Mac
 Computer >> コンピューター >  >> トラブルシューティング >> Mac

Macで削除した写真を復元する方法|今すぐ使える確実な復元テクニック6選

写真にはかけがえのない価値があり、失ってしまうことを考えるだけでも不安になるものです。しかし、誤操作やシステムの不具合など、予期せぬトラブルはいつ起こるかわかりません。

Macはハードウェアやソフトウェアの障害に対して高い保護性能を備えていますが、それでもデータ消失のリスクはゼロではありません。実際、Macでの写真の紛失は頻繁に発生するトラブルの一つです。この記事では、Macで削除された写真を復元するための実践的な方法を詳しく解説します。

Macで写真が削除されてしまう主な原因

誤操作や技術的な問題以外にも、さまざまな要因によって写真が失われる可能性があります。ここでは代表的な写真消失のシナリオを紹介します。大切な思い出を守り、今後のデータ損失を防ぐための参考にしてください。

  • 写真アプリから画像を誤って削除してしまった
  • Finderで写真フォルダを削除してしまった
  • 写真が保存されているパーティションを誤ってフォーマットしてしまった
  • バックアップを取らないまま写真アプリを初期化してしまった
  • 信頼できないソースからのマルウェアやウイルスに感染した
  • 画像ファイルの破損により写真を失った

Macでの写真復元に影響する5つの要因

1. 削除からの経過時間

削除からの期間が長くなるほど、新しいデータが削除済み写真を上書きする確率が高まります。気づいた時点ですぐに対処することが重要です。

2. ストレージの種類

SSD、HDD、USBメモリなどのストレージ媒体は、復元成功率に大きく影響します。特にSSDはウェアレベリングと呼ばれるアルゴリズムを採用しており、HDDに比べてデータが早く上書きされやすい傾向があります。この特性は、失われたデータの復元結果に大きな影響を与えます。

3. ファイルの断片化

写真が削除され、そのデータがストレージ全体に分散している場合、復元作業はより複雑になります。断片化されたファイルは一箇所にまとめて保存されていないため、完全に復元するのは困難です。

4. バックアップの有無

写真のバックアップを定期的に取っていれば、復元成功の可能性は大幅に高まります。バックアップはデータの複製を確保し、予期せぬ削除や損失から大切な情報を守る手段となります。

5. 復元ソフトの性能

写真復元ソフトの性能も、復元の成否に大きく関わります。先進的なアルゴリズムを搭載したツールほど復元率が高い傾向があります。評価や評判の良いソフトを選ぶことで、データ復旧の成功率を高められます。また、対応ファイルシステムや画像形式の幅広さも重要なポイントです。

Macで削除した写真を復元する最適な方法6選

以下では、Macで削除された写真を取り戻すための最も効果的な方法を紹介します。これらの方法のいずれかを活用すれば、失った画像を復元できる可能性は十分にあります。

方法1:「最近削除した項目」フォルダから復元する

iPhotoやAppleの「写真」アプリで写真を削除した場合は、まず「最近削除した項目」フォルダを確認しましょう。削除した写真や動画は30日間そこに保持されるため、簡単な手順で復元できます。

手順1:「写真」アプリを開きます。

手順2:左側のサイドバーから「最近削除した項目」をクリックします。

Macで削除した写真を復元する方法|今すぐ使える確実な復元テクニック6選

手順3:復元したい画像を選択します。選択すると、サムネイルの隅に青いチェックマークが表示されます。

Macで削除した写真を復元する方法|今すぐ使える確実な復元テクニック6選

手順4:右上にある「復元」ボタンをクリックします。完了すると、写真は自動的に元の場所に保存されます。

Macで削除した写真を復元する方法|今すぐ使える確実な復元テクニック6選

方法2:ゴミ箱から復元する

「最近削除した項目」に見当たらない場合や、他のアプリから削除された場合は、次にMacのゴミ箱を確認しましょう。ゴミ箱には削除したファイルやフォルダが、30日間または自分で空にするまで保管されます。ゴミ箱から復元する手順は以下の通りです。

