WindowsでWerFault.exeアプリケーションエラーが発生したときの対処法
WerFault.exeは、Windowsエラーレポートサービスに関連する実行ファイルです。このサービスにより、MicrosoftはオペレーティングシステムやWindowsの機能・ツールに関するエラーを追跡し、対処できるようになっています。ユーザーからは、ランダムなタイミングで、特にパソコンの起動直後にこのエラーメッセージが表示されるという報告が多数寄せられています。

また、「設定」「フォト」「メール」「カレンダー」などのMicrosoftアプリにアクセスしようとした際にも、このエラーが発生することがあります。一見厄介な問題ですが、実際に効果があった複数の解決策が報告されています。以下の手順を順番に試してみてください。
WindowsでWerFault.exeアプリケーションエラーが発生する原因
この問題は通常、Windowsエラーレポートサービスに関連しています。まず最初に確認すべき箇所ですが、自分の状況に合う原因を見つけやすくするため、考えられる原因をすべてまとめました。
- Windowsエラーレポートサービスの不具合 – サービスに関するさまざまなバグが原因となることがありますが、多くの場合、サービスの再起動だけで解決できます。
- BIOSまたはWindows OSの問題 – BIOSとWindows OSを最新バージョンに更新するだけで解決するケースも少なくありません。システムの初期化(リセット)が有効だった例もあります。
解決策1:Windowsエラーレポートサービスを再起動する
WerFault.exeはWindowsエラーレポートサービスに関連しているため、サービス全体の再起動はトラブルシューティングとして非常に効果的です。まず最初に試すべき解決策なので、手順をよく確認しながら進めてください。
- キーボードのWindowsキー + Rキーを同時に押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。表示されたボックスに「services.msc」(引用符なし)と入力し、「OK」をクリックしてサービスツールを起動します。

- 別の方法として、スタートメニューからコントロールパネルを開くこともできます。スタートメニューの検索ボックスを使えば簡単に見つけられます。
- コントロールパネルが開いたら、ウィンドウ右上の「表示方法」を「大きいアイコン」に変更し、下へスクロールして管理ツールを探します。クリックして開き、その中のサービスショートカットをダブルクリックします。

- 一覧からWindows Error Reporting Serviceを見つけて右クリックし、表示されたコンテキストメニューから「プロパティ」を選択します。
- サービスが開始中の場合(「サービス状態」の横で確認できます)、ウィンドウ中央の「停止」ボタンをクリックして一旦停止します。すでに停止している場合は、そのまま次へ進みます。

- 続ける前に、サービスのプロパティウィンドウ内の「スタートアップの種類」が「自動」に設定されていることを確認します。設定変更時にダイアログが表示されたら内容を確認して確定します。最後にウィンドウ中央の「開始」ボタンをクリックしてウィンドウを閉じます。
「開始」をクリックした際、次のようなエラーメッセージが表示されることがあります。
「ローカル コンピューター上の Windows Error Reporting Service を開始できません。エラー 1079:このサービスに指定されたアカウントが、同じプロセスで実行されている他のサービスに指定されたアカウントと異なります。」
このメッセージが表示された場合は、以下の手順で修正してください。
- 上記の手順1〜3を実行してサービスのプロパティウィンドウを開き、「ログオン」タブに切り替えて「参照…」をクリックします。

- 「選択するオブジェクト名を入力してください」の入力欄に使用中のアカウント名を入力し、「名前の確認」をクリックして、名前が認識されるまで待ちます。
- 「OK」をクリックして完了します。アカウントにパスワードを設定している場合は、パスワードの入力を求められたら入力してください。これでサービスが正常に動作するようになります。
解決策2:Windowsを最新バージョンに更新する
最新版のWindows 10では、サードパーティ製プログラムが原因でない限り、この問題はほぼ解消されています。OSを最新の状態に保つことは、同種のエラーへの対処として常に有効であり、実際にWindows Updateでこの問題が解決したという報告も多数あります。
- Windowsキー + Iキーを押してWindowsの「設定」を開きます。または、タスクバーの検索ボックスで「設定」と検索してもアクセスできます。

- 「設定」の中から「更新とセキュリティ」セクションを見つけて開きます。「Windows Update」タブを表示したまま、「更新状態」の下にある「更新プログラムのチェック」ボタンをクリックし、新しいバージョンのWindowsが利用可能かどうかを確認します。

- 更新プログラムが見つかった場合は、Windowsが自動的にインストールを開始します。インストール完了後、再起動を求められるので指示に従ってください。
解決策3:ファイルを保持したままシステムを初期化する
Windows 10の場合、再インストールはもはや恐れるものではなく、深刻なエラーへの現実的な解決策の一つです。「WerFault.exeアプリケーションエラー」もクリーンインストールで解決できますが、この方法に進む前には、必ず上記の方法を先に試してください。
- Windows 10で「設定」アプリを開きます。スタートメニュー左下の歯車アイコンをクリックしてもアクセスできます。「更新とセキュリティ」を選択し、左側のペインにある「回復」タブをクリックします。
- Windowsには「このPCを初期状態に戻す」「以前のビルドに戻す」「詳細スタートアップ」の3つのオプションが表示されます。このPCを初期状態に戻すは、手順どおりに進めればファイルへの損失を最小限に抑えてやり直せる、最もおすすめの選択肢です。

- ファイルの扱い方に応じて「個人用ファイルを保持する」または「すべて削除する」のいずれかを選択します。どちらを選んでも、設定は初期値に戻り、インストール済みアプリはアンインストールされます。エラーの原因はドキュメントなどのファイルではない可能性が高いため、「個人用ファイルを保持する」を選ぶのがおすすめです。

- 以前のバージョンのWindowsには戻せなくなるという警告が表示されたら「次へ」をクリックします。確認画面が表示されたら「リセット」をクリックし、処理が完了するまで待ちます。完了後、画面の指示に従って「続行」をクリックしてパソコンを起動し、エラーが解消されているかどうかを確認してください。
解決策4:BIOSを更新する
BIOSの更新は少し意外に思えるかもしれませんが、実際に効果があったという報告があります。ただし、具体的な手順はマザーボードやPCメーカーによって異なるため、必ず各メーカーの公式情報を確認してください。
- 検索バーまたはスタートメニューに「msinfo32」と入力してシステム情報を開き、現在のBIOSバージョンを確認します。
- プロセッサの項目のすぐ下にあるBIOSバージョン/日付の情報を見つけ、控えられるようにテキストファイルやメモに書き留めておきます。

- お使いのパソコンがメーカー製完成品、BTOモデル、それとも自作のどれに該当するのかを確認します。これは非常に重要です。特定の部品向けのBIOSを適用すると互換性が失われ、誤ったBIOSで上書きすると重大なエラーやシステム障害につながる恐れがあります。
- BIOSアップデートに向けてパソコンを準備します。ノートパソコンの場合はバッテリーをフル充電し、念のためAC電源にも接続しておきましょう。デスクトップパソコンの場合は、停電によるシャットダウンを防ぐため、無停電電源装置(UPS)の使用をおすすめします。
- Lenovo、HP、Dell、MSIなど、お使いのメーカーの公式サポートページで配布されている手順と最新のBIOSファイルに従って、アップデートを実行してください。
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