【Mac】「起動ディスクがいっぱいです」エラーの直し方|3つの対処法を解説
Macを起動すると「起動ディスクがいっぱいです」というダイアログが表示され、Dockのアイコンやデスクトップのアイコンが非表示になってしまうことがあります。これは、起動ディスク(内蔵ストレージ)の空き容量がほぼゼロになっているために起こる症状です。放置すると動作が極端に遅くなり、最悪の場合は正常に起動できなくなることもあります。
この記事では、この問題を解決するための3つの方法を順番に紹介します。上から順に試していき、問題が解決した時点で終了して構いません。
方法1:セーフブートで起動する
セーフブートで起動すると、不要なキャッシュが自動的に削除され、最小限のシステム構成でMacが立ち上がります。まずはこの方法から試しましょう。
手順
- Macの電源が入っている場合は、一旦電源を切ります。
- 左側のShiftキーを押し続けながら、電源ボタンを押してMacを起動します。プログレスバーが表示されるまでShiftキーは離さないでください。
- ログイン画面が表示されたら、ユーザー名を選択し、パスワードを入力します。これで通常どおりログインできるようになります。
- JDiskReportをダウンロードし、容量を占有しているフォルダやファイルを確認します。内容をよく見極めたうえで、不要なものを削除してください。
- 作業が完了したら、Macを通常どおり再起動します。これで問題が解決するはずです。
JDiskReportのダウンロード画面:

方法2:ターゲットディスクモードを使う
この方法では、FireWireケーブルと別のMacが1台必要になります。作業を始める前に、問題のあるMacの電源が切れていることを確認してください。ターゲットディスクモードにすると、問題のMacのハードドライブを、もう1台のMacから外付けドライブのように操作できます。
手順
- FireWireケーブルを使って、問題のMacともう1台のMacを接続します。
- Tキーを押し続けながら電源を入れます。これにより、問題のMacのハードドライブがもう1台のMac上に表示されます。
- もう1台のMacから、問題のMacのハードドライブを開き、以下のフォルダへ移動します。
/Library/Caches
/Users/ユーザー名/Library/Caches - これらのフォルダの中身をゴミ箱に入れ、その後ゴミ箱を空にします。キャッシュファイルは削除しても問題ありません。
- 作業が完了したら、もう1台のMacのデスクトップ上にあるハードドライブのアイコンをゴミ箱へドラッグし、ドライブを取り出します。
- 電源ボタンを押して、問題のMacの電源を切ります。
- FireWireケーブルを安全に取り外します。
- Macを再度起動します。
- JDiskReportを実行して容量を占有しているファイルやフォルダを確認し、必要に応じて削除します。
方法3:シングルユーザーモードを使う
別のMacを用意できない場合は、シングルユーザーモードでコマンドを実行してキャッシュを削除する方法もあります。コマンド操作に不安がある場合は、入力内容をよく確認しながら慎重に進めてください。
手順
- Macの電源を切ります。CommandキーとSキーを同時に押し続けたまま、電源ボタンを押してMacを起動します。
- シングルユーザーモードで起動したら、以下のコマンドを1つずつ入力し、それぞれ入力後にEnterキーを押します。
入力するコマンドは次の4つです。
mount -uw /
rm -rf /Library/Caches/*
rm -rf /Users/*/Library/Caches/*
reboot
Macが再起動したら、JDiskReportを実行してファイルを確認し、不要なものを削除しましょう。
まとめ
「起動ディスクがいっぱいです」エラーは、キャッシュファイルなどの不要データを削除することで解決できます。セーフブート→ターゲットディスクモード→シングルユーザーモードの順に試せば、多くの場合どれかの方法で復旧できます。同じトラブルの再発を防ぐためには、定期的にストレージの空き容量をチェックし、全体の10〜15%程度の空き容量を常に確保しておくことをおすすめします。
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