Windows 10/11で画面を分割する方法|スナップ機能とPowerToysの使い方を徹底解説
マルチタスク派の方なら、ブラウザ、仕事用アプリ、その他のプログラムの間を行き来するのに多くの時間を費やし、混乱してしまうことも多いでしょう。この課題を解決して生産性を向上させるために、MicrosoftはWindows 8以降に「画面分割(スナップ)」機能を搭載しました。
この機能を使えば、ウィンドウや画面を水平・垂直方向に2つ、3つ、あるいは4つの領域に分割できます。同じドキュメントの複数箇所や、複数のプログラムを同時に表示できるのです!
本記事では、Windows 10および11で画面分割機能を使う方法をわかりやすく解説します。それでは早速見ていきましょう!
Windows 10で画面を分割する
Windows 10で画面を分割するには、まずWindowsの設定から「ウィンドウのスナップ」機能を有効にする必要があります。画面分割は、サードパーティ製アプリ、ブラウザ、エクスプローラーなど、Windows 10のほとんどのアプリケーションで利用可能です。
「ウィンドウのスナップ」を有効にする手順は以下の通りです:
- キーボードのWindowsキー+Iキーを同時に押して、Windowsの設定を開きます。
- 設定ウィンドウで、システムを選択します。

- 左側のペインからマルチタスクを選択し、「ウィンドウのスナップ」のトグルをオンにします。
- 続いて、「ウィンドウのスナップ」の下にある各オプションにチェックを入れて、スナップ関連の機能をすべて有効にします。

- 完了したら、設定ウィンドウを閉じます。
ウィンドウのスナップの使い方
機能を有効にしたら、さっそく使い始めましょう。Windows 10で画面分割を行う最も基本的な方法は、開いているウィンドウを画面の左端または右端へドラッグすることです。
この方法では、ウィンドウが自動的にリサイズされ、画面のちょうど半分を占めます。他にもウィンドウが開いている場合は、反対側の半分に小さなサムネイルとして表示されるので、使いたいものをクリックすると、そのウィンドウが残りの半分に配置されます。
また、キーボードショートカットでも画面分割が可能です。ウィンドウを掴んでドラッグする必要がないため、筆者としてはこちらの方が手軽だと感じています。以下に主なショートカットとその用途をまとめました:
- ウィンドウを画面の左半分/右半分にスナップ:Win + 左/右矢印キー

- ウィンドウを画面の四隅(1/4サイズ)にスナップ:まずWin+左/右矢印キーを押し、続けて上/下矢印キーを押します。

- ウィンドウを全画面表示にする:Win+上矢印キーを、全画面になるまで繰り返し押します。

- 1/4サイズのウィンドウを1/2サイズに拡大:Win+上/下矢印キーを3回押します。

Windows 11で画面を分割する
Windows 11の「ウィンドウのスナップ」機能は、いくつかの違いを除けばWindows 10とよく似ています。この機能はデフォルトで有効になっていますが、作業前に動作を確認しておくと安心です。
確認手順は以下の通りです:
- Windowsキー+Iキーを同時に押して、Windowsの設定を開きます。
- 設定ウィンドウの左側のペインからシステムを選択し、ウィンドウ右側のマルチタスクをクリックします。

- マルチタスクの画面で「ウィンドウのスナップ」のトグルを確認します。オフになっている場合はオンに切り替えます。

スナップレイアウトの使い方
Windows 11のスナップレイアウトは非常に扱いやすいのが特徴です。ウィンドウをドラッグしたり、キーボードショートカットを覚えたりする必要がありません。新OSでは、スナップレイアウトが各ウィンドウの最大化ボタンに組み込まれています。
上記の手順で「ウィンドウのスナップ」を有効にしたら、以下のように画面を分割できます:
- ウィンドウ右上にある「元に戻す(縮小表示)」ボタンにカーソルを合わせます。すると、画面分割のパターンが4つまたは6つ並んだ小さなメニューが表示されます。

