【解決済み】Windows 10/8/7で「msvcp140.dllが見つかりません」エラーを修正する4つの方法
目次
- msvcp140.dllエラーの概要
- msvcp140.dllとは何か?
- Windows 10でmsvcp140.dll不足を解消する方法
msvcp140.dllエラーの概要
PCを使用していると、「MSVCP140.dll がコンピューターに存在しないため、プログラムを開始できません。プログラムを再インストールしてこの問題を解決してください」や「msvcp140.dll が見つからないため、コードの実行を続行できません」といったエラーメッセージに遭遇することがあります。また、「msvcp140.dll の起動時に問題が発生しました」と表示されるケースもあります。
エラーの内容は様々ですが、根本的な原因は同じです。まずはmsvcp140.dllがどのようなファイルなのかを理解し、その上で適切な対処法を実行することが重要です。
msvcp140.dllとは何か?
DLLは「Dynamic Link Library(ダイナミックリンクライブラリ)」の略称で、複数のプログラムが共有して利用する機能を格納したファイルです。具体的に言うと、msvcp140.dllはMicrosoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ(Redistributable Package)に含まれるファイルの一つです。
つまり、Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージをインストールすると、msvcp140.dllも同時にWindowsに導入されます。通常、このファイルは C:\WINDOWS\System32 フォルダ内に保存されています。
多くのアプリケーションやゲームはVisual C++ランタイムに依存しているため、msvcp140.dllが欠落すると、該当するプログラムが正常に起動できなくなり、冒頭で紹介したようなエラーが発生します。
以下では、失われたmsvcp140.dllを復元し、エラーを解消するための具体的な方法を紹介します。
Windows 10でmsvcp140.dll不足を解消する方法
msvcp140.dllはMicrosoft Visual C++ 再頒布可能パッケージとともにPCへ導入されるため、まずはパッケージ側からのアプローチを試すのがおすすめです。それでも解決しない場合は、DLLファイルを直接入手する方法も有効です。
解決策一覧:
- Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージをダウンロードする
- msvcp140.dllファイルを直接ダウンロードする
- 別のPCからmsvcp140.dllをコピーする
- システムファイルチェッカー(SFC)を実行する
解決策1:Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージをダウンロードする
msvcp140.dllは「Microsoft Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2015」パッケージの一部であるため、パッケージを再インストールすることで欠落したDLLファイルを復元できます。
マイクロソフト公式サイトから手動でダウンロードする方法に加え、Driver Boosterなどのドライバー更新ツールを使って自動的にインストールすることも可能です。Driver Boosterはゲームサポートコンポーネントの破損やVisual C++のバージョンを検出し、適切なアップデートを提供してくれます。
Driver Boosterを使う場合:
1. Windows 10にDriver Boosterをダウンロード・インストールして起動します。
2. スキャンボタンをクリックし、古いまたは破損したコンポーネントを検索します。

3. スキャン結果の中からGame Supportを見つけ、今すぐ更新をクリックして必要なパッケージをすべてダウンロードします。

Driver BoosterがWindows 10と互換性のあるMicrosoft Visual C++ Redistributable 2015を自動的にインストールし、欠落していたmsvcp140.dllを復元してくれます。
公式サイトから手動でダウンロードする場合:
1. マイクロソフト公式サイトにアクセスします。ここではMicrosoft Visual C++ 2015 再頒布可能パッケージを直接ダウンロードできます。

2. ダウンロードボタンをクリックしたら、お使いのWindows 10が32ビット版か64ビット版かに応じて適切なファイルを選択します。

64ビット版のWindowsをお使いの場合は vc_redist.x64.exe にチェックを入れて次へをクリックしてください。32ビット版の場合は vc_redist.x86.exe を選択して次へ進みます。
3. あとはMicrosoft Visual C++ 2015 再頒布可能パッケージをPCにダウンロードしてインストールするだけです。
ヒント: お使いのPCが32ビット版か64ビット版か確認したい場合は、エクスプローラーで「PC」を右クリックしてプロパティを開くと、Windowsのバージョンを含むシステム情報がすべて表示されます。

