Windows 10でOneDriveが同期しない問題を解決する7つの対処法
パソコンを使用していると、さまざまなトラブルに遭遇することがあります。その代表例が、OneDriveでファイルをバックアップしているのに同期されないという問題です。本記事では、OneDriveの基本的な同期手順と、Windows 10で同期がうまくいかないときの対処法を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
目次
- OneDriveファイルを同期する方法
- Windows 10でOneDriveが同期しない問題を修正する方法
OneDriveファイルを同期する方法
OneDriveを利用すると、ファイルやフォルダをクラウドに同期でき、他のデバイスからも同じデータを開けるようになります。まずは基本の同期手順を確認しましょう。
手順1:タスクバーのOneDriveアイコンを右クリックし、「設定」を選択します。
手順2:設定画面が表示されたら、「フォルダーの選択」をクリックします。
手順3:同期したいフォルダやファイルにチェックを入れ、「OK」をクリックします。
これで、同期したファイルやフォルダはPC上のOneDriveフォルダで確認できるほか、オンラインのOneDriveからもアクセス可能になります。何より便利なのは、同期されたデータを他のデバイスでも利用できる点です。
Windows 10でOneDriveが同期しない問題を修正する方法
ここからは、OneDriveが同期できないときに試せる具体的な対処法を紹介します。まずは一般的な方法から順番に試してみてください。
対処法一覧:
- 1. 同期するファイルが10GBを超えていないか確認する
- 2. OneDriveが最新バージョンであることを確認する
- 3. OneDriveを再起動する
- 4. PCとOneDriveのストレージ容量を確認する
- 5. OneDriveフォルダの同期が許可されているか確認する
- 6. ファイルパスを短く設定する
- 7. アカウントがWindows 10に接続されているか確認する
1. 同期するファイルが10GBを超えていないか確認する
OneDriveには、ファイルサイズの上限として10GBという制限があります。このサイズを超えるファイルをアップロードしようとすると、「ファイルが大きすぎてアップロードできません」や「ファイルサイズを小さくしてからアップロードしてください」といったエラーメッセージが表示されます。
その場合は、ファイルを圧縮しましょう。圧縮すればファイルサイズを小さくできますが、元の品質は保たれるため、画質や内容が劣化する心配はありません。
同期したいフォルダを選択して右クリックし、「送る」→「圧縮(zip形式)フォルダー」を選択します。お使いのPCに圧縮・展開機能が備わっていない場合は、WinRARなどの圧縮ソフトを先にインストールしておきましょう。
これで、より小さなファイルを作成できます。
2. OneDriveが最新バージョンであることを確認する
OneDriveアイコンを右クリックして「設定」を開き、「バージョン情報」タブをクリックします。
ここで現在のOneDriveのバージョンを確認できます。最新版でない場合は、更新を行いましょう。古いバージョンでは同期不良が発生することがあります。
上記の方法で問題が解決しない場合は、引き続き次の対処法を試してみてください。
3. OneDriveを再起動する
タスクバーのOneDriveアイコンを右クリックし、「終了」を選択します。
表示されたウィンドウで「OneDriveを閉じる」を選択します。
その後、OneDriveを再度起動します。再起動によって、一時的な不具合が解消されるケースは少なくありません。
4. PCとOneDriveのストレージ容量を確認する
ローカルディスクの空き容量が不足していると、OneDriveはファイルを同期できません。
たとえば上の画像では、Cドライブの空き容量が77.2GB(総容量101GB)あり、十分な余裕がある状態です。もしディスクがいっぱいになっている場合は、不要なファイルを削除または移動して空き容量を確保しましょう。Windows 10でのディスク容量の管理方法については、専用のチュートリアル記事も参考になります。
