macOSの起動可能USB作成時に「Making disk bootable(ディスクをブート可能にしています)」で止まる問題を解決する方法
ターミナルを使ってmacOS Sequoia、Sonoma、Ventura、Monterey、Big Surなどの起動可能なUSBインストーラを作成しようとしたところ、createinstallmediaコマンドの実行後、途中までは順調だったのに「Making disk bootable(ディスクをブート可能にしています)」という表示のまま長時間止まってしまい、起動可能なインストーラが作成できない——そんな経験はありませんか?
このステップでは、指定したストレージデバイス上に、対応するMacであればどの機種でもmacOSを起動できるインストーラが作成されます。通常はその直後に「Copying to disk: 0%… 10%… 20%…」といった進捗表示へ切り替わるはずです。
なぜ処理がここで止まり先へ進まないのか分からなくても心配いりません。本記事の対処法を実践すれば、問題を解消し、macOSの起動可能USBの作成を完了できます。

対処法1:しばらく待ってみる
ターミナルでcreateinstallmediaコマンドを実行して起動可能ディスクを作成するのは、短時間で完了する作業ではありません。「Copying to disk」の表示は通常「Making disk bootable」の直後に現れますが、所要時間は環境によって大きく異なります。
インストーラのサイズ、USBドライブの読み書き速度、Mac本体の性能、ターミナルやMacの一時的な不調など、さまざまな要因が処理時間に影響します。
そのため、まずは余裕を持って待ってみましょう。数時間経っても「Making disk bootable」から進まない場合は、次の対処法を試してください。
対処法2:もっと簡単な方法で起動可能USBを作成する
ターミナルでの作成は従来からの定番手法ですが、時間がかかるうえにミスもしやすく、PC初心者にはハードルが高いのが実情です。
そこでおすすめしたいのが、Mac用ディスク管理ツール「iBoysoft DiskGeeker」です。macOSのDMGファイルのダウンロードから、ワンクリックでの起動可能USBインストーラ作成までサポートしており、ターミナル操作は一切不要。誰でも簡単に利用できます。
手順は以下のとおりです。
これで、目的のmacOSバージョンの起動可能USBが完成し、対象のMacを起動させるために使用できます。
この簡単な作成方法は、ぜひ周りの方にも教えてあげてください。
対処法3:ターミナルにフルディスクアクセスを許可する
起動可能USBの作成時、ターミナルは/Volumes、/Applications、/Systemなどの領域を読み取る必要があります。しかし、フルディスクアクセスが許可されていない場合、この処理は制限を受けることがあります。
これが、createinstallmediaコマンドが「Making disk bootable」で止まってしまう原因である可能性があります。解決には、ターミナルへフルディスクアクセスを付与しましょう。
設定後、改めて最初から起動可能USBの作成を試みてください。
対処法4:ターミナルを終了して再試行する
場合によっては、作成処理自体が停止しているのではなく、ターミナルがフリーズしているだけのこともあります。一度ターミナルを終了し、少し待ってから再度開き、同じcreateinstallmediaコマンドを実行して、起動可能USBインストーラの作成をやり直してみましょう。
対処法5:USBドライブの接続状態を確認する
USBドライブとMacの接続が突然切断されると、ターミナルの処理が中断され、「Making disk bootable」で停止することがあります。
USBケーブルがポートにしっかりと差し込まれているか確認してください。緩んでいる場合は、ドライブを取り出してからMacに再接続し、作成作業を再度開始しましょう。

