Windows 10でGoPro動画が再生できない原因と7つの解決策【徹底解説】
GoProはアクションカメラの大手メーカーで、最大4K解像度の高画質動画を撮影できることで知られています。しかし、Windows 10環境ではGoProで撮影した動画が正しく再生されないというトラブルが多く報告されています。その主な原因は、必要なコーデックがインストールされていないこと、あるいはGoProカメラが採用している独自の動画圧縮方式(H.265/HEVC)にあります。

GoProの動画ファイルは、一般的な動画とは少し異なるフォーマットを採用しています。ファイル自体の破損が原因で再生できないケースはまれですが、以下の対処法を順番に試してみてください。
解決策1: コーデックパックをインストールする
Windows 10の大型アップデート以降、HEVC(H.265/High Efficiency Video Coding)の標準サポートが削除されました。このため、パソコンが動画を描画できず、映像が表示されずに音声だけが流れるという症状が発生します。対策としておすすめなのは「K-Lite Codec Pack」の導入です。このコーデックパックは、現在のOSが対応していない音声・動画フォーマットの再生を可能にします。
- K-Liteの公式サイトにアクセスします。

- 用途に合わせてコーデックパックをダウンロードします。
- 必要に応じて関連ソフトウェアも一緒にインストールします。その後パソコンを再起動し、問題が解決したか確認しましょう。
解決策2: VLCメディアプレイヤーを使う
VLCメディアプレイヤーは、無料で使えるオープンソースのメディアプレイヤーの中でも特に人気の高いソフトです。驚くほど多くの動画形式に対応しており、新しい形式にも頻繁なアップデートで対応しています。OSがGoProの動画形式に対応していない場合でも、VLCなら問題なく再生できる可能性が高いでしょう。
- VLCメディアプレイヤーの公式サイトにアクセスします。

- 最新版をダウンロードし、パソコンを再起動します。GoProの動画ファイルを右クリックし、「プログラムから開く」から「VLC Media Player」を選択して再生します。
すでにVLCを使用している場合は、最新バージョンかどうかを確認してください。VLCでは、対応コーデックや動画形式に関するアップデートが随時リリースされています。
- VLCを起動し、メニューバーの「ヘルプ」から「更新の確認」をクリックします。

VLCが自動的にアップデートの有無をチェックしてくれます。

解決策3: 撮影解像度を下げる
4Kや2.7Kで撮影された動画は、再生や編集に高い処理能力を必要とします。プロの映像制作や本格的な編集を行わないのであれば、1080p(30fpsまたは60fps)といった低めの解像度で撮影するのがおすすめです。画質は十分にクリアで、体感的な違いはほとんどありません。
解決策4: パソコンのスペックを上げる
前述のとおり、4Kや2.7Kで撮影したGoPro動画は、CPUやGPU(グラフィックボード)に大きな負荷がかかります。本格的に動画編集の世界に足を踏み入れたいなら、パソコンのスペックアップを検討するのも良いでしょう。以下は、GoPro動画編集に必要なシステム要件の一例です。

GoProの動画には膨大な情報量が含まれており、それらを適切に表示するには強力な処理能力が必要です。スペックの低いパソコンをお使いの場合は、買い替えや増設を検討してください。必要な動作環境については、GoPro公式フォーラムでも確認できます。
解決策5: 互換モードで実行する
GoProの公式編集ソフトである「GoPro Studio」は、すでに開発が終了しており更新も行われていません。このソフトでGoPro動画を再生している場合、互換モードでの実行が必要になることがあります。通常は互換モードなしでも動作するはずですが、互換モードを有効にすることで即座に問題が解決した事例も報告されています。
- Studioのアイコンを右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
- 「互換性」タブに移動し、「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェックを入れます。

- ドロップダウンから「Windows 8」を選択し、変更を保存して終了します。パソコンを再起動し、問題が解決したか確認しましょう。
解決策6: HandBrakeでH.264に変換する
GoPro動画の再生問題で最も多い原因は、カメラが採用しているH.265という動画圧縮方式への非対応です。最も確実な解決策は、動画を汎用性の高いH.264(MP4)形式に変換することです。ここでは「HandBrake」というフリーソフトを使用します。サードパーティ製ソフトのため、自己責任でインストールしてください。
- HandBrakeの公式サイトからソフトウェアをダウンロードします。
- インストール後、「Open Source(ソースを開く)」をクリックして変換したいファイルを追加します。

- 用途に合わせてプリセットを選択・変更します。

- 「Browse(参照)」をクリックして保存先を指定し、「Save As」でファイルを保存します。保存後、動画を再生して問題が解消されたか確認してください。
解決策7: HERO7 Blackで「Compatible + HEVC」または「H.264 + HEVC」圧縮を設定する
HERO7 Blackの環境設定には、HEVC動画圧縮か「H.264 + HEVC」を選択できるオプションがあります。この設定を有効にすると、対応可能な場面ではカメラが自動的にH.264で録画するようになります。撮影時には必ずこのオプションをオンにしておきましょう。ただし、4K60fpsなどの高解像度撮影では、この設定は反映されない点に注意してください。
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