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Windows PCで使用履歴を確認・削除する方法【手順を徹底解説】

パソコンを使用していると、知らないうちにその活動記録がシステム内部に保存されています。使用した時間帯、使用時間、何のために使ったのかといった情報は、画面上には表示されませんが、システムから確認することが可能です。誰かにパソコンを貸した場合や、信頼できない業者に修理に出した際に「相手がどのように使っていたのか」を知りたいときは、この使用履歴を簡単にチェックできます。お子様や家族の利用状況を見守る目的など、個人でもさまざまな用途に活用できるでしょう。

一方で、自分の使用履歴が他人に閲覧される可能性があるということは、プライバシーの観点から注意が必要です。この記事では、Windows PCの使用履歴を確認する方法と、履歴の痕跡を削除してプライバシーを守る方法を、手順ごとにわかりやすく解説します。

使用履歴を確認する方法

コマンドプロンプトで起動時間を確認する

まずは基本的な確認方法として、コマンドプロンプトを使ってパソコンの起動履歴をチェックします。

  1. 画面左下の検索ボックスに「run」と入力してEnterキーを押します。Windowsキー+Rキーの同時押しでも「ファイル名を指定して実行」を開けます。Windows PCで使用履歴を確認・削除する方法【手順を徹底解説】
  2. 「名前」欄に「CMD」と入力して「OK」をクリックすると、コマンドプロンプトのウィンドウが表示されます。
  3. コマンドプロンプトに「systeminfo」と入力してEnterキーを押します。
  4. 表示された情報を下へスクロールし、「システム起動時間(System Boot Time)」を確認すると、パソコンがいつ起動されたかがわかります。

イベントビューアーで詳細なログを確認する

さらに詳しい情報を確認したい場合は、以下の手順を実行してください。

  1. 再び「ファイル名を指定して実行」を開きます(検索バーから、またはWindowsキー+Rキー)。Windows PCで使用履歴を確認・削除する方法【手順を徹底解説】
  2. 「名前」欄に「eventvwr.msc」と入力して「OK」をクリックします。
  3. イベントビューアーのウィンドウが表示されます。
  4. 左側のディレクトリツリーで「イベントビューアー(ローカル)> Windowsログ > システム」をクリックします。ここでは、エラーメッセージ、警告メッセージ、付与されたアクセス権限など、パソコンの最近のアクティビティをすべて確認でき、日時の列で各イベントがいつ発生したかも把握できます。

使用履歴の痕跡を削除する方法

イベントビューアーのログを消去する

上記のイベントビューアーのログから使用履歴の痕跡を消したい場合は、次の手順を実行します。

  1. 「ファイル名を指定して実行」を開き、「eventvwr.msc」と入力して「OK」をクリックし、イベントビューアーを起動します。
  2. 「イベントビューアー(ローカル)> Windowsログ > システム」へ移動し、システムログの一覧を表示します。
  3. ウィンドウ上部のメニューから「操作」をクリックし、「ログの消去」を選択します。消去前にログを保存するか、そのまま消去するかを尋ねられるので、希望に応じて選択してください。

ログを消去すれば、他の人がイベントビューアーを開いてシステムログを調べても、情報を見つけられなくなります。

ただし、ログの消去だけでは使用履歴の痕跡が完全になくなるわけではありません。Windowsは、ユーザーがよく使うアプリやファイル、設定を学習し、クイックアクセスなどにおすすめとして表示する仕組みを持っています。たとえば、特定のファイルを頻繁に開いていれば、エクスプローラーの「最近使ったファイル」に表示されるため、そこから使用傾向が推測されてしまいます。以下の手順で、これらの痕跡も忘れずに削除しておきましょう。

アプリの使用履歴を削除する

Windows PCで使用履歴を確認・削除する方法【手順を徹底解説】
  1. Windows 10のデスクトップ左下にあるWindowsキー(スタートボタン)を右クリックし、「タスクマネージャー」を選択します。Ctrl+Alt+Delキーを押して「タスクマネージャー」を選ぶか、Ctrl+Shift+Escキーで直接起動することもできます。
  2. 「アプリの履歴」タブを開き、上部にある「使用履歴の削除」をクリックします。これでアプリの使用情報が消去されます。

エクスプローラーのファイル履歴を削除する

Windows PCで使用履歴を確認・削除する方法【手順を徹底解説】
  1. エクスプローラーを起動します(画面左下の検索バーから検索できます)。
  2. 上部リボンの「表示」をクリックします。
  3. リボン右端の「オプション」をクリックすると、フォルダーオプションが開きます。Windows PCで使用履歴を確認・削除する方法【手順を徹底解説】
  4. 「全般」タブを選択し、「プライバシー」セクションにある「最近使ったファイルをクイックアクセスに表示する」「よく使うフォルダーをクイックアクセスに表示する」のチェックを外します。これにより、クイックアクセスがファイルへのアクセス記録を表示しなくなります。これまでに蓄積された履歴を消すには、「クリア」ボタンをクリックしてください。最後に「OK」をクリックしてダイアログを閉じると、変更はすぐに反映されます。

スタートメニューの検索履歴(Cortana)を削除する

Windows PCで使用履歴を確認・削除する方法【手順を徹底解説】
  1. 検索バーの横にある丸いリング状のアイコン(Cortanaアシスタントのボタン)をクリックし、左パネルの歯車アイコンから設定を開きます。
  2. Cortanaの設定で「アクセス許可または履歴」を選択し、今後の記録を防ぎたい場合はデバイス履歴の記録を無効にします。これまでに保存された履歴を消去するには、「デバイス履歴のクリア」をクリックしてください。

まとめ

Windows PCは、快適な操作性を実現するために、ユーザーのクリックや選択、活動に基づく多くの使用情報や設定を保存しています。一般的な使用状況は、イベントビューアーのシステムログや、コマンドプロンプトでの起動時間の確認からチェックでき、イベントビューアーの詳細ログはアプリ内の「ログの消去」機能で削除可能です。さらに、開いたファイルやフォルダー、スタートメニューでの検索内容、アプリの使用履歴もWindowsに記録されているため、本記事で紹介した手順でこれらの痕跡も消去しておきましょう。ブラウザーの検索履歴は別途削除が必要ですが、上記の方法を実践すれば、Windows OS上に残る痕跡を適切に消去し、プライバシーを守ることができます。

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