Macで「SOCD report detected:(AP watchdog expired)」エラーが出たときの対処法|原因と解決策をステップバイステップで解説
Mac miniを購入してまだ数日しか経っていないのに、YouTubeで動画を見ていた最中にMacが突然再起動し、「SOCD report detected:(AP watchdog expired)」というエラーが表示された——そんな経験をお持ちの方はいませんか?最新のmacOS Big Surにアップデートしていても発生することがあり、多くのユーザーがオンラインで同じ不具合を訴えています。
実は「SOCD report detected:(AP watchdog expired)」はMacではそれほど一般的なエラーではありませんが、ネット上では体験談が数多く報告されています。この通知は、Macがクラッシュを繰り返して自動的に再起動するタイミングで表示されることが多く、ハードウェアに関わる問題だけにやや厄介です。
とはいえ、焦る必要はありません。この記事では、このエラーコードを実践的に解決する方法を詳しく紹介します。あわせて、なぜこのエラーが発生するのかについても解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
SOCDエラーが発生したら、まず行うべきこと
Macがこのような深刻な状態に陥った場合、その原因が軽微なディスクエラーなのか、それとも重大なハードウェア故障なのかを自分で判断することはできません。
発生頻度が高い・低いにかかわらず、まずはAppleサポートに連絡して、この現象が発生した記録を残しておきましょう。保証期間が切れた後にマザーボードやチップの交換が必要になった際、この記録があると費用面で助けになる可能性があります。
また、大切なデータを失わないためにも、Mac内のファイルやデータは今すぐバックアップしておくことをおすすめします。バックアップにはmacOS標準のTime Machineが便利です。手順は以下の通りです。
- 空の外部ディスクをMacに接続します。
- Appleメニューから「システム環境設定」を選択します。
- 「Time Machine」を開き、メインウィンドウの「バックアップディスクを選択」ボタンをクリックします。
- 接続したディスクを選択し、「ディスクを使用」ボタンをクリックするとバックアップが開始されます。

バックアップにかかる時間はデータ量によって異なり、大量のファイルを転送する場合は長時間を要することがあります。バックアップ用ディスクの容量が足りなくなったら、Time Machineのバックアップを新しいドライブに移行しましょう。
バックアップをより速く完了させたい方には、iBoysoft DiskGeekerのクローン機能がおすすめです。内蔵・外付けハードドライブを高速かつ安定した転送速度で複製でき、時間と手間を大幅に節約できます。
フルバックアップが完了したら、次のチュートリアルに従ってエラーを解決していきましょう!
SOCD report detected:(AP watchdog expired)エラーの解決方法
根本的な原因は一旦脇に置いて、ここでは実効性のある対処法を集めました。順番に試す必要はなく、試しやすいものから始めてOKです。もし現在試している方法で改善しない場合は、遠慮なく次の方法に進んでください。
1. 外部周辺機器をすべて取り外す
マウス、キーボード、eGPU、AirPort Time Capsule、外付けハードディスクなどの外部デバイスが、Macを突然シャットダウンさせる原因となることがあります。まずは外部機器をすべて丁寧に取り外し、Macが正常に動作するかテストしてみてください。改善しない場合は、次の方法を試しましょう。
2. USBハブを介して接続する
実際に、外付けHDDやSSDをMacに直接挿している状態でこのエラーが発生したという報告があります。この場合は、USBポート(ハブ)を介して接続することで、エラーの発生確率を下げられる可能性があります。
USBハブ経由に変更後もエラー通知が続く場合は、次は外付けディスク自体をチェックしてみましょう。
3. ディスクユーティリティで外付けディスクを修復する
Macには「ディスクユーティリティ」というディスク管理ツールが標準搭載されています。この便利なツールを使えば、ディスクの小さなエラーをチェック・修復できます。ディスクの不具合が修復されれば、異常シャットダウンやSOCDエラーも解消されるはずです。
- Macで「ディスクユーティリティ」を起動します。
- Macに接続している外付けディスクを選択します。
- ウィンドウ上部の聴診器アイコンをクリックし、「First Aid」を実行します。

- 「実行」ボタンをクリックして修復を開始します。修復中は他の操作をしないようにしてください。
「操作が正常に完了しました」または「ディスクを修復しました」というメッセージが表示されれば成功です。しばらく様子を見て、SOCDエラーが再発しなければ問題ありません。再発する場合は、セーフモードでの起動を試みてください。
4. セーフモードでMacを起動する
Macのセーフモードは、kernel_taskによるCPU使用率の高騰で動作が重くなる問題、電源が入らない問題、SOCDエラーによるクラッシュの繰り返しなど、さまざまなトラブルの切り分けと解決に役立ちます。以下の手順でセーフモードを起動しましょう。

