「潜在的なWindows Updateデータベースエラーが検出されました」を修正する方法
Windows Updateの管理は、多くの人にとってトラブルの連続となりがちです。数々の問題やエラーに悩まされることなくスムーズに完了できるユーザーはごくわずかでしょう。そのため、Windowsが強制的にダウンロードを開始するまで、あるいは最新バージョンでしか動作しないアプリが必要になるまで、アップデートを後回しにしてしまう人も少なくありません。
しかし、アップデート中にはさまざまなエラーが発生する可能性があり、原因を特定するのが難しいケースも多いものです。複数の対処法を試してはじめて解決にたどり着くことも珍しくありません。
Windows Update中のデータベースエラーとは
「潜在的なWindows Updateデータベースエラーが検出されました」というエラーメッセージは、Windows Updateに関連するいくつかの異なる場面で表示されることがあります。まず、Windowsを新しいバージョンへ更新している最中に発生するケースがあります。また、「Windows Updateの修復」などの機能を実行した際にも表示されることがあります。
エラーコードが表示される場合もあれば、まったく表示されない場合もありますが、いずれの場合も解決策は基本的に同じです。何ヶ月もアップデートを先延ばしにした末にようやく実行したら、このようなエラーで止まってしまうのは非常にストレスが溜まるものです。以下に紹介する対処法を順番に試してみてください。
事前確認:破損したシステムファイルの修復
まず、システムファイルの破損チェックツール(Restoroなど)を使ってPCをスキャンし、破損または欠落しているファイルが見つかった場合は修復を行ってください。そのうえで問題が解決しない場合は、以下の対処法を順に試してみましょう。
対処法1:SFCスキャンを実行する
SFC(System File Checker)は、Microsoftが公式に推奨しているツールで、実際に多くのユーザーの問題を解決した実績があります。他の方法を試す前に、まずこちらを実行することをおすすめします。SFCはシステムファイルの破損や不具合を自動的に検出し、修復してくれる便利なコマンドです。
- 検索ボックスに「コマンドプロンプト」と入力し、アイコンを右クリックして「管理者として実行」を選択します。
- 「sfc /scannow」と入力してEnterキーを押します。
- スキャンが開始され、問題のあるファイルが自動的に修復されます。
対処法2:DISMツールを使用する
DISM(Deployment Image Servicing and Management)は、Windowsイメージの修復やメンテナンスを行えるツールです。こちらもMicrosoftが推奨しており、特定の問題を自動的に修正できます。
- 対処法1と同じ手順で、コマンドプロンプトを管理者として実行します。
- 以下の2つのコマンドを順番に入力します。
DISM.exe /Online /Cleanup-image /scanhealth
DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth
- 処理が完了するまでにはある程度時間がかかりますが、途中でキャンセルせずに必ず最後まで待ちましょう。
対処法3:Windows Updateコンポーネントを手動でリセットする
この方法はやや上級者向けで、アップデート関連のサービスを手動で停止・リセットし、更新プロセスを最初からやり直すものです。以下の手順に慎重に従ってください。
- 前述の方法と同様に、コマンドプロンプトを管理者として実行します。
- 以下のコマンドを入力して、Windows Update Services、MSI Installer、BITS、Cryptographicの各サービスを停止します。
net stop wuauserv
net stop cryptSvc
net stop bits
net stop msiserver
- 「SoftwareDistribution」と「Catroot2」という2つのフォルダー名を変更します。手動で探すことも可能ですが、以下のコマンドをコピーして実行する方が簡単です。
ren C:\Windows\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old
ren C:\Windows\System32\catroot2 Catroot2.old
- 手順2で停止したサービスを、以下のコマンドで再起動します。
net start wuauserv
net start cryptSvc
net start bits
net start msiserver
- PCを再起動し、再度Windows Updateを実行してください。
対処法4:Windows Updateのトラブルシューティングツールを使用する
Windowsには、この種の問題に対応するために標準搭載されているトラブルシューティングツールがあります。他の方法がすべて失敗したときに役立つ可能性があります。
- 「コントロールパネル」→「トラブルシューティング」→「システムとセキュリティ」→「Windows Update の問題を解決する」の順に開きます。
- 画面の指示に従って操作を進めます。
対処法5:フォルダー内のファイルを削除する
- C:\Windows\SoftwareDistribution\Download フォルダーを開き、中身をすべて削除します。
- 続いて C:\Windows\SoftwareDistribution を開き、「Download.old」ファイルがあれば削除します。
- その後、アップデートが正常に開始できるか確認してください。
対処法6:Windowsをリセットする
すべての対処法が失敗した場合の最終手段として、個人用ファイルを残したままWindowsを再インストールする方法があります。Windows 10では、ファイルを保持したままリセットすることが可能です。あらかじめUSBメモリまたはDVDにWindows 10のインストールメディアを作成しておきましょう。
- 作成したインストールメディア(DVDまたはUSB)を挿入してPCを起動します。
- 「オプションの選択」画面で「トラブルシューティング」を選択し、「詳細オプション」をクリックします。
- 「このPCを初期状態に戻す」を選択し、「個人用ファイルを残す」を選びます。
対処法7:自動化スクリプトでWindows Updateサービスをリセットする
対処法3の手順が複雑に感じられる場合は、自動化スクリプトを利用するとより確実に作業を進められます。スクリプトには対処法3には含まれていない追加機能も備わっています。
- Windows 10(ビルド10240以降)向け、およびWindows 7/8.0/8.1向けのそれぞれ対応するスクリプトをダウンロードします。
- ダウンロードフォルダーにあるファイルを右クリックし、「展開」を選択します。
- 展開後、「WuReset.bat」ファイルを右クリックして「管理者として実行」を選択します。
- 「タスクは正常に完了しました」というメッセージが表示されたら、PCを再起動します。
以上の対処法を順番に試すことで、「潜在的なWindows Updateデータベースエラーが検出されました」というエラーを解消できるはずです。焦らず一つずつ確認しながら進めてください。
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