- 用途に応じていずれかを選択します:
- 1つ目のオプションは、画面を左右に均等に分割し、両方のウィンドウが同じ幅になります。
- 2つ目も画面を2分割しますが、幅は非対称で、左側が右側より大きくなります。
- 3つ目のオプションは、左半分に1つのウィンドウ、右半分がさらに上下に2分割された3領域構成です。
- 4つ目のオプションは、画面を4分割し、各ウィンドウが画面の1/4を占有します。
それでは、各オプションの具体的な使い方を見ていきましょう。
画面を2分割する
- 元に戻すボタンにカーソルを合わせ、1つ目のオプションを選択します。
- 現在のウィンドウが選択した側の半分に移動し、もう半分には他のウィンドウがサムネイルで表示されます。

- 2番目の画面に追加したいウィンドウのサムネイルをクリックします。
- ウィンドウサイズを調整したい場合は、2つのウィンドウを隔てる太い境界線にカーソルを合わせます。線を左右にドラッグすれば、好みの幅に変更できます。
画面を3分割する
- 元に戻すボタンにカーソルを合わせ、3つ目のオプション内のいずれかの領域を選択します。
- 選択した領域に現在のウィンドウが配置され、残りの領域には他のウィンドウがサムネイルで表示されます。

- 2番目のウィンドウを選びます。
- 最後の空き領域にも開いているウィンドウが候補として表示されるので、操作したいものを選択します。
- 各ウィンドウのサイズは、前述の境界線ドラッグで調整できます。
画面を4分割する
画面を4分割する方法も、先ほどの手順とほぼ同じです。元に戻すボタンにカーソルを合わせて4つ目のオプションを選択し、表示したいウィンドウを1つずつ選ぶだけです。サイズ調整も同様に行えます。

Windows 10のやり方の方がしっくりくる方は、従来通りウィンドウをドラッグ&ドロップして画面を分割することもできますし、冒頭で紹介したキーボードショートカットを使うことも可能です!
PowerToys FancyZonesを活用する
Microsoft PowerToysは、OSを自由にカスタマイズできるよう開発されたMicrosoft公式の無料ユーティリティ集です。このツールを使えば、Windows 10のスナップ機能をさらに強化でき、パワーユーザー向けの多彩なカスタマイズオプションを利用できるようになります。
PowerToysで画面を柔軟に分割する手順は以下の通りです:
- PowerToysをダウンロードし、ダウンロードしたファイルを管理者として実行します。

- インストールが完了したら、プログラムを起動します。
- 左側のペインでFancyZonesをクリックし、「Launch layout editor(レイアウトエディターを起動)」を選択します。
- あとは、好みに合わせて画面の分割レイアウトを選択できます。
- ウィンドウをドラッグする際にShiftキーを押し続けると、作成したカスタムFancyZonesが適用されます。
-
Windows 11/10で画面が真っ白になる「WSOD」エラーの直し方!原因と対処法を徹底解説
Windows 11/10の「真っ白な画面」エラーとは?PCでWindows 10またはWindows 11を使用しているなら、「White Screen of Death(ホワイトスクリーン・オブ・デス、略称:WSOD)」と呼ばれるトラブルを経験したことがあるかもしれません。これはWindowsユーザーが日常的に遭遇しうる、比較的一般的な問題の一つです。Windows使用時によくある症状のひとつが、ログイン後に画面が真っ白になってしまう「ホワイトスクリーンエラー」です。この問題はすべてのWindowsバージョンで発生する可能性があり、どんなに経験豊富なユーザーでも避けられないことがあります。
-
Windows 11/10で画面録画を圧縮する方法|ファイルサイズを削減する完全ガイド
画面録画を圧縮したい、あるいは小さいファイルサイズで動画を録画したい理由はいくつかあります。例えば、頻繁に画面を録画していると、最適化されていないファイルサイズの動画がハードディスクの容量をあっという間に圧迫してしまうでしょう。 また、録画した動画を他の人と共有する必要がある場合も、ファイルサイズを小さくしたい大きな理由となります。理由が何であれ、本記事ではWindows PCで小さいファイルサイズの動画を録画する方法、または既存の画面録画を圧縮する方法をご紹介します。 小さいファイルサイズで動画を録画する方法 Windows PCで画面を録画する際は、以下の3つの設定に注目しましょう。 フ