Windows 10で帯域幅を節約する方法|配信の最適化の設定と従量制接続の活用
Windows 10には「Windows Update配信の最適化(Delivery Optimization)」という機能が搭載されています。これはP2P(ピアツーピア)接続を利用して、近隣のコンピューターや同じネットワーク上のPCから更新プログラムを取得したり、逆に他のPCへ配信したりする仕組みです。
この機能のおかげで更新プログラムのダウンロードは速くなりますが、その反面、知らないうちに自分の回線が他のユーザーのために使われ、通信量(帯域幅)が増えてしまう可能性があります。特に従量制のインターネット契約をしている方は注意が必要です。
Windows 10で帯域幅を節約する方法
ここでは、「Windows Update配信の最適化」を無効化する手順を紹介します。
- Windowsボタンをクリックし、「設定」を開きます。
- 「更新とセキュリティ」をクリックします。
- 「Windows Update」の画面で、ウィンドウ右側にある「詳細オプション」をクリックします。
- 「更新プログラムの配信方法を選択する」をクリックし、スライダーを「オフ」に移動すると、「配信の最適化(WUDO)」が無効になります。
- スライダーを「オフ」にすると、PCはMicrosoftのサーバー以外から更新プログラムをダウンロードしなくなります。同じネットワーク内のPCから更新プログラムを取得しても問題ない場合は、スライダーを「オン」にしたまま「ローカルネットワーク上のPC」を選択してください。
3つの設定オプションの違い
- オフ:データ共有機能が完全に無効になります。更新プログラムは従来どおり、Microsoftのサーバーからのみダウンロードされます。
- ローカルネットワーク上のPC:もっともおすすめの選択肢です。自宅や職場のネットワーク内でのみ更新プログラムを共有できます。たとえば、Wi-Fiに接続している1台のPCで更新プログラムをダウンロードすれば、同じネットワーク上の他のPCはインターネットを使用せずに更新を受け取れます。結果として、通信量の節約につながります。
- ローカルネットワーク上のPCと、インターネット上のPC:このオプションは避けるべきです。自分のPCがMicrosoftの更新プログラムのアップロード元となり、見知らぬ他のユーザーが速くダウンロードできるようにされてしまいます。しかも、このオプションはデフォルトで有効になっています。Microsoftはユーザーの回線を利用することで自社の帯域幅を節約しているわけですが、利用者にとっては決して好ましい仕組みとは言えません。
デフォルトでは「インターネット上のPC」が選択されています。更新を少しでも早く受け取りたい、従量制接続で多少の追加料金がかかっても構わないという場合は、このまま利用しても問題ありません。
接続を「従量制」として設定するのもおすすめ
さらに通信量を節約したい場合は、Wi-Fi接続を「従量制接続」として設定する方法もあります。従量制接続に設定すると、Windowsは更新プログラムをアップロードしなくなるだけでなく、自動ダウンロードも行わなくなります。そのため、更新プログラムは手動でダウンロードする必要があります。
現在接続中のWi-Fiを従量制接続に設定するには、「設定」を開き、「ネットワークとインターネット」>「Wi-Fi」>「既知のネットワークの管理」の順に進みます。
対象のWi-Fiネットワークを選択して「プロパティ」をクリックし、「従量制接続として設定」のスライダーを「オン」にします。これで、現在のWi-Fiネットワークが従量制接続として扱われます。
以上で、Windows 10における帯域幅の節約方法の解説は終わりです。この記事について不明な点がある場合は、コメント欄でお気軽にご質問ください。
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