、「システム」をクリックします。
2. 左側のメニューから「ディスプレイ」を選択し、右側のウィンドウで「グラフィック設定」をクリックします。
3. 「フルスクリーン最適化」の項目にある「フルスクリーン最適化を有効にする」のチェックを外すと、無効化できます。

補足: 再び有効にしたい場合は、「フルスクリーン最適化を有効にする」にチェックを入れ直してください。
4. 設定ウィンドウを閉じて完了です。
方法2:レジストリエディターから切り替える
1. 「Windowsキー + R」を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「regedit」と入力してEnterキーを押します。

2. 次のレジストリキーへ移動します。
HKEY_CURRENT_USER\System\GameConfigStore
3. 「GameConfigStore」を右クリックし、「新規 > DWORD (32ビット) 値」を選択します。名前を「GameDVR_FSEBehavior」に変更してEnterキーを押します。

注意: すでに「GameDVR_FSEBehavior」というDWORD値が存在する場合は、この手順をスキップしてください。また、64ビット版Windowsを使用している場合でも、32ビットのDWORD値を作成する必要があります。
4. 作成した「GameDVR_FSEBehavior」をダブルクリックし、以下のように値データを変更します。
フルスクリーン最適化を無効にする場合:2
フルスクリーン最適化を有効にする場合:0

5. 「OK」をクリックし、レジストリエディターを閉じます。
6. 変更を保存するため、PCを再起動します。
方法3:特定のアプリごとに設定する
1. フルスクリーン最適化を設定したいゲームやアプリの「.exeファイル」を右クリックし、「プロパティ」を選択します。

2. 「互換性」タブに切り替え、「フルスクリーン最適化を無効にする」にチェックを入れます。

補足: 有効に戻したい場合は、チェックを外してください。
3. 「適用」をクリックし、続いて「OK」をクリックして完了です。
方法4:すべてのユーザーに対して設定する
1. 対象となるゲームやアプリの「.exeファイル」を右クリックし、「プロパティ」を選択します。
2. 「互換性」タブを開き、下部にある「すべてのユーザーの設定を変更」ボタンをクリックします。

3. 「フルスクリーン最適化を無効にする」にチェックを入れると、そのPC上のすべてのユーザーに対して無効化されます。

補足: 有効にする場合は、チェックを外してください。
4. 「適用」→「OK」の順にクリックして完了です。
以上で、Windows 10におけるフルスクリーン最適化の無効化作業は完了です。ゲーム中のFPS低下にお悩みの方は、ぜひこれらの方法を試してみてください。操作方法について不明な点がある場合は、お気軽にコメント欄でお尋ねください。
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