Mac
 Computer >> コンピューター >  >> トラブルシューティング >> Mac

Macのメモはどこに保存される?保存場所の確認方法と削除・消失したメモの復元手順を解説

Macでは通常、「メモ」アプリを通じてノートデータにアクセスします。しかし、これらのメモがMac上のどこに保存されているかご存知でしょうか。この記事では、その答えを詳しく解説します。メモフォルダのパスを理解しておくと、削除または消失したメモを復元したい場合や、手動でバックアップを取りたい場合に非常に役立ちます。

Mac上のメモファイルは、ローカルメモかiCloudメモかによって、異なるフォルダに保存されています。これらのファイルには、メモのテキスト、写真、メディア、動画、グラフィック、スケッチなど、メモアプリに保存されたあらゆる種類のデータが含まれています。

なお、フォルダのパスや構造はmacOSのバージョンによって異なる場合がある点にご注意ください。古いOS Xバージョンではサブフォルダやファイルの数が少なく、新しいmacOSバージョンではより多くなる傾向があります。

Macでローカルメモはどこに保存される?

Macにローカルで保存されているメモのフォルダパスは以下のとおりです。

~/Library/Group Containers/group.com.apple.notes

このディレクトリには、キャッシュされたiCloudメモを含む、Mac上のすべてのローカルメモが格納されています。各ファイルの内容は以下のとおりです。

NoteStore.sqlite:実際のメモデータが保存されているファイルです。ローカルのSQLiteデータベースファイルであり、すべてのメモと関連情報が記録されています。内容を確認するには、Liya、DBeaver、DB Browser for SQLiteなどの無料のSQLiteビューアが必要です。

/Library/Preferences/group.com.apple.notes.plist:メモのローカル環境設定ファイルです。多くの設定はAppleの非公開情報となっており、変更は推奨されません。

/Accounts/Previews:メモアプリが生成した一意のUUIDで名付けられたPNGファイルが含まれています。

/Accounts/Media:メモに貼り付けた大きな画像、リンク、動画などのメディアデータが保存されるフォルダです。

.com.apple.containermanagerd.metadata.plist:「Command + Shift + .(ピリオド)」キーを押すと表示される隠し設定ファイルです。UUID設定やPOSIXユーザー/グループID情報など、メモが使用する一部のメタデータが含まれています。

com.apple.notes.databaseopen.lock:メモアプリの実行中に使用されるロックファイルで、アプリを閉じると削除または退避されます。

Mavericksなどの旧OSバージョンを使用している場合は、代わりに以下のパスを試してください。

~/Library/Container/com.apple.notes/Data/Library/Notes

または

~/Library/Containers/com.apple.Notes/Data/Library/CoreData/ExternalRecords

iCloudのメモはどこに保存される?

iCloudメモの大部分のデータは、CloudKitフレームワークとAPIを通じて、AppleのiCloudサーバー上のリモートデータベースに保存されています。つまり、iCloudにメモを追加すると、自動的にiCloudサーバーへ同期されます。CloudKitのWebインターフェースを使えば一部のメモファイルを閲覧できますが、Apple開発者アカウントが必要です。

ほとんどのiCloudメモデータはサーバーに送信されますが、以下のフォルダには部分的なミラーデータがローカルにも保存されています。

  • ~/Library/Containers/com.apple.Notes.datastore
  • ~/Library/Containers/Notes/Data
  • ~/Library/Containers/Notes/Data/Library/Notes
  • ~/Library/Containers/Notes/Data/CloudKit

Macでメモフォルダにアクセスする方法

Macに保存されたメモフォルダにアクセスする最も簡単な方法は、「移動」メニューを使うことです。手順は以下のとおりです。

  1. Finderウィンドウを開きます。
  2. メニューバーから「移動」>「フォルダへ移動」を選択します。
  3. メモフォルダのパスを貼り付けて、Enterキーを押します。

この記事を共有して、macOS Sequoia、Sonoma、Ventura、Monterey、Big Sur、Catalina、Mojave、High Sierra、Sierraなど、さまざまなバージョンでのメモの保存場所を他の人にも伝えましょう。

