Windows 10でノートPCの内蔵キーボードを無効化する2つの方法
ノートパソコンはデスクトップパソコンとは異なり、パソコンの操作に必要な基本的な周辺機器――マウス、キーボード、モニター――がすべて本体に組み込まれています。そのため、追加購入しなくてもすぐに使い始められるのが大きな魅力です。
一方で、ノートPCの内蔵機器は基板に直付けされているため、デスクトップPCのように気軽に取り外して交換することはできません。キーボードが部分的あるいは完全に故障した場合も、単純に新しいものと付け替えることはできず、本体を分解して内蔵キーボードごと交換する必要があります。この修理は費用がかさみがちなため、多くのユーザーは市販の外付けキーボードを接続して代用する方法を選びます。こうしたケースやその他さまざまな場面では、誤入力や意図しないキー操作がパソコンに登録されるのを防ぐために、内蔵キーボードを無効化したいというニーズが生じます。
方法1:デバイスマネージャーで内蔵キーボードのドライバーを無効にする
Windows 10では、ノートPCの内蔵キーボードを無効にすることが可能です。ただし、キーボードなしでパソコンを操作することはできないため、作業を始める前に必ず外付けキーボードを接続しておいてください。以下の手順で進めます。
- デバイスマネージャーを開きます。開き方は2通りあり、スタートボタンを右クリックしてWinXメニューを表示し、デバイスマネージャーをクリックするか、Windowsロゴキー + Rで「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、devmgmt.mscと入力してEnterを押します。


- デバイスマネージャーの一覧からキーボード項目を見つけてダブルクリックし、展開します。

- 現在接続されているすべてのキーボードがキーボード項目の下に表示されるので、ノートPCの内蔵キーボードに該当する項目を探して右クリックします。
- 表示されたコンテキストメニューからデバイスの無効化をクリックします。

- 確認ダイアログが表示されたらはいを選択すれば、ノートPCの内蔵キーボードが無効になります。

もしコンテキストメニューにデバイスの無効化が表示されない場合は、心配いりません。アンインストールという項目があるはずなので、そちらをクリックして無効化の代わりに内蔵キーボードのドライバーを削除できます。実行すると確認ダイアログが表示されるので、OKをクリックして確定すると、内蔵キーボードのドライバーがアンインストールされます。
ただし、ドライバーのアンインストールを行った場合には注意が必要です。Windows 10はキーボードを検出すると、自動的にドライバーを更新・再インストールすることがあります。その場合は、再度デバイスマネージャーを開いて、内蔵キーボードのドライバーをもう一度アンインストールし直す必要があります。
方法2:PS/2ポートを制御するサービス(i8042prt)を無効にする
上記の方法でうまくいかない場合は、別の手段として、ノートPCの内蔵キーボードが内部接続に使用しているPS/2ポートのデータ入力を制御するサービスを無効にする方法があります。多くのノートPCのキーボードは内部的にこのポート経由で接続されており、サービスを停止するとポート自体が機能しなくなるため、内蔵キーボードが使用できなくなります。以下の手順で実行してください。
- タスクバーの検索ボックスで「コマンドプロンプト」を検索し、「管理者として実行」をクリックします。

- 次のコマンドを入力して実行します。
sc config i8042prt start= disabled
- パソコンを再起動すると、内蔵キーボードが動作しなくなっているはずです。
- 将来また内蔵キーボードを使用したい場合は、次のコマンドを実行すれば元に戻せます。
sc config i8042prt start= auto
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