対処法6:macOSインストーラを再ダウンロードする
macOSインストーラ自体が破損していると、作成プロセスが正常に進まず、「Making disk bootable」で止まることがあります。
その場合は、macOSインストーラを再ダウンロードしてからもう一度試してください。ダウンロード中は安定したインターネット接続を確保することを忘れないでください。
各macOSインストーラのダウンロードは以下からどうぞ。
- macOS Sequoiaをダウンロード
- macOS Sonomaをダウンロード
- macOS Venturaをダウンロード
- macOS Montereyをダウンロード
- macOS Big Surをダウンロード
- macOS Catalinaをダウンロード
- macOS Mojaveをダウンロード
- macOS High Sierraをダウンロード
- macOS Sierraをダウンロード
これらの解決策がお役に立てたなら、同じトラブルで困っている方にもぜひ共有してください。
その他:ターミナルで起動可能インストーラの作成に失敗するケース
ケース1:「Erasing disk: 0%、10%、20%…」で止まる
解決策:ディスクユーティリティで対象ドライブを手動で消去する
- Launchpad > その他から「ディスクユーティリティ」を開きます。
- サイドバーで対象のドライブを選択し、「消去」をクリックします。
- 名前を入力し、フォーマットを「Mac OS拡張(ジャーナリング)」(Appleシリコン以外のMacで使用する場合)または「APFS」(Appleシリコン搭載Macで使用する場合)に設定し、方式は「GUIDパーティションマップ」を選択します。
- 「消去」をクリックします。

ケース2:macOS RecoveryOSのコピーが止まる
解決策1:しばらく待って様子を見る。
解決策2:ディスクユーティリティでUSBドライブを再フォーマットする。
ケース3:「Copying to disk」が0%で止まる
インストーラファイルのディスクへのコピーにどれくらいの時間がかかるのか気になるところですが、残念ながら固定の所要時間は存在しません。インストーラのサイズ、USBドライブの速度、Macのハードウェア性能などによって変わります。

解決策1:もう少し長めに待つ。
解決策2:ターミナルを終了し、最初からやり直す。
解決策3:macOSインストーラを再ダウンロードする。
ケース4:「The bless of the installer failed」エラーが表示される
このエラーは、ディスクがmacOSの起動ドライブとして認識できなかったことを示すメッセージです。
解決策1:ターミナルにフルディスクアクセスを許可する。
解決策2:作成手順をもう一度実行する。
解決策3:macOS復元環境で起動セキュリティ設定を「低セキュリティ」に変更する。
さらに詳しい解決策については、「ターミナルで『The bless of the installer disk failed』エラーを修正する方法」をご参照ください。
どのような状況であっても、iBoysoft DiskGeekerへの切り替えをおすすめします。このツールなら、はるかに簡単な操作で高い成功率をもってmacOS用の起動USBインストーラを作成できます。
本記事が「Making disk bootable」のフリーズ解除に役立ったなら、より多くの方にシェアしてください。
-
Macでメールアプリが使えない・動かないときの対処法6選
いざメールを送受信したいタイミングで、Macのメールアプリが動かない――こんなトラブルは、本当に困ってしまいますよね。仕事やプライベートで重要な連絡を待っている最中に発生すると、ストレスも一気に溜まってしまいます。しかし、慌てる必要はありません。原因を特定し、適切な対処を行えば、ほとんどの場合は自分で解決できます。この記事では、Macのメールアプリが正常に動作しないときの主な原因と、実践的な解決策を6つご紹介します。Part 1. Macでメールが動かなくなる主な原因Macのメールアプリが不調になる理由はいくつか考えられます。代表的なものとして、以下が挙げられます。macOSのアップデート直後
-
MacBookを常に電源接続したままにするのはNG?バッテリーを長持ちさせる正しい使い方
ノートパソコン全般に言えることですが、MacBookも快適なパフォーマンスを発揮するには電源アダプタの接続が欠かせません。私自身もMacBook Proを使う際は、ほとんどの時間を電源接続状態で過ごしています。 しかし、同じように使っている方なら「MacBookを常に電源につないだままにしておくのは良くないのでは?」と気になったことがあるはずです。結論から言えば「基本的には問題ありません」。ただし、答えはもう少し複雑です。 私は10年以上MacBookを愛用してきました。その間にさまざまな検証を行い、このデバイスの細部まで熟知しています。この記事では、そう断言できる理由を、実践的なコツとと