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【Windows】システムの復元エラー「ファイル名、ディレクトリ名、またはボリューム ラベルの構文が正しくありません(0x8007007B)」の解決方法

ソフトウェアの破損によってWindowsパソコンに不具合が発生すると、解決が難しい場合があります。例えば、インストールしたアプリがOSに悪影響を与えたり、デバイスドライバーがWindowsの重要な機能を壊してしまったりした場合、パソコンを以前の正常な状態に戻すのが困難になることもあります。そんなとき頼りになるのが「システムの復元」です。復元ポイントを作成した時点までWindowsを巻き戻すことで、問題を解決できます。

復元ポイントとは、システムファイル、特定のプログラムファイル、レジストリ設定、ハードウェアドライバーなどを含む、Windowsパソコン全体のスナップショット(保存状態)のことです。復元ポイントは手動でいつでも作成できるほか、Windowsの設定を変更して毎週自動的に作成することも可能です。新しいデバイスドライバーやアプリのインストール、Windowsアップデートの適用など、大きなシステムイベントの前には自動的に作成される仕組みになっており、エラー発生時のトラブルシューティングを大きく助けてくれます。

しかし、システムの復元自体にエラーが発生することもあります。よくある問題のひとつが、「ファイル名、ディレクトリ名、またはボリューム ラベルの構文が正しくありません(0x8007007B)」というシステムの復元エラーです。このエラーは、ユーザーが復元ポイントを使用してシステムの復元を実行しようとした際に表示されます。

Windows 10/11での0x8007007Bエラーとは?

エラーコード0x8007007Bとともに表示される「ファイル名、ディレクトリ名、またはボリューム ラベルの構文が正しくありません」というエラーメッセージは、Windows 10/11でシステムの復元操作を実行しようとした際によく発生するエラーです。特に、復元ポイントを手動で作成した後にシステムの復元アプレットを閉じたタイミングで画面に表示されることがあります。

エラーメッセージの全文は以下の通りです。

予期しないエラーが発生しました:
ファイル名、ディレクトリ名、またはボリューム ラベルの構文が正しくありません。
(0x8007007B)
システムの復元を閉じて、もう一度お試しください。

このエラーに遭遇したユーザーの多くは、エラーメッセージが具体的な原因をほとんど示していないため、混乱してしまいます。ファイル名やディレクトリ名を確認しても問題は見つからず、メッセージの指示どおりにアプリを閉じて再試行しても、同じエラーが繰り返し表示され、ますます苛立ちを覚えることになります。

0x8007007B – システムの復元エラーの原因

このエラーは、Windowsが復元ポイントを無効なパスまたは場所に保存するよう設定されているために発生します。つまり、パスが間違っているか、そもそも存在しないことが原因です。

このエラーを回避するには、復元ポイントの作成先となるディスクが以下の要件を満たしている必要があります。

  • 選択したドライブの容量が1GB以上であること。
  • システム保護が有効になっているドライブには、少なくとも300MBの空き容量があること。
  • 復元ポイントはディスクの総空き容量の最大15%まで使用できますが、新しい復元ポイントのためのスペースを確保するために、古い復元ポイントが削除される場合があります。

無効なパスが原因で発生するこのエラーを解決する最善の方法は、復元ポイントを有効なパスに設定し直すことです。

また、Windows CompletePCバックアップ機能を実行しようとしたときにも、同じエラーメッセージが表示されることがあります。この問題は、一部のOEM(相手先ブランド製造)システムの出荷時イメージが破損していることに起因するようです。

この種のエラーは、OEMによる不適切なイメージングにより破損したボリュームが存在することが原因で発生します。該当するかどうかを確認するには、コントロールパネルを開いて「システム保護」を選択します。2つのボリュームが表示され、そのうちの1つが「Missing(見つかりません)」という名前で選択された状態になっているはずです。「Missing」のチェックを解除すれば、通常は問題が解決します。