手順1:Dockにあるアイコンをクリックしてゴミ箱を開きます。

Macで削除した写真を復元する方法|今すぐ使える確実な復元テクニック6選

手順2:削除されたファイルの中から、復元したい画像を探します。

Macで削除した写真を復元する方法|今すぐ使える確実な復元テクニック6選

手順3:画像を見つけたら右クリックし、「元に戻す」を選択します。これで画像は元の場所に戻ります。

方法3:ターミナルから復元する

Macのコマンドラインインターフェースであるターミナルを使って、ゴミ箱から削除した画像を復元することも可能です。ただし、この方法は難易度が高く制限もある点に注意が必要です。復元ソフトと異なり、一度に復元できるのは1ファイルのみです。この方法を使うのは、復元したい画像の正確なファイル名が分かる場合に限定し、復元後の保存場所も必ず指定してください。

Macでターミナルを起動するには、「アプリケーション」>「ユーティリティ」>「ターミナル」の順に移動します。起動したら、削除した写真を取り戻すためのコマンドを入力します。

Macで削除した写真を復元する方法|今すぐ使える確実な復元テクニック6選

以下の手順に従って、ターミナルでの復元を始めましょう。

手順1:ターミナルを起動し、「cd .trash」と入力してReturnキーを押します。

手順2:次に「mv [削除した画像のファイル名] ../」と入力し、再度Returnキーを押します。

手順3:ls –al ~/.trash」と入力すると、ゴミ箱フォルダの中身を確認できます。

手順4:quit」と入力してEnterキーを押し、ターミナルを終了します。

手順5:最後に「Finder」を開けば、復元した写真にアクセスできます。

方法4:Time Machineから復元する

Macには「Time Machine」というデータバックアップ機能が標準搭載されています。トラブルが発生する前にTime Machineを有効にしていれば、失われた写真や削除された写真を簡単に復元できます。Time Machineを使って大切な思い出を取り戻す方法は以下の通りです。

手順1:Time Machineを起動します。

Macで削除した写真を復元する方法|今すぐ使える確実な復元テクニック6選

手順2:日付付きのバックアップ一覧が表示されるので、目的の写真が含まれるバックアップを選択します。

Macで削除した写真を復元する方法|今すぐ使える確実な復元テクニック6選

手順3:「復元」をクリックし、処理が完了するまで待ちます。

方法5:iCloudから復元する

写真をクラウドストレージにアップロードしていれば、安全に保管されているため安心です。AppleのiCloudサービスを利用すれば、Macの写真を同期し、クラウドから削除した写真を取り戻すこともできます。ただし、iCloudから写真を削除すると、同期されているすべてのデバイスからも消えてしまう点に注意が必要です。また、iCloudでは削除された写真は「最近削除した項目」アルバムに30日間保存され、その後に完全に消去されます。iCloudから写真を復元する手順は以下の通りです。

手順1:icloud.comにアクセスし、Apple IDでログインします。

手順2:「写真」に移動します。

手順3:サイドバーから「最近削除した項目」アルバムを開きます。

手順4:復元したい写真を選択し、「復元」をクリックします。

Macで削除した写真を復元する方法|今すぐ使える確実な復元テクニック6選

方法6:写真復元ソフトを使う

「写真」アプリ、iCloud、Time Machineのいずれの方法でも写真を復元できなかったとしても、諦める必要はありません。Stellar Photo Recovery for Macのようなプロ仕様のMac用写真復元ソフトなら、フォーマット、マルウェア感染、ドライブの故障といった深刻な状況で失われた写真でも復元できる可能性があります。

このソフトウェアを使用すれば、MacBook Air、MacBook Pro、iMac、Mac mini、Mac Proなど、さまざまなMacデバイスから、失われた画像やその他のメディアファイルを復元できます。さらに、SDカード、カメラのメモリーカード、Time Machine、ミニディスク、Fusion Driveなど、Mac向けの各種ストレージデバイスからのスキャンと復元にも対応しています。

