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Windowsバックアップエラー0x800700E1の原因と解決方法を徹底解説

Windows 10/11には標準で「Windowsバックアップ」という機能が搭載されており、重要なファイルやドキュメントのコピーを安全に保存できます。バックアップ方法は主に2種類あり、クラウドベースのバックアップとファイル履歴を使ったバックアップです。

クラウドバックアップでは、ファイルをクラウド上に保存し、複数のデバイスからアクセスできます。必要なのはクラウドストレージとインターネット接続だけです。一方、ファイル履歴を使ったバックアップは、別のディスク(できれば外付けドライブ)にファイルのコピーを保存する方法です。

Windowsバックアップを活用すれば、元のファイルが紛失・破損・削除された場合でも、大切なデータを簡単に復元できます。通常、バックアップ処理はスムーズに進みますが、0x800700E1のようなエラーが発生して困ることもあります。

Windowsのエラーコード0x800700E1とは?

エラーコード0x800700E1は、Windowsバックアップでファイルを保存しようとしたり、外部ドライブにデータをコピーしたりする際に発生する問題です。このエラーによりバックアップの作成が妨げられ、ファイルをコピーするたびに処理が先へ進まなくなります。

このエラーコードには、通常次のようなポップアップメッセージが表示されます。

「予期しないエラーが発生したため、ファイルをコピーできません。このエラーが引き続き発生する場合は、エラーコードを使用してこの問題のヘルプを検索してください。」

「エラー コード 0x800700E1: ファイルにウイルスまたは望まない可能性のあるソフトウェアが含まれているため、操作は正常に完了しませんでした。」

対処法としては、バックアップを再実行するか、バックアップ設定を変更するかの2つの選択肢があります。しかし、どちらを選んでも、同じファイルをコピーしようとする限り、同じエラーに何度も遭遇する可能性が高いでしょう。

これは、エラーがコピー対象の特定のファイルによって引き起こされており、Windowsがそのファイルを悪意のあるものだと疑っているためです。ただし、Windowsが「ファイルにウイルスや望ましくないソフトウェアが含まれている」と警告しても、実際のところ大半は誤検知です。

「操作は正常に完了しませんでした(Windowsバックアップエラー0x800700E1)」という問題は、過敏に反応しすぎるWindows Defenderやその他のセキュリティソフトが原因であるケースがほとんどです。セキュリティソフトが、悪意があるように見えるというだけでファイルのコピーをブロックしているのです。

「操作は正常に完了しませんでした」エラー0x800700E1の修正方法

バックアップファイルのコピー中にこのエラーが発生しても、心配はいりません。以下の手順に従えば、簡単に対処できます。

手順1: システムスキャンを実行する

セキュリティソフトがファイルを悪意のあるものとして検出した場合は、まず信頼できるアンチウイルスプログラムでシステム全体のスキャンを実行しましょう。これにより、本当にウイルスに感染したファイルや、望ましくないソフトウェアがインストールされていないかを確認できます。アンチウイルスプログラムは、検出した脅威の駆除にも役立ちます。

Windows Defenderを使ってPCの感染チェックを行うことも可能です。手順は以下の通りです。

  1. Windows + Iキーを押して「設定」を起動します。
  2. 左側のメニューから「更新とセキュリティ > Windows セキュリティ」をクリックします。
  3. ウイルスと脅威の防止」を選択します。
  4. 現在の脅威」の下にある「クイックスキャン」ボタンをクリックします。

これでウイルススキャンが開始されます。スキャン対象のファイル数によっては時間がかかることもありますが、完了するとスキャン結果が表示されます。より詳細なスキャンを行いたい場合は、「スキャンのオプション > フルスキャン > 今すぐスキャン」を選択しましょう。

手順2: セキュリティソフトを一時的に無効化する

システム上に感染ファイルが見つからなかった場合、エラーは誤検知への反応である可能性が高いです。コンピュータがクリーンでマルウェアがないと確信できるなら、バックアップ作業中のみアンチウイルスまたはアンチマルウェアプログラムを一時的に無効にしても構いません。サードパーティ製のセキュリティソフトの場合は、アプリの管理画面から無効化できます。

Windows Defenderを利用している場合は、以下の手順で保護機能を一時的にオフにできます。

  1. スタート」ボタンをクリックし、検索バーに「Windows セキュリティ」と入力します。
  2. 検索結果から「Windows セキュリティ」を選択します。
  3. または、Windows + Iキーで設定を開き、「更新とセキュリティ > Windows セキュリティ」を選択しても構いません。
  4. Windowsセキュリティ画面で「ウイルスと脅威の防止」をクリックします。
  5. 下にスクロールし、「ウイルスと脅威の防止の設定」の下にある「設定の管理」をクリックします。
  6. リアルタイム保護」のトグルスイッチをオフに切り替えます。
  7. 確認メッセージが表示されたら、「はい」を選択して続行します。

セキュリティソフトをオフにしたら、エラーコード0x800700E1に遭遇することなく、バックアップのコピー作業を進められるはずです。

なお、レジストリエディターやグループポリシーエディターを使ってWindows Defenderを無効化する方法もありますが、レジストリの操作は複雑でリスクも伴うため、上記の方法をおすすめします。

手順3: クリーンブート状態でバックアップを実行する

セキュリティソフトを無効化しても「操作は正常に完了しませんでした(Windowsバックアップエラー0x800700E1)」が表示され続ける場合は、この手順が最後の手段となります。クリーンブート状態でバックアップを実行するには、以下の手順に従ってください。

  1. Windows + Sキーを押して、タスクバーの検索機能を開きます。
  2. 検索フィールドに「システム構成(msconfig)」と入力し、検索結果から選択します。
  3. 全般」タブをクリックし、「スタートアップの選択」を選びます。
  4. スタートアップの項目を読み込む」のチェックを外し、「システムサービスを読み込む」と「元のブート構成を使用する」にチェックを入れます。
  5. 次に、「サービス」タブをクリックします。
  6. すべてのMicrosoftサービスを隠す」にチェックを入れます。
  7. すべて無効」をクリックします。
  8. 適用/OK」ボタンをクリックし、コンピュータを再起動します。

これでWindowsがクリーンブート状態で起動します。その状態でWindowsバックアップを実行し、エラーが解消されたかどうかを確認してください。

まとめ

ファイルのバックアップは、万が一の事故で大切なドキュメント、画像、動画などのデータを失わないために非常に重要です。ドライブにアクセスできなくなった場合でも、バックアップがあれば重要なファイルを簡単に復元できます。バックアップ時にエラーコード0x800700E1が発生した場合は、本記事で紹介した手順を試して、問題を解決してください。

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