Intel搭載Macの場合:
- Macの電源を切り、10秒ほど待ちます。
- 電源ボタンを押してMacを起動すると同時に、「Shift」キーを押し続けます。
- ログイン画面が表示されたらShiftキーを離します。
Apple Silicon Macの場合:
- Macの電源を完全に切り、10秒ほど待ちます。
- 起動オプションと「オプション」の歯車アイコンが表示されるまで、電源ボタンを長押しします。
- 起動ディスクを選択します。
- Shiftキーを押しながら「セーフモードで続ける」をクリックし、その後Shiftキーを離します。
セーフモードの起動は通常モードよりも時間がかかります。これは、Macが起動ディスクのディレクトリをチェックしているためで、ログイン画面やデスクトップの表示まで時間がかかるのは正常な動作です。
セーフモードで起動した後も、異常なシャットダウンや再起動が起こらないようであれば、Mac側で自動的に問題が修復された可能性があります。それでもエラーが残る場合は、焦らず次の手順を試してください。
5. 安定版のmacOSをインストールする
不安定なmacOSベータ版が原因で、ハードウェアとの相性問題からSOCDエラーが発生することもあります。例えば、新しいmacOS Venturaベータ版でMacのハードウェアに不具合が出るケースが報告されています。このような場合は、macOS VenturaをMontereyにダウングレードすることを検討しましょう。
ダウングレードにはTime Machineを利用できます。ただし、この作業ではMac上のすべてのデータが消去されるため、事前に必ずフルバックアップを取っておいてください。
- Time MachineのバックアップドライブをMacに接続します。
- Macを再起動します。
- Apple Silicon Macの場合:電源ボタンを長押しし、起動画面が表示されたら「オプション」>「続ける」を選択します。
Intel搭載Macの場合:Appleロゴが表示されるまで「Command + R」キーを押し続けます。 - 「Time Machineバックアップから復元」を選択し、「続ける」をクリックします。

- 復元元のソースを選択して「続ける」をクリックします。
- 復元したいバックアップを選択します。
- 画面の指示に従って再インストールを完了させ、その後バックアップドライブからファイルを復元します。
古いハードウェアと新しいOSの非互換性によってSOCDエラーに遭遇するのは本意ではないでしょうが、いざエラーが起きてしまった場合、OSのダウングレードはそこまで恐れるべき作業ではありません。
これらの方法をすべて試しても問題が解決しない場合は、ハードウェア故障の可能性が高いです。その場合は、早めにお近くのApple StoreまたはApple正規サービスプロバイダに持ち込んでください。
自分で解決できない場合の対処法
不幸にもハードウェアの問題であることが判明した場合は、以下のポイントに注意してください。
第一に、できるだけ早くMacをAppleサービスセンターに持ち込みましょう。その際、マウス、キーボード、電源ケーブルなど、購入時に付属していた付属品をすべて持参してください。スタッフが問題を特定しやすくなるうえ、何度も足を運ぶ手間も省けます。
第二に、マザーボードの交換が必要になる場合は、事前に個人データのバックアップを行ってください。OSの設定、Macのホームフォルダ、スティッキーズやApple Notesに保存したファイル・書類なども忘れずに退避しておきましょう。マザーボード交換の作業では、すべてのデータが消去されます。
最後に、診断でハードウェアに異常が見つからなかった場合は、直接Appleサポートに連絡し、さらなる解決策を問い合わせましょう。
SOCD report detected:(AP watchdog expired)とは何か?
MacBook Air、MacBook Pro、Mac mini、Mac Pro、Mac Studio、iMacなど、さまざまなMacのユーザーから、YouTubeで動画を見ているときや外付けハードディスクを接続しているときに、このSOCDエラーが表示されるという報告があります。
実際のところ、「SOCD report detected:(AP watchdog expired)」は、Macが突然シャットダウンして再起動した後にポップアップ表示されるエラーです。このエラーを引き起こす要因は多岐にわたり、主なものは以下の通りです。
- 外付けドライブとMacの間の接続不良
- 接続されている外付けハードディスク内の小さなエラー
- macOSとMacハードウェアの非互換性
- Macのマザーボードやチップのハードウェア故障
ほとんどの原因は簡単な操作で解決できます。ただし、ハードウェア起因の場合は、Appleサービスセンターの専門的な支援を受けることが必要になります。
まとめ
SOCD report detected:(AP watchdog expired)は、Macの異常シャットダウンや再起動に伴って表示されるエラーで、不安になるのも無理はありません。
しかし心配ご無用です。この記事では、このエラーを引き起こす可能性のある原因を分析し、実際に試せる解決策を多数紹介しました。どうしても解決できない場合は、遠慮せずAppleサービスセンターに相談しましょう。この記事が役に立ったと思ったら、ぜひ周りの人にもシェアしてください!
SOCD report detected:(AP watchdog expired)に関するよくある質問
Q:SOCD report detected:(AP watchdog expired)とは何ですか?
A:Macの異常シャットダウンと再起動の後に表示されるエラーコードです。外付けドライブとの接続不良、ディスクの小さなエラー、Macのハードウェアとソフトウェアの非互換性、マザーボードの故障などが原因として考えられます。
Q:このエラーはどうやって解消できますか?
A:原因はさまざまですが、USBハブ経由での接続への変更、ディスクユーティリティによるディスク修復、安定版macOSのインストール、セーフモードでの起動などの方法で解消できることが多いです。それでも解決しない場合は、早めにAppleサービスセンターでハードウェアの点検・交換を受けましょう。
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