Stellar Photo Recovery for Macを使って削除された写真を復元する手順は以下の通りです。

手順1:Stellar Photo Recovery for Macをインストールして起動します。

Macで削除した写真を復元する方法|今すぐ使える確実な復元テクニック6選

手順2:左側のサイドバーから「What To Recover(復元する項目)」をクリックし、復元したいメディアの種類を選択します。

Macで削除した写真を復元する方法|今すぐ使える確実な復元テクニック6選

手順3:今回は「Photos(写真)」を選択して「Next(次へ)」をクリックします。

Macで削除した写真を復元する方法|今すぐ使える確実な復元テクニック6選

手順4:復元対象のボリュームを選択し、「Scan(スキャン)」をクリックします。

Macで削除した写真を復元する方法|今すぐ使える確実な復元テクニック6選

手順5:スキャンが完了するとダイアログボックスが表示され、復元可能なファイルが一覧表示されます。「OK」をクリックします。

Macで削除した写真を復元する方法|今すぐ使える確実な復元テクニック6選

手順6:スキャン後、ソフトウェアに復元されたすべての写真が表示されます。プレビューで確認しながら、Macに取り戻したい画像を選択しましょう。

Macで削除した写真を復元する方法|今すぐ使える確実な復元テクニック6選

手順7:「Recover(復元)」ボタンをクリックして復元を実行します。

Macで削除した写真を復元する方法|今すぐ使える確実な復元テクニック6選

手順8:最後に保存先を選択し、「Save(保存)」をクリックします。

プロのヒント:復元した画像は、元々データが失われたのと同じボリュームやmacOSドライブには保存しないようにしましょう。上書きによる二次被害を防げます。

まとめ

大切な写真の思い出を失ったり誤って削除したりしたことに気づいたときは、大きなショックを受けるものです。しかし、迅速に行動すれば、無事に復元できるケースは少なくありません。写真がバックアップされておらず、ゴミ箱からも消えてしまった場合でも、データ復元ソフトなら取り戻せる可能性があります。

Stellar Photo Recovery for Macは、シンプルな操作性と優れた復元性能が魅力のソフトです。無料版で試用し、購入前に復元可能なファイルをプレビューで確認することもできます。Macで削除した写真を取り戻すための頼れる選択肢と言えるでしょう。

こちらから購入できます。

  1. Mac で Firefox を完全にアンインストールする方法【関連ファイルの削除まで解説】

    Firefox は macOS 上で高速かつ安全なウェブブラウジング体験を提供する人気のブラウザです。軽快な動作と堅牢なセキュリティにより、多くのユーザーに愛用されています。 現在、世の中には数多くのブラウザが存在します。複数のブラウザを試してみることで、自分のニーズに最も合ったものを見つけやすくなります。また、特定のウェブサイトが特定のブラウザでしか正しく動作しない場合もあり、そのためだけにブラウザをインストールしている方もいるでしょう。 しかし、ブラウザは使用を続けるうちにキャッシュデータが蓄積され、Mac のストレージを大きく圧迫することがあります。使っていないブラウザを削除すれば、他の

  2. Macで「Appleが悪意のあるソフトウェアを確認できないため開けません」エラーが出たときの解決策4選

    Macでアプリを開こうとした際、そのアプリがAppleによって公証(notarization)されていない場合、「***は、Appleで悪意のあるソフトウェアかどうかを確認できないため、インストールできません。このソフトウェアは更新する必要があります。詳しくは開発元にお問い合わせください。」というメッセージが表示されることがあります。これはソフトウェアの不具合ではなく、Gatekeeperの仕組みによるものです。GatekeeperはMacのマルウェア対策の第一層にあたり、ダウンロードしたアプリケーションを起動前に検証します。公証に通らなかったアプリやプラグインに対しては、以下のような通知が表