【CSGO】「Failed to Create D3D Device」エラーの原因と解決方法を徹底解説
オンラインFPSの代名詞ともいえるCounter-Strike(カウンターストライク)。発売から20年以上にわたり進化を続けてきた伝説的なシリーズで、最新作はSteamで配信されている「Counter-Strike: Global Offensive(CSGO)」です。
CSGOのプレイ方法はとてもシンプルです。Steamを起動してアカウントにサインインし、ゲームをダウンロードすれば、すぐにプレイを楽しめます。安定したインターネット回線と、ゲームの推奨スペックを満たすPCさえあれば、ボットとの対戦はもちろん、世界中のリアルプレイヤーとマッチメイキングで対戦することも可能です。友人とチームを組んで協力プレイを楽しむのも醍醐味の一つです。
しかし、CSGOのプレイが常に順調とは限りません。バグやエラーに悩まされることもあり、その中でも特に報告が多いのが「Failed to Create D3D Device」エラーです。このエラーが発生すると、ゲームの起動やプレイが中断され、せっかくのゲーム時間を台無しにされてしまいます。本記事では、このエラーの原因と具体的な解決策を詳しく解説します。
D3Dデバイスエラーの主な原因
Steamの公式サポートでは、次のように説明されています。
「D3Dエラーは通常、PCの性能が十分に対応できない設定でゲームを実行している場合や、ビデオドライバーが古くなっている場合に発生します。」
つまり、現在プレイしているゲームの設定とPCの処理能力との間にミスマッチがある状態です。簡単に言えば、お使いのデバイスがゲームの画質・パフォーマンス設定に対応しきれていないということになります。
その他の考えられる原因は以下の通りです。
- Windows OSが古い
- グラフィックカード(ビデオカード)の不具合
- ゲームファイルの破損
- マルウェア感染
これらの要因を一つずつ確認し、根本原因を特定することが重要です。原因が判明すれば、後述する対処法の中から最適なものを選んで適用できます。
D3Dエラーの基本的なトラブルシューティング手順
CSGOの「Failed to Create D3D Device」エラーを修正するには、まず何がエラーの引き金になったのかを突き止めることが大切です。まずは、以下の基本的なトラブルシューティングを試してみましょう。
- CSGOを終了し、Steamからサインアウトする。
- Steamアプリを完全に終了する。
- PCクリーナーなどを使ってキャッシュファイルを削除する。
- ドライバーアップデートツールなどでデバイスドライバーを最新化する。
- Windows Updateで利用可能なシステムアップデートをすべて適用する。
- PCを再起動する。
- Steamを起動して再度サインインする。
- CSGOを起動し、プレイできるか確認する。
これらの手順で一時的な不具合は解消されるはずです。それでも問題が解決しない場合は、以下の対処法を順番に試してみてください。
対処法1:ウィンドウモードでゲームを起動する
エラーに遭遇したユーザーからの報告によると、CSGOをウィンドウモードで起動することが、このエラーに対する最も効果的な解決策の一つとされています。ゲームが正常に起動できれば、後からオプションメニューでフルスクリーンモードに戻せるので安心してください。
なお、ゲームの起動方法によって、Steam側で設定を変更するか、ショートカット側で変更するかが異なります。それぞれの手順を紹介します。
Steamからウィンドウモードで起動する方法
- Steamアプリを開き、CS:GOを所有しているアカウントでサインインします。
- 上部のメニューから「ライブラリ」を開き、「Counter-Strike: Global Offensive」を右クリックして、表示されたコンテキストメニューから「プロパティ」を選択します。
- プロパティ画面の上部にある「一般」タブを選択し、「起動オプションの設定」をクリックします。
- 起動オプションの入力欄に「-windowed」と入力して「OK」をクリックし、変更を保存します。
- それでも改善しない場合は、以下のコマンドを丸ごと追加してみてください。
-w 1280 -h 720 -window -novid -high -threads 4 -nojoy +cl_forcepreload 1 -nod3d9ex - 変更を適用したら、Steamから直接ゲームを起動し、「Failed to Create D3D Device」エラーが解消されたかどうかを確認します。
- 正常に起動できたら、「設定 > ビデオ設定 > 詳細ビデオ」からフルスクリーンモードに戻しておきましょう。
ショートカットを編集してウィンドウモードで起動する方法
- エクスプローラー(またはマイコンピュータ)を開き、ゲームの起動に使っているショートカット(多くの場合デスクトップ上)がある場所へ移動します。※CS:GOのインストール先フォルダではありません。
- ショートカット(CS:GOの実行ファイル)を右クリックし、コンテキストメニューから「プロパティ」を選択します。
- プロパティ画面の「ショートカット」タブを開き、「リンク先」の項目を探します。リンク先の末尾に「 -window」と追記します。
- 代わりに「-dxlevel 90」を追加して、DirectX 9.0cで強制的に実行させる方法もあります。併せて、以下のコマンドを追加しても構いません。
-w 1280 -h 720 -window -novid -high -threads 4 -nojoy +cl_forcepreload 1 -nod3d9ex - 「適用」をクリックして変更を保存し、ショートカットをダブルクリックしてCS:GOを起動し、問題が解決したか確認します。
- 問題なく起動できたら、「設定 > ビデオ設定 > 詳細ビデオ」でフルスクリーン表示に戻します。
対処法2:グラフィックドライバーを再インストールする
古いグラフィックドライバーも、このCSGOエラーの主な原因の一つです。ドライバーを更新すれば問題は簡単に解決するはずです。ただし、Windows 10/11の「プログラムと機能」からアンインストールしても、GPUソフトウェアの全コンポーネントが完全に削除されるとは限りません。GPUベンダーの専用ユーティリティを使ってアンインストールし、その後、NVIDIA・AMD・Intelなどのメーカー公式サイトから最新版のドライバーをダウンロードしてインストールするのが確実です。
対処法3:ゲームの起動オプションを変更する
前述の通り、互換性のないゲーム設定は「Failed to Create D3D Device」エラーの原因になります。Steamで起動オプションを設定すると、ゲーム起動前の内部設定を変更できます。これにより、グラフィックス関連の非互換性の問題を回避できる場合があります。
手順は以下の通りです。
- Steamクライアントを起動し、ライブラリを開きます。
- CSGOを右クリックして「プロパティ」を選択します。
- 「起動オプションの設定」をクリックします。
- 表示されたダイアログに「-dxlevel 90」と入力して「OK」をクリックします。これにより、旧バージョンのDirectXでゲームが起動されます。
- プロパティ画面を閉じて、ゲームを起動します。
- 問題が解決しない場合は、再度ゲームのプロパティを開き、「起動オプションの設定」をクリックします。
- ダイアログに以下のコマンドを入力して「OK」をクリックします:-w 1280 -h 720
- プロパティ画面を閉じて、ゲームを起動します。
また、PCに適した設定を自動的に選択させたい場合は、「-autoconfig」という起動オプションを使用してください。
まとめ
Counter-Strike: Global Offensiveは、気軽に遊べて奥深い、長年愛され続けている定番FPSです。20年近くの歴史を持つシリーズだけあって、他のゲームと比べても比較的安定しています。それでも、「Failed to Create D3D Device」のようなエラーに遭遇することは珍しくありません。もし発生した場合は、本記事で紹介した手順を順番に試してみてください。きっと問題を解決できるはずです。
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