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Windows 7/8/10で「NVIDIAインストーラーが続行できません」エラーを解決する5つの対処法

「NVIDIA Installer Failed(NVIDIAインストーラーが失敗しました)」および「NVIDIA Installer Cannot Continue(NVIDIAインストーラーが続行できません)」は、NVIDIAグラフィックカード用ドライバーのインストールを妨げるエラーメッセージです。何度インストールを試みても、同じメッセージが表示され続けることが少なくありません。

このエラーの原因は非常に多岐にわたり、ドライバーのバージョンやWindowsのバージョンを問わず発生します。つまり、誰もが遭遇する可能性のある問題であり、解決に苦労するユーザーも多くいます。

しかし幸いなことに、原因が多い分、実際に効果のあった解決策も数多く報告されています。以下の方法の中から、ご自身の環境に合ったものを試してみてください。

まず知っておきたい重要なポイントとして、ドライバーのダウンロード後、セットアップ自体は失敗していても、OSがインストールされているパーティション内にNVIDIAフォルダーが作成されています。これは、NVIDIAのセットアップがインストール開始前にファイルを展開する仕組みになっているためです。このフォルダーを削除してしまった場合は、もう一度セットアップを実行してフォルダーを作成してください。セットアップが失敗しても、このフォルダーは後の作業で必要になります。

ドライバーファイルの場所は以下の通りです。
C:\NVIDIA\DisplayDriver\XXX.XX\WinX\International\Display.Driver
ここでC:\はOSが入っているドライブの文字、XXX.XXはインストールするドライバーのバージョン番号WinXはWindowsのバージョンと32ビット/64ビットの区別を表します。

方法1:ドライバーを手動でインストールする

  1. キーボードのWindowsキーを押し、「デバイスマネージャー」と入力して、検索結果から開きます。
  2. NVIDIAグラフィックドライバーをアンインストールします。「ディスプレイアダプター」を展開し、NVIDIAのドライバーを選択します。上部のツールバーから「操作」メニューを開き、「デバイスのアンインストール」を選択します。ウィザードが完了したら、PCを再起動してください。
  3. 再びデバイスマネージャーを開き、NVIDIAドライバーを右クリックして「ドライバーソフトウェアの更新」を選択します。「コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索」を選び、次の画面でセットアップが展開したNVIDIAフォルダーへ移動します。「サブフォルダーも検索する」にチェックが入っていることを確認し、「次へ」を押して完了を待ちます。完了後、再度PCを再起動します。
  4. 前の手順ではディスプレイドライバーのみがインストールされるため、セットアップファイルが展開されたフォルダーへ移動し、.exeファイルを実行します。使用許諾契約に同意したら、「カスタムインストール」を選択し、「クリーンインストールを実行する」にチェックを入れます。これにより、手動インストールでは導入されなかったコンポーネントがすべてインストールされます。

方法2:NVIDIA関連のデータをすべて削除して再インストールする

この方法では、PC上のNVIDIA関連のデータをすべて削除してから、セットアップをやり直します。

  1. 前述の方法と同様に、デバイスマネージャーからNVIDIAグラフィックドライバーをアンインストールし、PCを再起動します。
  2. スタートメニューを開いて「プログラムと機能」と入力し、検索結果から開きます。(古いバージョンのWindowsでは「プログラムの追加と削除」という名称ですが、同じ機能です。)
  3. 一覧の中からNVIDIA関連のプログラムをすべてアンインストールします。セットアップの指示に従い、必要な回数だけPCを再起動して変更を保存してください。
  4. すべて削除できたことを確認したら、改めてドライバーのインストールを試みます。今度はエラーなくセットアップが完了するはずです。

方法3:ウイルス対策ソフトを無効化する

ウイルス対策ソフトは、安全なインストールであってもブロックしてしまうことがあります。このエラーに直面している場合、ウイルス対策ソフトがセットアップを妨げている可能性があります。無効化の手順は使用しているソフトによって異なりますが、まずはタスクバー上のウイルス対策ソフトのアイコンを右クリックし、「無効化」ボタンがあるかどうかを確認しましょう。見つからない場合は、ソフト本体を開いて設定を探してください。ウイルス対策ソフトを無効にした状態でセットアップを試し、改善するかどうか確認してみてください。

方法4:Program Files内のNVIDIAフォルダーの名前を変更する

少し奇妙に思えるかもしれませんが、実際にこの方法で解決したユーザーが複数いるため、試す価値は十分にあります。

  1. OSがインストールされているパーティションを開き、「Program Files」フォルダーへ移動します。
  2. NVIDIA Corporation」という名前のフォルダーを見つけます。それを右クリックして「名前の変更」を選択するか、フォルダーをクリックしてキーボードのF2キーを押します。別の名前に変更し、Enterキーで保存します。
  3. その後、セットアップを再実行します。今度はエラーが出ずに正常に動作するはずです。

方法5:DDU(Display Driver Uninstaller)を使用する

DDU(Display Driver Uninstaller)は無料でダウンロードできるユーティリティで、PCからNVIDIA関連のデータを完全に削除し、クリーンな状態でドライバーを再インストールできるようにします。DDUを安全に使うための手順は以下の通りです。

  1. まず公式サイトなどからDDUをダウンロードします。
  2. ダウンロードが完了したら、WinRARや7-Zipなどを使ってファイルを展開します。
  3. Windows 10をセーフモードで起動します。
  4. セーフモードで起動したら、DDUを開きます。
  5. デバイスタイプとして「GPU」を選択し、ベンダーとして「NVIDIA」を選びます。
  6. クリーンして再起動(Clean and Restart)」ボタンを押します。
  7. PCが通常モードで再起動したら、改めてドライバーのインストールを試みてください。

上記のいずれの方法でも問題が解決しない場合は、GeForce Experience経由ではなく、NVIDIA公式サイトから直接ドライバーをダウンロードしてみてください。お使いのPCに適合するドライバーを選択すれば、インストールが成功する可能性が高まります。なお、ノートパソコンでこの問題が発生している場合は、ノートPCメーカーがサポートページで独自にカスタマイズしたドライバーを公開していることがあるため、そちらの利用も検討するとよいでしょう。

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