【解決済み】Microsoft Visual C++インストール時のエラー0x80070666の直し方
多くのWindowsユーザーが、Microsoft Visual C++ や Lumberyard などの再頒布可能パッケージ(Redistributable)をインストールしようとした際に、「0x80070666」というエラーに遭遇しています。このエラーは通常、インストール作業のごく初期段階で発生し、Windows 7、Windows 8.1、Windows 10 のいずれのバージョンでも確認されているため、特定のOSバージョンに限定された問題ではありません。

Visual C++インストール時に0x80070666エラーが発生する原因
この問題について、多数のユーザー報告と、実際に問題を解決できたユーザーが採用した修復方法を調査したところ、以下のような複数のシナリオがこのエラーを引き起こすことが判明しました。
- 別のVisual C++がすでにインストールされている ― 実は、Visual C++ 2015とVisual C++ 2017には一部共通のバイナリファイルが含まれており、これらが競合することが知られています。すでにVisual C++ 再頒布可能パッケージ 2017がインストールされている環境で2015版をインストールしようとすると、このエラーが表示される可能性が高いです。この場合は、新しい方のVisual C++をアンインストールすれば問題が解決します。
- 破損したVisual C++インストール ― 何らかの要因でVisual C++ 再頒布可能パッケージのインストールが不完全・破損状態になっているケースもあります。この場合、専用のFix-itツールを実行するか、コマンドプロンプトを使って修復画面を強制的に表示させる必要があります。
- Windows Updateが同じパッケージの更新を準備している ― Windows Updateのコンポーネントが、同じVisual C++パッケージに対する保留中の更新を持っている場合にも、このエラーが発生することがあります。このケースでは、保留中のWindows更新プログラムをすべて適用することで自動的に解決します。
現在、0x80070666 エラーを回避してパッケージのインストールを完了させたい方は、この記事で紹介する複数のトラブルシューティング手法を試してみてください。以下に、同様の状況にあったユーザーたちが実際に成功した対処法を紹介します。
各方法は効果と重要度の順に並べていますので、記載された順番通りに実行することをおすすめします。いずれかの方法で必ず問題が解決するはずです。
方法1:既存のVisual C++ 再頒布可能パッケージをすべてアンインストールする
多くのユーザーの報告によると、この問題は、インストールしようとしているのと同じ(または新旧異なるバージョンの)再頒布可能パッケージがすでにPCに存在する場合に最も多く発生します。
典型的なのは、Visual C++ Redist 2015をインストールしようとした際に、より新しいバージョンがすでにシステムに入っているケースです。実際に、新しいバージョンをアンインストールすることで「セットアップ失敗 – 0x80070666」エラーを解消できたという報告が複数あります。
手順は以下の通りです。
- Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、「appwiz.cpl」と入力してEnterキーを押します。「プログラムと機能」画面が開きます。

- インストール済みプログラムの一覧をスクロールし、Microsoft Visual C++ Redist関連の項目をすべて探します。
- 各Microsoft Visual C++ Redistを右クリックして「アンインストール」を選択し、画面の指示に従ってすべてのパッケージを削除します。

- すべてのVisual C++パッケージをアンインストールしたら、PCを再起動し、起動が完了するのを待ちます。
- 以前0x80070666エラーで失敗していた再頒布可能パッケージのインストールを再度試みます。
それでも同じエラーが表示される場合は、次の方法に進んでください。
方法2:Fix-Itツールを実行する
マイクロソフトが提供しているFix Itツールの中に、再頒布可能パッケージの自動インストールを妨げている問題を解決できたという報告があるものがあります。このツールは、新しいプログラムのインストール時に使用される各種コンポーネント(破損したレジストリキーを含む)を修復するための複数の修復処理を自動的に実行してくれます。
注意:このFix Itツールは、Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、Windows 10で動作します。
Fix Itツールを使用して0x80070666エラーを解決する手順は以下の通りです。
- こちらのリンク先ページにアクセスし、「ダウンロード」ボタンをクリックしてFix Itツールを入手します。

- ダウンロードが完了したら、.diagcabファイルをダブルクリックしてFix Itツールを起動します。最初の画面が表示されたら「詳細設定」をクリックし、「修復を自動的に適用する」にチェックが入っていることを確認してから「次へ」をクリックします。

- 次の画面で「インストール」を選択します。

- 検出フェーズが完了するまで待ち、問題が発生している再頒布可能パッケージを選択して「次へ」をクリックします。

- 推奨される修復手順に従って、ウィザードの最後まで進めます。

- Fix Itツールの実行が完了したらPCを再起動し、次回起動後に再頒布可能パッケージが問題なくインストールできるか確認します。
それでも0x80070666エラーが解決しない場合は、次の方法に進みましょう。
方法3:保留中のWindows Updateをすべてインストールする
この0x80070666エラーは、Windows Updateがすでに同じ再頒布可能パッケージのインストールを準備しているために発生している可能性もあります。実際に、必要なWindows更新プログラムを適用したところ、以前エラーになっていた再頒布可能パッケージが自動的にインストールされたという報告が複数あります。
保留中のWindows更新プログラムをインストールする手順は以下の通りです。
- Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、「ms-settings:windowsupdate」と入力してEnterキーを押します。設定アプリのWindows Update画面が開きます。

注意:Windows 10以外のバージョンの場合は、代わりに「wuapp」コマンドを使用してください。 - Windows Updateの画面で「更新プログラムのチェック」をクリックし、画面の指示に従って保留中の更新プログラムをすべてインストールします。

- すべての更新プログラムの適用が完了したらPCを再起動し、対象の再頒布可能パッケージがすでにインストールされていないか確認します。まだの場合は改めてインストールを試みて、エラーが解消されたかどうかをチェックしましょう。
それでも0x80070666エラーが消えない場合は、最後の方法を試してください。
方法4:コマンドプロンプトを使ってVisual C++インストールを修復する
一部のユーザーからは、「Visual C++のインストールが破損している疑いがあるのに、プログラム一覧(アプリと機能)に表示されず修復できない」という声がありました。これは特にVisual C++ 2015 再頒布可能パッケージで起こりやすい現象です。
幸いにも、インストーラーをダウンロードした上で、コマンドプロンプト経由で修復画面を強制的に表示させることで解決できたケースがあります。手順は以下の通りです。
- まず、インストールしようとしている再頒布可能パッケージのインストーラー(例:vc_redist.x64.exe)がPC内にあること、そしてその正確な保存場所を把握しておきます。ない場合は再度ダウンロードしてください。
- Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、「cmd」と入力してEnterキーを押し、コマンドプロンプトを起動します。
- コマンドプロンプトで、以下のコマンドを使ってインストーラーのあるフォルダへ移動します。たとえば、インストーラーが「ダウンロード」フォルダにある場合は次のように入力します:
CD C:\Users\*ユーザー名*\Downloads
- 正しいディレクトリに移動できたら、インストーラーのファイル名に続けて「/uninstall」を付けて実行し、インストール画面を強制的に表示させます。入力例:
vc_redist.x64.exe /uninstall
- 表示された画面で「修復」をクリックし、画面の指示に従ってVisual C++ 再頒布可能パッケージの修復を完了させます。
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