Windows 10でパスワード表示ボタンを無効にする2つの方法
Windows 10では、ログイン画面やパスワード入力欄に「パスワードの表示」ボタン(目のアイコン)が表示され、クリックすることで入力中のパスワードを一時的に確認できます。長くて複雑なパスワードを設定しているユーザーにとっては、打ち間違いを防げる非常に便利な機能です。

しかし、セキュリティを重視するユーザーのなかには、この機能を好まない人もいます。例えば、急ぎで席を離れた際にパスワードが入力されたままになっていると、他の人にパスワードを見られてしまう危険性があります。また、送信ボタンのすぐ隣にあるため、誤って表示ボタンを押してしまうケースもあります。実際には、パスワードを間違えたら単純に入力し直すだけで済むため、そもそもこの機能を使わないというユーザーも少なくありません。
そこで本記事では、Windows 10でパスワード表示ボタンを無効にする2つの方法を、手順付きで詳しく解説します。
方法1:ローカルグループポリシーエディターで無効にする
最初の方法は、ローカルグループポリシーエディターにあらかじめ用意されているポリシー設定を利用するものです。「パスワード表示ボタンを表示しない」というポリシーを有効にするだけで、ボタンを非表示にできます。
注意:ローカルグループポリシーエディターはWindows Homeエディションでは利用できません。Homeエディションをお使いの場合は、後述のレジストリエディターを使う方法に進んでください。
なお、このポリシー設定は「コンピューターの構成」と「ユーザーの構成」の両方に存在し、パスは同じでもカテゴリが異なります。ここでは「コンピューターの構成」側の手順を紹介しますが、どちらを選んでも結果は同じです。
- Windows + Rキーを同時に押してファイル名を指定して実行ダイアログを開き、「gpedit.msc」と入力してEnterキーを押します。UAC(ユーザーアカウント制御)の画面が表示されたら「はい」を選択してください。

- ローカルグループポリシーエディターで、以下のパスへ移動します。
コンピューターの構成\管理用テンプレート\Windows コンポーネント\資格情報ユーザーインターフェイス

- 「パスワード表示ボタンを表示しない」という設定をダブルクリックします。開いたウィンドウで設定を「未構成」から「有効」に変更し、「適用」「OK」をクリックして保存します。

- これでWindowsのパスワード表示ボタンが無効になります。元に戻したい場合は、設定を「未構成」または「無効」に変更するだけです。
方法2:レジストリエディターで無効にする
もうひとつの方法は、レジストリエディターを使うやり方です。こちらはWindows Homeエディションのユーザーでも利用できる唯一の方法です。ローカルグループポリシーエディターと異なり、レジストリには該当するキーや値がデフォルトで存在しないため、自分で作成する必要があります。
注意:値はHKEY_LOCAL_MACHINEとHKEY_CURRENT_USERのどちらにも作成できます。パスは同じですが、レジストリハイブが異なります。ここではHKEY_LOCAL_MACHINE側の手順を紹介しますが、お好みの方を選んで問題ありません。
- Windowsキーを押しながらRキーを押してファイル名を指定して実行を開き、「regedit」と入力してEnterキーを押します。UAC(ユーザーアカウント制御)の画面では「はい」を選択します。

- レジストリエディターで、以下のキーへ移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Policies\Microsoft\Windows\CredUI
- CredUIキーが存在しない場合は、Windowsキーを右クリックして「新規 > キー」を選択し、キー名を「CredUI」として作成・保存します。

- CredUIキーを選択した状態で右側のペインを右クリックし、「新規 > DWORD (32ビット) 値」を選択します。値の名前は「DisablePasswordReveal」とします。

- 作成したDisablePasswordReveal値をダブルクリックし、値のデータを「1」に変更します。値のデータが1になることで、この設定が有効になります。

- すべての設定が完了したら、PCを再起動して変更を反映させましょう。元に戻したい場合は、値のデータを「0」に変更するか、DisablePasswordReveal値そのものを削除してください。
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