0x8007007Bエラーへの対処方法

復元ポイントの作成時にこのエラーが表示されても、どうすればよいかわからない場合は、以下の解決策が役立つはずです。ただし、作業を始める前に、まず対象ドライブに十分な空き容量があることを確認しましょう。これは、考えられる原因のひとつを事前に排除するためです。Outbyte PC RepairなどのPC最適化ツールを使ってジャンクファイルを削除し、ハードドライブの貴重なストレージ領域を取り戻すのも効果的です。あわせて、SFC(システム ファイル チェッカー)を使用して破損したシステムファイルを修復しておくこともおすすめします。

基本的な対策を終えたら、次はこのエラーへの対処に移りましょう。手順は以下の通りです。

復元ポイントを有効なパスに設定する

パスが無効であれば、有効なものに変更すればよいだけです。シンプルに聞こえますが、具体的にはどう操作すればよいのでしょうか?以下の手順をご確認ください。

  1. Windowsキー + R を押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
  2. ファイル名を指定して実行」ダイアログに「sysdm.cpl」と入力します。
  3. Enter キーを押して「システムのプロパティ」ウィンドウを開きます。または、「コントロール パネル > システムとメンテナンス > システム」からアクセスすることもできます。
  4. 「システムのプロパティ」ウィンドウで「システムの保護」タブをクリックします。
  5. 保護の設定」セクションで、無効または重複している場所のチェックをすべて外します。無効な場所を見分けるには、他のエントリと同一でありながらWindowsロゴが表示されていないエントリを探してください。
  6. WindowsロゴのあるC:ドライブにチェックを入れます。
  7. 適用 > OK」をクリックします。
  8. 作成」をクリックしてシステムの復元をテストし、エラーがまだ発生するかどうかを確認します。

問題が解決した場合は、有効な(アイコン付きの)その他の利用可能なドライブも選択できます。すべての利用可能なドライブを保護したい場合は、一度に1つのディスクだけを追加し、その都度システムの復元をテストして、一覧の中のどのドライブが無効なのかを特定することをおすすめします。

まとめ

システムの復元は、解決が難しいエラーのトラブルシューティングに役立つ便利なWindowsユーティリティです。復元ポイントの作成時に「ファイル名、ディレクトリ名、またはボリューム ラベルの構文が正しくありません(0x8007007B)」というシステムの復元エラーに遭遇した場合は、本記事で紹介した解決策が明確な方向性を示してくれるはずです。

  1. システムの復元エラー0x80070091を修正する3つの効果的な方法

    エラーコード0x80070091が表示される場合、復元ポイントを使用してPCを以前の正常な状態へ復元できないことを意味します。システムの復元は、マルウェア感染後のデータ復旧やPCの各種不具合の解決に欠かせない重要な機能ですが、このエラーが発生するとその恩恵を受けられなくなります。主な原因は「WindowsApps」フォルダにあると考えられています。実際のエラー表示は以下のとおりです。 システムの復元は正常に完了しませんでした。コンピューターのシステムファイルおよび設定は変更されていません。 詳細: 復元ポイントからディレクトリを復元中に、システムの復元に失敗しました。 ソース: AppxSta

  2. Windows 11でシステムの復元エラー0x800700b7を修正する方法|原因と対処法を解説

    Windows 11でシステムの復元エラー0x800700b7を修正する方法 Windows 11でシステムの復元を実行した際に、エラーコード0x800700b7が表示されてお困りではありませんか?このエラーが発生すると、次のようなメッセージが画面に表示されます。 「システムの復元は正常に完了しませんでした。コンピューターのシステムファイルと設定は変更されていません。」 エラーコード0x800700b7によってシステムの復元処理が妨げられると、デバイスを以前の状態に戻せなくなり、別の復元ポイントを選び直す必要が生じる場合があります。では、なぜWindowsでこのようなエラーが起こるのでしょう