【解決済み】Windows 10の電源オプションにスリープが表示されないときの対処法4選
Windows 10の電源メニューには、通常「スリープ」、「シャットダウン」、「再起動」、「休止状態」といった3〜4つの選択肢が表示されます。
なかでもスリープモードは、わずか数分でPCを「休ませ」、必要になったときに素早く復帰できるため、多くのユーザーに愛用されています。特に、一時的に席を外すことが多い方や、短い起動時間を重視する方にとっては欠かせない機能です。
しかし、「電源オプションにスリープが表示されない」「いつの間にかスリープの項目が消えてしまった」といった声も少なくありません。
スリープオプションの消失にお困りなら、以下の確実な方法を使って、できるだけ早く復元しましょう。
目次
方法1:ディスプレイドライバーを更新する
方法2:「電源とスリープ」の設定を変更してスリープを復元する
方法3:グループポリシーでスリープオプションを有効にする
方法4:レジストリエディターを編集してスリープオプションを追加する
方法1:ディスプレイドライバーを更新する
電源オプションにスリープが表示されない原因として、古い、あるいは破損したグラフィックドライバーが挙げられることがあります。ドライバーに不具合があると、スリープオプションが消えてしまうケースがあるのです。
Windows 10でスリープオプションを完全に復元するには、まずグラフィックドライバーを整理し、PCと正常に連携できる状態にしておきましょう。
ディスプレイドライバーをアンインストールする
1. コントロールパネル > プログラムと機能を開き、グラフィック関連のソフトウェアを見つけて、ひとつずつアンインストールします。
2. デバイスマネージャーを開きます。
3. ディスプレイアダプターを展開し、Intel HD Graphicsなどのグラフィックカードを右クリックして「デバイスのアンインストール」を選択します。表示が「Microsoft基本ディスプレイアダプター」になっている場合も、同様にアンインストールしてください。
4. PCを再起動します。
関連記事:Windows 10 / 8 / 7でグラフィックドライバーを完全にアンインストールする方法
ディスプレイドライバーを更新する
NVIDIAやIntelのグラフィックドライバーを更新することで、消えたスリープオプションが復活したという報告もあります。メーカーの公式サイトから最新のグラフィックドライバーをダウンロードし、手順に従ってインストールしてみてください。
ただし、自分でドライバーを選ぶのに自信がない場合は、Driver Boosterを利用すれば、適切なグラフィックドライバーを自動的に検出・更新できます。
1. Driver Boosterをダウンロードしてインストールし、PC上で起動します。
2. 「スキャン」をクリックします。グラフィックドライバーやバッテリードライバーを含むすべてのドライバーがスキャンされ、最新版の候補が表示されます。
3. 「更新」をクリックします。ディスプレイアダプターを見つけ、該当するグラフィックドライバーを更新してください。
グラフィックドライバーを更新してPCを再起動すると、電源メニューにスリープオプションが戻っているはずです。
方法2:「電源とスリープ」の設定を変更してスリープを復元する
中には、何の前触れもなくスリープモードだけが消えてしまったケースや、初心者のうちは気づかないうちにスタートメニューからスリープを削除してしまったというケースもあります。
そのような場合は、「電源とスリープ」の設定を変更することで、失われたスリープオプションを再度追加できます。
1. スタート > 設定 > システムの順に開きます。
2. 「電源とスリープ」の項目にある「追加の電源設定」をクリックします。
3. 左側のメニューから「電源ボタンの動作を選択する」をクリックします。
4. 表示された画面で「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックします。
5. 同じ画面内を下へスクロールし、「シャットダウン設定」の項目にある「スリープを表示する」にチェックを入れます。最後に「変更の保存」をクリックして完了です。
この方法なら、Windows 10の電源メニューにスリープオプションを自由に追加・削除できます。同時に、シャットダウン設定から消えてしまったスリープを復元することも可能です。
方法3:グループポリシーでスリープオプションを有効にする
グループポリシーを使って、電源オプションメニューにスリープを表示させる方法もあります。スリープを使いたいのに電源オプションに項目がない場合に有効な手段です。なお、グループポリシーエディターはWindows 10 Pro以上のエディションで利用できます。
1. 検索ボックスに「gpedit.msc」または「グループポリシーの編集」と入力し、Enterキーを押してグループポリシーを開きます。
2. ローカルグループポリシーエディターで、コンピューターの構成 > 管理用テンプレート > Windowsコンポーネント > エクスプローラーへ移動します。
3. 右側のペインを下へスクロールし、「電源オプションメニューにスリープを表示する」を右クリックして「編集」を選択します。
4. 「有効」にチェックを入れ、「適用」をクリックしてから「OK」を押します。
この設定を行うことで、スタートメニューの電源オプションでもスリープモードが有効になります。
以降はスタートメニューの電源ボタンをクリックすれば、スリープの項目が選択できるようになり、Windows 10でスリープが消える問題とはおさらばできます。
方法4:レジストリエディターを編集してスリープオプションを追加する
Windows 10で消えたスリープモードを有効化するもうひとつの方法として、レジストリエディターでInstantGo(旧称:コネクテッド スタンバイ)を有効にするやり方があります。これは、Windows 10のスリープモードをオンにする操作に相当します。
つまり、InstantGoを有効にすることが、そのままスリープモードの有効化につながるのです。
1. Windowsキー + Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
2. ボックスに「regedit」と入力し、OKをクリックしてレジストリエディターを起動します。
3. レジストリエディターで、次のパスへ移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Power
4. 右側のペインでCsEnabledをダブルクリックし、値のデータを1に変更します。OKをクリックして変更を保存してください。
これでInstantGoが有効になり、Windows 10の電源オプションメニューにもスリープが表示されるようになります。スタートメニューから消えていたスリープオプションの問題も解決です。
ヒント:InstantGoとは?なぜ有効にする必要があるのか
InstantGoは、PCの電源が切られているように見える状態でもネットワーク接続を維持できる技術です。最大のメリットは、Windows 10がバックグラウンドで各種更新を行い、必要に応じて即座に作業を再開できる点にあります。
これらはすべてバッテリー節約のための仕組みであり、スリープモード中の消費電力は最小限に抑えられながら、いつでもどんなコマンドにも即座に応答できる状態を保てるのです。
時間は待ってくれません。電源メニューにスリープを追加・有効化したいなら、今すぐこれらの解決策をWindows 10で試してみてください。
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