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Windows 10/11 2019年4月アップデート(バージョン1903):リリース情報と注目の新機能12選

2019年4月、Windows 10/11に待望の大型アップデートが提供されます。開発中の各機能はまだ調整段階ですが、コードネームは「19H1」と名付けられており、正式リリース時には「バージョン1903」として展開される予定です。

このアップデートには、ライトテーマの追加、動作速度の改善、パスワードレスログインの実現など、数多くの新機能が盛り込まれます。本記事では、それぞれの機能を詳しく解説していきます。

それでは、Windows 10/11 2019年4月アップデートで期待できる内容を見ていきましょう。

1. 動作速度の改善

2018年の初め、テック業界を大きく揺るがしたのがCPU脆弱性「Spectre」の発見でした。Spectreとは、従来型CPUの設計上の欠陥であり、悪意のあるプログラムが制限を回避して、他のプログラムに割り当てられたメモリ領域へアクセスできてしまうというものです。この脆弱性への対応を機に、Windows 10/11では速度面での大幅な改善が図られることになりました。

Microsoftは、今回のアップデートでSpectre攻撃をブロックする設計を採用するとともに、セキュリティ対策によるパフォーマンス低下を排除し、バックアップ処理も高速化します。さらに、PCの動作を高速化する「retpoline」機能が有効化される予定です。

2. アップデート用ストレージ領域の自動確保

ディスクの空き容量が不足していると、Windows Updateが正常にインストールできないことがあります。Microsoftはこの問題を防ぐため、ストレージのうち約7GBをWindows Update専用の「予約領域」として確保する仕組みを導入します。

システムがアップデートを検出すると、まず予約領域を占有している一時ファイルを削除し、その後アップデートを実行します。通常時はこの領域をアプリやプログラムが一時ファイルの保存先として利用できるため、ストレージが無駄になることはありません。

なお、予約領域の正確なサイズは、有効化・インストール済みの機能や言語構成によって異なりますが、目安は約7GBからとなります。

3. Windows Homeでもアップデートの一時停止が可能に

これまでProエディション限定だった機能が、Windows Homeユーザーにも開放されます。アップデートを最大7日間一時停止できるようになり、設定画面内のより分かりやすい場所に配置される予定です。しばらくの間アップデートを控えたい場合に非常に便利な機能です。

4. より明るい「ライトテーマ」の登場

次期アップデートでは、明るい配色のライトテーマが新たに搭載されます。タスクバー、通知、印刷ダイアログ、スタートメニュー、アクションセンターなど、従来ダーク系の色だったUI要素がライトカラーに刷新され、既定の壁紙もライトテーマに合わせたデザインに変更されます。

5. Windows Sandbox(サンドボックス)

Windows Proユーザーは、まもなく「Windows Sandbox」を利用できるようになります。これはホストOSから完全に隔離されたデスクトップ環境で、安全性が不明なプログラムやソフトウェアを、本体環境に影響を与えることなく試せます。

Sandboxを閉じると、その中で実行していたファイルやプログラムはすべて破棄されます。ソフトウェアをコンテナの中に閉じ込めておく仮想ボックスのようなイメージです。

なお、Windows HomeユーザーがWindows Sandboxを使うには、Proエディションへのアップグレードが必要です。

6. パスワードレスログイン

Microsoftは「パスワードに依存しない世界」の実現を推進しています。2019年4月リリース予定のバージョン1903では、パスワードを設定せずにMicrosoftアカウントを作成できるようになります。アカウントは電話番号と紐付けられ、サインインの際にはセキュリティコードが送信される仕組みです。

7. スッキリ整理されたスタートメニュー

Microsoftは既定のスタートメニューの整理を進めています。新しいメニューは1列構成となり、よりシンプルな外観になります。完璧とまでは言えませんが、Candy Crush Sagaなど定番のゲームは引き続き表示されます。

ただし注意が必要なのは、この整理されたメニューは既存のユーザーアカウントには適用されないという点です。クリーンなスタートメニューを求める場合は、新しいPCを購入するか、新規ユーザーアカウントを作成する必要があります。

8. プリインストールアプリの完全アンインストール

まもなく、Windows 10/11に標準搭載されたアプリを、より多く完全にアンインストールできるようになります。現行バージョンではSkype、My Office、ソリティアなどの削除が可能ですが、今後はGrooveミュージック、Paint 3D、メール、3Dビューアーなどもアンインストールの対象に加わります。

9. Cortanaと検索バーの分離

現在のWindows 10/11では、検索バーがCortanaと統合されています。しかし2019年4月アップデート以降は両者が分離され、検索バーは純粋な検索機能専用になります。一方、Cortanaはタスクバー上に独立したアイコンとして配置されることになります。

10. 自動トラブルシューティング

Windows PCにはトラブルシューティングツールが標準搭載されていますが、従来は問題の種類を自分で特定し、該当するツールを探して開く必要がありました。

この流れが今回のアップデートで変わります。問題が発生した際は、「設定 > 更新とセキュリティ > トラブルシューティング」に移動するだけで、Windows 10/11が問題の解決に役立ちそうなトラブルシューティングツールの一覧を自動的に提示してくれます。

11. 改良されたメモ帳

長年愛用されてきたメモ帳にも改良が加えられます。文字エンコーディングの処理方法が見直され、既定の保存形式がUTF-8に変更されました。これにより、Web標準と従来のASCIIの両方との互換性が確保されます。

編集中に未保存の変更がある場合は、タイトルバーにアスタリスク(*)が表示されるため、うっかりデータを失う心配が減ります。

さらに「ヘルプ」メニューにも大きな変更が施され、新たに「フィードバックの送信」オプションが追加されます。ワンクリックでMicrosoftへ意見を送信できるようになります。

12. スタートメニューからの全範囲ファイル検索

従来のWindows 10の検索は、ダウンロード、ドキュメント、デスクトップ、ビデオ、ピクチャといった一般的なフォルダのみが対象でした。しかしこの仕様が、4月のアップデートで大きく変わります。

新しいWindows 10/11では、Windows検索インデックスを活用し、PC内のどこに保存されたファイルやドキュメントでも検索できるようになります。検索インデックス自体は以前から存在していた機能ですが、Microsoftはこれまでほとんど活用してきませんでした。ようやくこの便利な機能が本格的に使われることになったのです。

まとめ

ご覧のとおり、Windows 10/11 2019年4月アップデートには、日常の使い勝手を向上させる便利な新機能と魅力的な改善が多数含まれています。ただし、Microsoftは現時点で正確なリリース日を公表していません。リリースまでの間は、慌てて準備する必要はありません。Outbyte PC RepairなどのPC最適化ツールを使ってジャンクファイルや破損したシステムファイルを削除し、ストレージの空き容量を確保しておくと、スムーズにアップデートを適用できます。

あなたが特に楽しみにしているWindows 10/11 2019年4月アップデートの機能はどれですか?ぜひコメント欄でお知らせください。

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