searchindexer.exeが引き起こすCPU使用率の高さを解決する5つの対処法
Windowsユーザーの多くは、PCの動作が遅くなることに悩まされています。その主な原因は、インストールされたアプリケーションをすべて動かすために、CPUがメモリを大量に消費することにあります。中でも、RAMやCPUリソースを異常に食い潰すことで知られているのが、SearchIndexer.exeというプログラムです。
タスクマネージャーからサービスを一時的に無効化したり、プロセッサアフィニティを設定してプログラムが使用できるコア数を制限するといった応急措置もあります。ただし、これらはあくまで一時的な対処であり、根本的な解決策にはなりません。
searchindexer.exeとは、Windowsに標準搭載されている「Windows Search」用のインデックス作成サービスです。エクスプローラーやスタートメニューの検索ボックス、ライブラリ機能など、Windows内蔵のファイル検索エンジン全体を支えている重要なプロセスです。
本ガイドの手順に進む前に、症状が出たばかりであれば、まず数時間様子を見てください。インデックス作成作業で一時的に負荷が高まっている可能性があり、自然に収まるケースもあるためです。6〜7時間経っても改善しない場合は、以下の対処法を試してみましょう。
対処法1:Windows Searchサービスを再起動する
Windowsキーを押しながらRキーを押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。services.mscと入力してOKをクリックしてください。

一覧からWindows Searchサービスを探し、右クリックしてプロパティを選択します。

停止ボタンをクリックし、スタートアップの種類のドロップダウンメニューから無効を選択します。

設定が完了したらPCを再起動します。再起動後、再度services.mscを開き、同じサービスのプロパティからスタートアップの種類を自動(遅延開始)に変更して、サービスを開始してください。
しばらく待ってからsearchindexer.exeのCPU使用率が下がったかどうかを確認します。正常な値に戻っていれば完了です。改善しない場合は、次の対処法に進みましょう。
対処法2:korwbrkr.dllの名前をkorwbrkr.bakに変更する
まず対処法1と同じ手順でWindows Searchサービスを停止します。続いて、スタートメニューで「CMD」と検索し、コマンドプロンプトを右クリックして管理者として実行を選択します。コマンドプロンプトが開いたら、以下のコマンドを入力します。
cd C:\windows\system32
Enterキーを押した後、次のコマンドを入力します。
ren korwbrkr.dll korwbrkr.bak
その後、Windows Searchサービスを開始し、PCを再起動すれば問題は解決するはずです。
対処法3:プロセスのダンプを作成して分析する
上記の方法で解決しない場合に有効なのがこの方法です。実際、対処法2はこの分析結果から導き出されたものです。ここでは、searchindexer.exeプロセスのダンプファイルを作成し、CPU使用率を高くしている原因ファイルを特定します。
Windowsキーを押しながらRキーを押し、「taskmgr」と入力してOKをクリックします。「プロセス」タブを開き、SearchIndexer.exeを探して右クリックし、DUMPファイルの作成を選択してください。
作成が完了したら、ダンプファイルの保存場所を控えておきましょう。デバッガーツール(WinDbgなど)で開いて分析するか、自己分析が難しい場合は専門家に解析を依頼することも可能です。
以下はダンプファイルの出力例です。この分析によって、対処法2で挙げた原因ファイル(korwbrkr.dll)を特定できました。これは韓国語のテキスト解析用モジュールで、日本語環境では通常不要なファイルですが、Windows Updateの過程で組み込まれた可能性があります。
Loading Dump File [S:\Tools\SearchIndexer.exe.dmp] User Mini Dump File with Full Memory: Only application data is available Symbol search path is: *** Invalid *** Executable search path is: Windows 8 Version 9200 MP (8 procs) Free x64 Product: WinNt, suite: SingleUserTS Built by: 6.2.9200.16384 (win8_rtm.120725-1247) Debug session time: Sun Nov 4 22:01:24.000 2012 (UTC - 7:00) System Uptime: 0 days 10:09:39.102 Process Uptime: 0 days 0:54:31.000 ntdll!NtWaitForSingleObject+0xa: 000007fc`5b172c2a c3 ret
さらに、Process Hackerで問題のスレッドを調査したところ、以下のようなスタックトレースが確認できました。korwbrkr.dllが繰り返し呼び出されていることが分かります。
0, ntoskrnl.exe!SeAccessCheck+0x1ef 1, ntoskrnl.exe!KeDelayExecutionThread+0xc32 2, ntoskrnl.exe!KeWaitForSingleObject+0x1cf 6, korwbrkr.dll!DllUnregisterServer+0x2f48 7, korwbrkr.dll!DllUnregisterServer+0x243e 8, korwbrkr.dll+0x12173 15, mssrch.dll!DllGetClassObject+0x3feba 17, kernel32.dll!BaseThreadInitThunk+0x1a 18, ntdll.dll!RtlUserThreadStart+0x21
なお、ファイル名を変更したりシステムファイルに手を加えたりする前に、必ずそのファイルの安全性を確認してください。簡単なWeb検索でファイルの役割を調べることができます。この方法は、システムに詳しい上級者向けの操作である点にご注意ください。
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