セーフモードから抜け出せないときの対処法:試したい4つの簡単な解決策
Windows OSは多機能で強力な一方、思い通りに動かないときには大きなストレスの原因にもなります。たとえば、新しいソフトウェアやドライバーをインストールした直後、突然パソコンがフリーズしたりクラッシュしたりすることはありませんか。再起動を試みると、今度は「セーフモード」という見慣れない画面が表示されてしまう――そんな経験を持つ方は少なくないでしょう。
セーフモードとは?
セーフモードは、Windowsに搭載されている診断用モードの一つです。このモードでは、Windows OSの起動に最低限必要なサービスとドライバーだけを読み込んで動作します。そのため、ndistpr64.sys関連のエラーやrunDLLエラーなど、Windowsで発生しがちなトラブルの原因切り分けに非常に役立ちます。
セーフモードで起動する方法
セーフモードへの入り方はいくつかあります。多くの場合、システムがエラーやクラッシュを検知すると自動的にセーフモードへ移行しますが、手動で起動することも可能です。手順は以下のとおりです。
- Windowsパソコンの電源が切れていることを確認します。
- 電源ボタンを押してパソコンの電源を入れます。
- 起動したら、すぐに電源ボタンを約5秒間長押しし、パソコンを再度シャットダウンさせます。
- 手順2〜3を2回繰り返すと、「自動修復を準備しています」という画面が表示されます。最初の起動時にすでにこの画面が出ている場合は、このステップは不要です。
- Windowsがパソコンの診断を行うまで待ちます。
- しばらくすると「スタートアップ修復」画面が表示されるので、「詳細オプション」をクリックします。
- 「Windows回復環境」の画面が現れたら、「トラブルシューティング」を選択します。
- 「詳細オプション」→「スタートアップ設定」の順に進みます。
- 「再起動」を選択します。パソコンが再起動し、スタートアップオプションの一覧が表示されます。
- 通常のセーフモードを有効にするにはキーボードの「4」キーを、「ネットワーク付きのセーフモード」なら「5」キー、「コマンドプロンプト付きのセーフモード」なら「6」キーを押します。
Windowsセーフモードでよくある問題
残念ながら、セーフモードは常にスムーズに使えるとは限りません。「セーフモードのスタート画面から抜け出せない」「そもそもセーフモード自体から脱出できない」といった報告が、多くのWindowsユーザーから寄せられています。
プロのヒント: 専用のPC最適化ツールを活用すれば、誤った設定やジャンクファイル、有害なアプリ、セキュリティ上の脅威などを一括で除去でき、システムトラブルや動作の遅さを未然に防げます。
こうした問題は厄介であると同時に、不安を感じるものです。セーフモードのままでは、Windowsパソコンの全機能を使えない可能性があるからです。しかし心配はいりません。Windows 10/11がセーフモードから抜け出せなくなっても、復帰させる方法はいくつか存在します。
Windows 10/11でセーフモードを終了する方法
パソコンがセーフモードから抜けられない場合は、以下の解決策を順番に試してみてください。
解決策1:パソコンを再起動する
前述のとおり、セーフモードに入る方法は複数あります。もし「詳細オプション」内の「スタートアップ設定」を変更して手動でセーフモードに入ったのであれば、パソコンを再起動するだけでセーフモードを終了し、通常モードへ戻ることができます。
解決策2:システム構成を変更する
セーフモードから抜けられない原因の一つが、「システム構成(msconfig)」で「セーフブート」オプションが有効になっていることです。これを無効化すれば、簡単にセーフモードを終了できる場合があります。
「システム構成」でセーフブートをオフにする手順は次のとおりです。
- キーボードの「Windows」キーと「R」キーを同時に押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
- テキストボックスに「msconfig」と入力します。
- 「Enter」キーを押して「システム構成」を開きます。
- 「ブート」タブに移動し、「セーフブート」のチェックを外します。
- 「OK」をクリックします。
- 新しいダイアログが表示されたら、「再起動」をクリックします。
解決策3:コマンドプロンプトでセーフブート設定を削除する
もう一つの方法として、システムのブート構成から「セーフブート」の要素を削除するやり方があります。ただしこの操作を行うと、以後パソコンがセーフモードに入れなくなる(有効化できなくなる)可能性があるため、実行の際は注意が必要です。
セーフブートを削除するには、「コマンドプロンプト」を使って以下の手順を実行します。
- キーボードの「Windows」キーと「R」キーを同時に押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
- テキストボックスに「cmd」と入力します。
- 「Enter」キーを押してコマンドプロンプトを開きます。
- コマンドラインに次のコマンドを入力します。
bcdedit /deletevalue {current} safeboot
- 「Enter」キーを押します。
- 続いてWindowsを再起動します。コマンドラインに以下のコマンドを入力してください。
shutdown /r
- 「Enter」キーを押します。
- パソコンが再起動するのを待ち、セーフモードから正常に脱出できたかどうかを確認しましょう。
解決策4:PCクリーニングツールでWindowsを最適化する
システムエラーやジャンクファイルが原因で、セーフモードから抜けられなくなっているケースも考えられます。こうした問題を手軽に解消するには、信頼できるPCクリーニングツールをダウンロードしてインストールするのがおすすめです。
PCクリーニングツールを使えば、エラーやジャンクファイルを手作業で探し出す必要はありません。ワンクリックで自動的に診断・修復してくれるため、Windowsシステムの速度向上と安定性の回復が期待でき、ストレスのない快適なパソコン環境を実現できます。
まとめ
セーフモードは、Windowsの問題を診断するうえで頼りになる便利なモードです。とはいえ、診断用モードでありながら、デバイスがセーフモードから抜け出せなくなるといったトラブルが起こることも珍しくありません。本記事で紹介した解決策のうち、少なくとも一つがお役に立てば幸いです。
ほかにもセーフモードから脱出する方法をご存じでしたら、ぜひコメント欄で教えてください。
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