また、OneDrive側のストレージが満杯の場合も同期できません。オンラインのOneDriveを開き、「ストレージの管理」をクリックして残り容量を確認しましょう。
OneDriveの無料容量は5GBです。容量が不足している場合は、追加容量を購入するか、不要なファイルを削除して対処してください。
5. OneDriveフォルダの同期が許可されているか確認する
同期オプションがオフになっていると、ファイルを同期しようとしてもうまくいかないことがあります。同期するフォルダが正しく選択されているか確認しましょう。確認手順は、前述の「OneDriveファイルを同期する方法」と同じです。
PC上ですべてのOneDriveファイルを利用できるようにしたい場合は、「OneDrive内のすべてのファイルとフォルダーを同期する」にチェックを入れます。
すべてのフォルダを同期しない設定にしている場合、他の人と共有された新しいフォルダやファイルは、手動で選択するまでPCに同期されないので注意が必要です。
「これらのフォルダのみを同期する」では、同期したいフォルダやファイルを個別に選択できます。この設定をしておけば、いつどこでファイルを編集しても、変更内容が自動的にOneDriveへ保存されます。
関連記事:OneDriveを使ってリモートPCからファイルを取得する方法
6. ファイルパスを短く設定する
パスの長さもOneDriveの同期に影響します。同期できない場合は、パスが長すぎないか確認しましょう。同期対象のファイルに多数のフォルダやサブフォルダが含まれていると、同期が失敗しやすくなります。パスは255文字以内に収める必要があります。
フォルダの階層を減らすことでパスを短縮できます。フォルダ名自体もパスの長さに関わるため、名前の付け方にも注意しましょう。
OneDriveフォルダを開き、フォルダ名が長すぎると感じたら、短い名前に変更します。
同期対象のフォルダを選択して右クリックし、「名前の変更」を選べば、任意の名前に変更できます。シンプルな名前を付けることで、同期がスムーズになります。
7. アカウントがWindows 10に接続されているか確認する
OneDriveが同期されない場合、Windows 10へのサインインにMicrosoftアカウントを使用し忘れている可能性があります。以下の手順で確認しましょう。
「設定」→「アカウント」→「ユーザーの情報」の順に選択します。
アカウントが接続されていない場合は、「代わりにMicrosoftアカウントでサインイン」をクリックして、アカウント情報を入力します。
誤ったアカウントでサインインしている場合は、正しいアカウントに切り替えましょう。正しいアカウントで接続すれば、写真や動画、ドキュメントをOneDriveに同期し、他のデバイスからも簡単に編集できるようになります。
このガイドが、OneDriveの同期問題の解決に役立てば幸いです。
-
Windows 10でSteamが開かない・起動しないときの対処法12選
Steamは、幅広いゲームにアクセスし、プレイやダウンロードができる無料のゲームプラットフォームです。しかし、Windows 10環境で「Steamアプリが開かない」というトラブルに遭遇することがあります。しばらく閉じていた後にSteamを起動しようとしても反応しない場合、オンライン上のアクティブプレイヤー数が極端に多くアクセスが制限されている可能性もあります。それ以外の原因によるものであれば、以下の解決策を試してみてください。まずは、Steamの主な特徴をおさらいしておきましょう。ユーザーフレンドリーでダウンロードも利用も無料のゲームプラットフォーム友人や他のプレイヤーとオンラインでコミュニ
-
Windows 10でOneDriveの同期トラブルを解決する方法【原因別の対処法まとめ】
OneDriveは、Microsoftが提供するクラウドストレージ兼ファイル同期サービスです。手軽なアクセシビリティと大容量ストレージを活かして、日常的に利用している方も多いのではないでしょうか。WindowsでOneDriveを使っていると、ある時点で同期に関するトラブルに遭遇することがあります。OneDriveではファイルを簡単に管理でき、さまざまな活用方法もありますが、今回はWindows 10におけるOneDriveの同期問題に焦点を当てて解説します。まずは、そもそもなぜOneDriveを使うのかという基本から見ていきましょう。 OneDriveの基本的な仕組みとメリット Office