Windows 10でディスク使用率が100%になる原因と対処法を徹底解説
新しいWindows 10パソコンを購入したのに、動作が異常に遅くて困っていませんか?タスクマネージャー(Ctrl + Shift + Esc)を開いて「詳細」を表示すると、ディスクの使用率が100%になっている——そんな現象は決して珍しくありません。この問題はHDDでもSSDでも発生する可能性があります。本記事では、Windows 10でディスク使用率が100%になる原因と、具体的な解決策をわかりやすく解説します。
ディスク使用率が100%になる主な原因
多くのパソコントラブルと同様に、ディスク使用率が100%になる原因はひとつではありません。原因によって適切な対処法が異なるため、まずは自分のケースに当てはまるものを見つけることが重要です。よくある原因は以下の通りです。
- マルウェア(ウイルス)感染
- Windows Search(検索インデックス)
- Windows Superfetch(SysMain)
- Adobe Flashなどの古いプラグイン
それぞれの問題の解決方法を順番に見ていきましょう。
1. マルウェアスキャンを実行する
パソコンの動作が急に重くなり、ディスク使用率が異常に高い場合は、まずマルウェア感染を疑いましょう。Malwarebytesなどの無料のセキュリティツールでフルスキャンを行えば、感染の有無を確認できます。標準搭載されているWindowsセキュリティ(Windows Defender)の「完全スキャン」でも代用可能です。
2. Windows Searchを無効化する
Windowsの検索機能には「検索ループ」と呼ばれるバグがあり、これがディスク使用率を100%まで押し上げるケースがあります。まずは一時的に無効化して、改善するかどうか確認してみましょう。
再起動するまでの間だけWindows Searchを停止するには、管理者権限でコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを入力します。
net.exe stop "Windows search"
Enterキーを押して実行し、動作が軽くなるかどうか確認してください。
もし効果があるようなら、インデックス機能自体を無効化することも検討しましょう。Windowsキー + Rを押し、「services.msc」と入力してEnterキーを押すと「サービス」ウィンドウが開きます。一覧から「Windows Search」を探してダブルクリックし、プロパティウィンドウを開きます。「スタートアップの種類」を「無効」に変更し、必要に応じて「停止」ボタンでサービスを停止します。最後に「OK」をクリックして設定を保存すれば完了です。
3. Windows Superfetchを無効化する
Superfetch(最近のWindows 10では「SysMain」という名称に変更されています)も、ディスク使用率を異常に高くすることがある常駐サービスです。コマンドプロンプト(管理者)から以下のコマンドで停止できます。
net.exe stop superfetch
あわせて、Check Diskツールでディスクエラーの有無をチェックしておくのもおすすめです。コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行してください。
chkdsk.exe /f /r
実行前にすべてのアプリケーションを閉じ、パソコンを再起動します。スキャンにはかなりの時間がかかる場合があるので、コーヒーでも飲みながら気長に待ちましょう。
4. Flashを無効化する
ディスク使用率100%の原因として以前から頻繁に指摘されてきたのがAdobe Flashです。脆弱性が多く不安定なプラグインだったため、2020年12月にサポートが終了し、現在はGoogle Chromeをはじめとする主要ブラウザからも削除されています。とはいえ、古いバージョンのChromeを使っている場合は、以下の手順で設定を確認してみましょう。
Chromeのメニューから「設定」→「詳細設定を表示」を開き、「プライバシー」セクションにある「コンテンツの設定」を選択します。Flashの項目で「サイトにFlashの実行を許可しない」を選択し、「完了」をクリックします。ブラウザを再起動して、ディスクのパフォーマンスを確認してください。なお、最新のChromeではFlashは完全に廃止されているため、この項目自体が表示されません。Flashを使用する古いサイトへのアクセスを避けることが、最も安全で確実な対策です。
これらの対処法を実践すれば、Windows 10のディスク使用率100%問題を解消し、快適な動作を取り戻せるはずです。それでも改善しない場合は、ストレージ自体の物理的な劣化も疑ってみましょう。HDDからSSDへの換装を検討する価値は十分にあります。
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