パッケージのインストールが完了すれば、msvcp140.dllも同時にWindows 10へ導入され、特定のプログラムが起動できないといったトラブルは解消されるはずです。
関連記事:Microsoft Visual C++ ランタイムライブラリエラーの修正方法
解決策2:msvcp140.dllファイルを直接ダウンロードする
もう一つの方法として、msvcp140.dllファイルを直接ダウンロードすることもできます。ただし、信頼できないサイトからダウンロードしたDLLファイルはマルウェアを含んでいる可能性があるため、必ず安全性を確認することが大切です。
そこでおすすめなのが、DLL-Files Clientです。これは安全かつ専門的なツールで、Windows 10で欠落したあらゆるDLLファイルを検索・インストールできます。もちろんmsvcp140.dllにも対応しています。
1. Windows 10にDLL-Files Clientをダウンロードしてインストールします。
2. 検索ボックスに Msvcp140.dll と入力し、DLLファイルを検索を開始します。

3. 検索結果からMsvcp140.dllファイルをクリックして選択します。
4. インストールをクリックして、Windows 10に適切なMsvcp140.dllファイルを導入します。

DLL-FILES Clientはシステムの種類(32ビット/64ビット)を自動的に判別してくれるため、自分の環境に合った正しいMsvcp140.dllを簡単にダウンロードできます。
インストール後、アプリケーションを起動して、「msvcp140.dllが見つからないためプログラムを開始できません」という警告が表示されなくなったことを確認しましょう。
解決策3:別のPCからmsvcp140.dllをコピーする
通常、msvcp140.dllは C:\Windows\System32 フォルダ内に保存されています。しかし、System32フォルダを開いてもmsvcp140.dllが存在しない場合は、同じWindowsのエディションおよびアーキテクチャ(32ビット/64ビット)が動作している別のPCからコピーするという方法があります。
1. msvcp140.dllが存在するPCで、エクスプローラーを開き C:\Windows\System32 フォルダへ移動します。

2. msvcp140.dllファイルを見つけて右クリックし、コピーを選択します。

3. msvcp140.dllが欠落している自分のPCでも、同様にエクスプローラーで C:\Windows\System32 フォルダを開きます。
4. 空白部分を右クリックして貼り付けを選択し、コピーしたMsvcp140.dllを配置します。

これでコピーアンドペーストによりmsvcp140.dllが復元され、「msvcp140.dllが見つかりません」というエラーは正常に解決されたはずです。
関連記事:Windows 10のエクスプローラーでヘルプを利用する方法
解決策4:Windows 10でシステムファイルチェッカー(SFC)を実行する
msvcp140.dllはシステムファイルの一つなので、Windows 10に標準搭載されているSFC(システムファイルチェッカー)を利用して、破損したシステムファイルをスキャン・修復することもできます。
SFCスキャンによってmsvcp140.dllの破損が修復されれば、DLL不足によるプログラム起動エラーも解消される可能性があります。
1. 検索ボックスで コマンドプロンプト を検索し、右クリックして管理者として実行を選択します。
2. コマンドプロンプトに sfc /scannow と入力し、Enterキーを押してシステムファイルチェッカーを実行します。

3. スキャン完了後、変更を反映させるためにPCを再起動します。
これでSFCによってmsvcp140.dllのエラーが正常に修復され、「msvcp140.dllが見つからないためコードの実行を続行できません」という問題は解消されているはずです。
もし上記のいずれの方法でも解決しない場合は、ブラウザから直接msvcp140.dllファイルをダウンロードするという最終手段もあります。ただし、その際はファイルが完全に安全であり、Windows 10で問題なく動作することを必ず確認してください。
まとめ
本記事では、Windows 10/8/7で発生する「msvcp140.dllが見つかりません」エラーを解消するための効果的な方法を紹介しました。Microsoft Visual C++ 2015 再頒布可能パッケージの再インストール、DLLファイルの直接ダウンロード、別PCからのコピー、SFCスキャンの4つのアプローチを試して、快適なPC環境を取り戻しましょう。
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