msseces.exeのCPU使用率が高くなる問題を修正する方法
Microsoft Security Essentials(MSE)は、Windows 7以降のOSを保護することを目的としたアンチウイルスソフトウェアです。Microsoft自身によって更新・メンテナンスされており、サードパーティ製アンチウイルスソフトに代わる優れた選択肢となっています。
しかし、WindowsとMSEはどちらもMicrosoftが開発・管理しているにもかかわらず、「msseces.exe」というサービスが高CPU使用率を引き起こすケースがいくつか報告されています。このプロセスはMicrosoft Security EssentialsのフロントエンドGUIです。一方、「MsMpEng.exe」というプロセスはMSEのバックエンドとして動作しています。注目すべき点として、このバックエンドプロセスはMSEとWindows Defenderの両方で共用されています。MSEをインストールすると、Windows Defenderは停止し、代わりにこのプロセスを使用するようになります。
この問題にはいくつかの対処法があります。まず、MSEのディレクトリをMSE自体の除外リストに追加する方法を試します。それでも解決しない場合は、PCに別のアンチウイルスプログラムがインストールされていないかを確認しましょう。
解決策1:フォルダの場所を例外として追加する
プロセス「msseces.exe」が保存されているフォルダに移動し、そのアドレスをコピーして、MSE自体に例外として登録します。これにより、バックエンドの場合と同様に、フロントエンドの問題も解決できる可能性があります。なお、この操作には管理者権限が必要になる場合があります。
- Windows + Rキーを押し、ダイアログボックスに「taskmgr」と入力してEnterキーを押します。
- タスクマネージャーが開いたら、「プロセス」タブに移動し、「exe」を見つけます。右クリックして「ファイルの場所を開く」を選択します。

- ファイルの場所で、アプリケーションの一覧から「msseces」を探します。右クリックして「アドレスのコピー」をクリックします。

- MSEを起動し、「設定」タブをクリックします。左側のナビゲーションペインで「除外されたファイルと場所」を選択し、ファイルの場所の欄に先ほどコピーしたアドレスを貼り付けます。最後に「追加」をクリックします。

- 変更を保存してMSEを終了します。パソコンを再起動し、問題が解決したかどうかを確認してください。
解決策2:古いアンチウイルスプログラムをアンインストールする
複数のアンチウイルスプログラムを同時にインストールすると、それぞれのプロセスがPC上のリソースを奪い合うため、OSの動作バランスが崩れることがよく知られています。最近新しいアンチウイルスソフトをインストールした場合は、アンインストールすることをおすすめします。実際に、複数のアンチウイルスソフトが同時に稼働していたことが原因で高CPU使用率が発生していたという報告が多数寄せられています。
- Windows + Rキーを押し、ダイアログボックスに「appwiz.cpl」と入力してEnterキーを押します。
- インストール済みのすべてのアプリケーションが表示されます。余分なアンチウイルスソフトウェアを見つけたら、右クリックして「アンインストール」を選択します。

- アンインストール後にパソコンを再起動し、問題が解決したかどうかを確認します。付属の専用アンインストーラーを使って削除することも可能です。
注意: 追加のアンチウイルスソフトウェアのアンインストールは自己責任で行ってください。ウイルス感染など、いかなる損害についても当サイトは責任を負いかねます。
解決策3:MSEを無効化・アンインストールする
上記の2つの方法でも問題が解決しない場合は、Microsoft Security Essentialsを無効化・アンインストールして、別の代替ソフトに乗り換えることを検討しましょう。市場には無料で利用できるアンチウイルスソフトウェアが数多くあり、十分に保護機能を果たしてくれます。良さそうな代替品が見つかるまでの間、一時的にWindows Defenderを利用することもできます。
まず、アプリケーションを開いてMSEを無効化してください。それでも効果がない場合は、解決策2で説明した手順に従ってアンインストールを行いましょう。
また、MSEのバックエンドプロセスによるCPU使用率の問題については、「Antimalware Service Executable(MsMpEng)の高CPU使用率を修正する方法」の記事もあわせてご参照ください。
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