macOS Sonomaへのアップデート完全ガイド:インストール手順と失敗時のトラブルシューティング
macOS 14(Sonoma)はAppleが開発した最新のオペレーティングシステムです。2023年6月5日に開催されたWWDCで開発者向けベータ版が最初に発表され、その後正式版がリリースされました。このバージョンはユーザー体験の向上を図るとともに、数々の新機能をもたらしています。
従来のアプリの使い方にも大きな変化が加わりました。例えば、Safariで開いているWebサイトをデスクトップ上で独立したアプリのように使えるようになったり、これまで通知センターにしか置けなかったウィジェットを、iPhoneやiPadと同じようにデスクトップに配置できるようになりました。こうした新機能の数々が、「macOS Sonomaにアップグレードすべきか?」と悩むユーザーにとって、アップデートへの大きな動機となっています。
魅力的なOSバージョンであることは間違いありません。ベータ版の時点では安定性に欠ける面もありますが、正式版のインストール方法を事前に把握しておくことで、スムーズに移行できます。
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インストール前の準備
Mac/MacBookにmacOS 14(Sonoma)をインストールする前に、まずお使いの機種が対応しているかどうかを確認しましょう。以下のリストでチェックできます。
- MacBook:2017年以降のモデル
- MacBook Pro:2017年以降のモデル
- MacBook Air:2018年以降のモデル
- iMac:2017年以降のモデル
- Mac mini:2018年以降のモデル
- Mac Pro:2019年以降のモデル
- Mac Studio
- iMac Pro
次に、ストレージに十分な空き容量があるかを確認します。メモリは4GB以上、ディスクの空き容量は40GB以上が必要です。また、macOS Sonomaへアップデートする前に、Time Machineなどのバックアップツールで必ずMacのデータをバックアップしておきましょう。万が一インストールに失敗しても、大切なデータを失わずに済みます。
Mac/MacBookのバックアップ方法を5つ紹介した記事もありますので、バックアップ前の準備事項とあわせて参考にしてください。
macOS Sonomaをインストールする3つの方法
準備が整ったら、いよいよmacOS Sonomaのインストールです。「システム設定」からのアップデート方法はご存じの方も多いでしょうが、ここではそれを含めた複数のインストール方法をご紹介します。
方法1:システム設定からアップデート
「システム設定」は、macOS Venturaへのアップデートで従来の「システム環境設定」から刷新されたもので、ユーザーがより自由にシステム設定や環境設定を変更できるようになっています。Macユーザーにとって、任意のバージョンのmacOSをインストールする最も簡単かつ迅速な方法です。手順は以下の通りです。
- Dockから「システム設定」を開きます。
- 「一般」>「ソフトウェアアップデート」に進み、右側のパネルにmacOS 14が表示されているか確認します。
- 「今すぐアップデート」をクリックします。
方法2:App Storeからインストール
「システム設定」を使わずに、App Storeから通常のアプリをインストールする感覚でmacOS 14へアップデートすることもできます。
- Dockから「App Store」を開きます。
- 左上の検索ボックスに「macOS Sonoma」と入力します。
- 「入手」または「表示」をクリックします。
- 「ダウンロード」をクリックしてインストールを開始します。
あとは処理が完了するのを待つだけで、新しいバージョンのmacOSが手に入ります。
方法3:クリーンインストール
macOS Sonomaの起動可能なUSBインストーラーを使えば、クリーンインストールを行うことができます。これは、新しいmacOSをインストールする際に以前のmacOSを完全に消去する方法です。USBメモリをフォーマットする必要があるため、事前に必ずデータのバックアップを取っておいてください。
また、上記の2つの方法でインストールに失敗した場合も、以下の手順でクリーンインストールを試すことができます。
- USBメモリをMac/MacBookに接続します。
- 「ディスクユーティリティ」でUSBメモリを「Mac OS拡張(ジャーナリング)」形式でフォーマットします。
- 「ターミナル」を起動し、以下のコマンドを入力します。「myvolume」の部分は自分のボリューム名に置き換えてください。
sudo /Applications/Install\ macOS\ Sonoma.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/myvolume - 管理者パスワードの入力を求められたらパスワードを入力し、Enterキーを押します。
- 確認画面で「Y」と入力し、Enterキーを押します。
