System.Runtime.InteropServices.COMException(0x80070422)エラーの修正方法
Windows 10環境のパソコンの中には、電源を入れるたびに「System.Runtime.InteropServices.COMException(0x80070422)」というエラーが表示されるものがあります。このエラーと同時に、以下のようなスタックトレースやメッセージが表示されるケースも報告されています。
at System.Management.ThreadDispatch.Start() at System.Management.ManagementScope.Initialize() at System.Management.ManagementEventWatcher.Initialize() at System.Management.ManagementEventWatcher.Start() at SecureDeleteBackground.MainWindow_SourceInitialized(Objectsender, EventArgs e) g-pAsWMI-NotOpen getMode
これらのエラーメッセージを閉じた後、Wi-Fiネットワークへの接続やサウンドの再生など、基本的な操作が一切できなくなってしまうことがあります。パソコンを日常的に使う方であれば、この問題がどれほど深刻なものであるかは容易に想像できるでしょう。
スタックトレースに「System.Management」名前空間のクラスが並んでいることから分かるように、このエラーはWMI(Windows Management Instrumentation)関連の処理で発生しています。エラーコード0x80070422は「サービスが無効になっている」ことを意味するため、必要なサービスが無効化されているか、あるいはシステムファイルの欠落・破損によってWMIが正常に動作していない可能性が高いです。
幸い、この問題は修復可能です。以下に、特に効果的な解決策を順番に紹介します。
解決策1:DISMコマンドを実行する
DISM(展開イメージのサービスと管理)ツールを使うと、Windowsイメージの破損を検出して修復できます。
- スタートボタンを右クリックしてWinXメニューを開きます。
- メニューから「コマンドプロンプト(管理者)」(または「Windows PowerShell(管理者)」)を選択します。
- 以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
dism.exe /online /cleanup-image /scanhealth
スキャンが完了したら、続けて以下のコマンドを実行します。
dism.exe /online /cleanup-image /restorehealth
処理には時間がかかる場合があります。完了まで待機し、その後パソコンを再起動してください。
解決策2:SFCスキャンを実行する
システムファイルチェッカー(SFC)は、破損・欠落したシステムファイルを自動的に検出して修復してくれるWindows標準のユーティリティです。この問題の解決にも有効な手段となります。管理者権限でコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行してください。
sfc /scannow
スキャンと修復が完了したら、パソコンを再起動して問題が解消したかどうかを確認しましょう。
解決策3:インストールメディアまたは回復メディアでパソコンを修復する
上記の2つの方法で改善しない場合は、Windows 10のインストールメディアまたは回復メディアを使った修復を試みてください。Windows 10の修復機能は、システムに関わるあらゆる問題を修復できるよう設計されています。
- Windows 10のインストール用USBメモリ/DVD、または回復メディアを用意します。手元にない場合は、Microsoftの公式サイトから「メディア作成ツール」をダウンロードして作成できます。
- メディアをパソコンに挿入し、パソコンを再起動します。
- BIOS(UEFI)設定画面を開きます(開き方はパソコンの取扱説明書を参照してください)。挿入したメディアから起動するようブート順序を変更します。
- 通常どおりWindows 10のセットアップを進め、「Windows セットアップ」の画面が表示されたら、「今すぐインストール」ではなく「コンピューターを修復する」をクリックします。回復メディアを使用している場合は、この手順をスキップしてください。
- 画面の指示に従ってパソコンの修復を完了させます。
上記の対処法をすべて試しても問題が解決しない場合は、ハードウェアの故障など別の要因も考えられます。大切なデータのバックアップを取ったうえで、メーカーサポートや専門業者への相談も検討してください。
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