Macでメモが消えた?削除・消失したメモを復元する方法

メモを誤って削除してしまったり、突然消えてしまったりした場合は、iBoysoft Data Recovery for Macのような専門的なデータ復元ツールを使えば復旧できる可能性があります。このツールは無料スキャンとプレビュー機能を備えているため、失われたメモが復元可能かどうかを事前に確認できます。

OS X El Capitan以降が動作するあらゆるMacから、テキスト、画像、動画、音声、ドキュメントなど、あらゆる種類のメモファイルを復元できます。以下に、このツールを使ったMacでのメモ復元手順を紹介します。

ステップ1:iBoysoft Data Recovery for Macを無料でダウンロードします。

ステップ2:内蔵ハードドライブを選択し、「紛失したデータを検索」をクリックします。

ステップ3:スキャン完了後、削除または消失したメモを見つけて内容をプレビューします。

ステップ4:復元したいメモを選択し、「復元」ボタンをクリックして、別の場所に保存します。

以上が、専用ツールを使ったMacBookやデスクトップMacでのメモ復元方法です。MacでメモにiCloudを有効にしている場合は、iCloudからメモを取り戻すこともできます。

iCloudからメモを復元する方法

  1. iCloud.comに自分のApple IDでログインします。
  2. 「メモ」を開き、「最近削除した項目」を選択します。
  3. 復元したいメモを選び、「復元」をクリックすると、メモフォルダに戻ります。

Macでメモをバックアップする方法

Mac上の重要なメモを失わないために、外部ドライブにすべてのメモのローカルコピーを保管しておくことをおすすめします。その方法としては、Macからすべてのメモを書き出すか、メモフォルダ自体をバックアップするかのいずれかがあります。

Macからすべてのメモを書き出すには、メモアプリを開き、メニューバーから「ファイル」>「PDFとして書き出す」を選択し、PDFファイルに名前を付けて保存先を指定します。

メモフォルダをバックアップするには、Finderを開いて「移動」>「フォルダへ移動」をクリックし、メモフォルダのパス「~/Library/Group Containers/group.com.apple.notes」を貼り付けて、すべてのファイルをバックアップ先にコピーします。

Macでメモを復元(リストア)する方法

メモフォルダのバックアップを作成しておけば、削除または消失したメモを簡単に復元できます。メモフォルダのパスにアクセスし、バックアップファイルを同じ場所に戻して、メモアプリを起動するだけです。ただし注意点として、バックアップにはバックアップ作成時点で存在していたメモのみが含まれています。そのため、バックアップ以降に行われた変更は、復元後に失われることになります。

この記事が、Macのメモの保存場所や復元方法について必要な情報を提供できていれば幸いです。役に立ったと思ったら、ぜひシェアしてください。

  1. 【解決法】Macでcom.apple.DiskManagement.disenterエラー(-119930868/-119930872)が発生したときの対処方法

    「ドライブ名 をマウントできませんでした。com.apple.DiskManagement.disenter error -119930868」は、ディスクユーティリティで「マウント」ボタンをクリックして外付けハードドライブ、USBメモリ、SDカード、DMGファイル、ISOファイルなどをマウントしようとした際によく発生するMacのエラーです。まれに内蔵ハードドライブでも発生することがあります。ヒント: com.apple.DiskManagement.disenter error -119930868以外にも、以下のエラーがよく見られます。com.apple.DiskManagement.di

  2. macOSをデータを消さずに安全に再インストールする方法(Sequoia〜Monterey対応)

    macOSの再インストールは、システムエラーやクラッシュ、動作の遅さといった問題を解決する最も効果的な方法の一つです。多くのユーザーは「再インストールすると全データが消えてしまう」と思いがちですが、実際にはほとんどの場合、その心配はありません。筆者の経験上、再インストール中にデータが失われる最も一般的な原因は、再インストール作業そのものではなく、ディスクユーティリティで誤ってディスクを消去してしまうことです。このガイドでは、データを削除せずにmacOSを安全に再インストールする方法を、事前の注意点やトラブル発生時の復旧手段とあわせて解説します。macOS Sequoia(セコイア)、Sonom