- 「ターミナルはリムーバブルボリューム上のファイルへのアクセスを求めています」というプロンプトが表示されたら「OK」をクリックします。
- ターミナルを終了し、USBメモリを抜いて作業完了です。
これで、macOS Sonomaのクリーンインストール用イメージがMac/MacBookに作成されました。
上記の方法でmacOS Sonoma(14)へのアップデートに成功したら、同じ悩みを持つ友人にもぜひ共有してください。
macOS 14(Sonoma)へのアップデートに失敗したときの対処法
どの方法でインストールしても、macOS 14へのアップデートに失敗することがあります。リリースされたばかりの新しすぎるバージョンのため、さまざまな不具合が含まれているのは避けられません。アップデート失敗の主な原因は以下の通りです。
- 非対応のMac/MacBookを使用している
- ストレージの空き容量不足
- インストーラーの破損
以下の対処法を試す前に、まずディスクの空き容量とインターネット接続を確認してください。さらに、起動ディスクが正常な状態かどうかもチェックしましょう。破損している場合は、「ディスクユーティリティ」でFirst Aid(応急処置)を実行して修復を試みてください。
対処法1:Mac/MacBookを再起動する
再起動は、コンピュータの一般的な問題のほとんどを解決できる基本の対処法です。以下の手順で再起動してみましょう。
- Appleメニューをクリックし、ドロップダウンリストから「再起動」を選択します。
- Touch ID+Controlキーを押し続け、ポップアップウィンドウで「再起動」を選択します。
対処法2:NVRAM/PRAMをリセットする
現在のMacコンピュータでは、PRAMの代わりにNVRAMが使用されています。NVRAMはMac内の少量のメモリ領域で、OS関連の設定が保存されており、コンピュータの高速起動と正常な動作を支えています。以下の手順でNVRAMをリセットしてみてください。
- Mac/MacBookの電源を完全に切ります。
- 電源ボタンを押しながら、Option+Command+P+Rキーを約20秒間押し続けます。
- Macから2回目の起動音が聞こえたら、キーの組み合わせを離します。
なお、M1チップ搭載のMac/MacBookの場合は、NVRAMを手動でリセットする必要はありません。起動のたびに必要に応じて自動的にリセットされる仕組みになっています。
対処法3:リカバリーモードでmacOS Sonomaを再インストールする
macOSリカバリーは、オペレーティングシステムを起動せずに読み込める特別なモードで、Mac/MacBookのシステム関連の問題を修復するのに役立ちます。このモードでmacOS Sonomaを再インストールして、問題の解決を試みましょう。
- Mac/MacBookの電源を完全に切ります。
- Touch ID(電源ボタン)を数秒間押し続け、「起動オプションを読み込み中」と表示されるまで待ちます。
- Macintosh HDディスクの横にある「オプション」をクリックし、「続ける」をクリックします。
- 管理者名とパスワードの入力を求められたら入力すると、リカバリーモードの画面が表示されます。
- 「macOSを再インストール」をクリックし、「続ける」をクリックします。
再インストールには時間がかかるため、途中でMac/MacBookの電源を切ったりスリープ状態にしたりしないでください。インストールが完了すると、Mac/MacBookは自動的に再起動し、新しい管理者アカウントの作成を求められます。
うまく問題が解決できたことを願っています。解決できたら、この記事をぜひシェアしてください。
まとめ
OSをインストールする前に、重要なデータを必ずバックアップし、Mac/MacBookに十分なストレージ容量があることを確認しましょう。この記事では、クリーンインストールを含むmacOS Sonoma(14)の3つのインストール方法と、インストール失敗時の3つの解決策をご紹介しました。
関連記事:
OCLPを使って非対応のMacにmacOS Sonomaをインストールする方法
macOS Sonomaへのアップデートに関するよくある質問
Q1. macOS Sonomaがダウンロードできない・更新できない場合は?
A. アップデートをダウンロードするのに十分なメモリとストレージ容量があるか確認してください。また、起動ディスクが正常な状態であることも確認しましょう。
Q2. macOS Sonomaに対応している機種は?
A. 2017年以降のMacBookおよびMacBook Pro、2018年以降のMacBook Air、2019年以降のMac ProなどがmacOS Sonomaに対応しています。お使いのMacが要件を満たしているか、事前に確認しておきましょう。
Q3. macOS Sonomaはいつリリースされた?
A. macOS Sonomaの開発者向けベータ版は、2023年6月5日のWWDCで発表されました。その後、2023年9月26日に正式版がリリースされています。
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