【初心者向けガイド】MacでAPFSボリュームをコンテナに追加する完全手順
目次:
- 1. APFSフォーマットとは
- 2. APFSボリュームをコンテナに追加できるか確認する方法
- 3. MacでAPFSボリュームを追加する手順
- 4. ボリューム追加とパーティション分割の違い
通常、MacBook Air/ProやiMacの内蔵SSDには、初期状態で1つのAPFSコンテナが用意されており、その中には6つのボリュームが存在します。しかし、Macユーザーが実際にアクセスできるのは「Macintosh HD」ボリュームグループ、すなわちシステムボリュームである「Macintosh HD」とデータボリュームである「Macintosh HD – Data」だけです。
Mac上で作成したすべてのファイルは、このMacintosh HDボリュームに保存されています。macOSでは、このコンテナに新しいAPFSボリュームを追加することが可能で、追加したボリュームにファイルを整理して保存したり、別バージョンのmacOSをインストールしてそこから起動したりといった活用ができます。本記事では、APFSボリュームをコンテナに追加する方法を詳しく解説します。
APFSフォーマットとは
APFS(Apple File System)は、Apple Inc.が開発・展開しているファイルシステムです。macOS High Sierra以降、iOS 10.3以降、tvOS 10.2以降、watchOS 3.2以降、そしてすべてのバージョンのiPadOSで採用されています。
APFSは、従来のMac OS Extended(HFS+)ファイルシステムに代わるものとして登場し、現在ではMacBook Air/ProやiMacの内蔵SSDにおける標準ファイルシステムとなっています。フルディスク暗号化とファイル単位の暗号化、ファイルやディレクトリのクローン機能、コンテナ内でのストレージ領域の共有など、多くの先進的な機能を備えているのが特徴です。
APFSボリュームをコンテナに追加できるか確認する
APFSでは、MacのSSDにおける最上位の構造として「コンテナ」という新しい概念が導入されました。APFS形式のボリュームをコンテナに追加するには、対象のコンテナおよびドライブ全体がAPFSでフォーマットされている必要があります。
APFSコンテナかどうかを確認する手順
- Finderから「アプリケーション」>「ユーティリティ」>「ディスクユーティリティ」を開きます。
- ディスクユーティリティをダブルクリックして起動します。
- 画面上部の「表示」ボタンをクリックし、「すべてのデバイスを表示」を選択します。
- 左側のサイドバーで「AppleAPFSMedia」(コンテナのデフォルト名)を選択します。
- 右側に表示される詳細情報を確認します。フォーマットがAPFSであれば、種類は「APFSコンテナ」と表示されます。
APFSコンテナ内のMacintosh HDボリュームグループやその他のボリュームは、すべてAPFSでフォーマットされています。この場合、そのままAPFSボリュームをコンテナに追加できます。
もしMacのドライブのファイルシステムがAPFSではなくMac OS Extended(HFS+)になっている場合は、HFS+をAPFSに変換する必要があります。ただしその前に、MacがmacOS High Sierra以降を実行していることを確認してください。
macOSがAPFSに対応しているか確認する
- 画面左上のAppleメニュー( Appleマーク )をクリックします。
- メニューから「このMacについて」を選択します。
- ツールバーの「概要」タブを選択します。ここに、Macにインストールされている現在のmacOSのバージョンが表示されます。

MacがmacOS High Sierraより古いバージョンを実行している場合は、以下の手順でmacOSをアップデートしましょう。
- Appleメニューを開き、「システム環境設定」を選択します。
- パネル内の「ソフトウェア・アップデート」を選択します。
- 自動的にアップデートの確認が行われるまで待ちます。
- 利用可能なアップデートがある場合は、「今すぐアップデート」をクリックします。
HFS+をAPFSに変換する
Macドライブのファイルシステムを変更したい場合は、ドライブをフォーマットしてAPFSを割り当てる必要があります。ただし、ドライブをフォーマットするとすべての内容が消去されるため、データ損失を避けるために事前にMacのバックアップを必ず取ってください。その後、HFS+からAPFSへの変換ガイドを参考に作業を進めましょう。
これらの手順でAPFSボリュームを追加する準備は整いましたか?役に立ったら、ぜひ他の方にもシェアしてください!
MacでAPFSボリュームを追加する手順
MacのコンテナにAPFSボリュームを追加するには、macOS標準搭載の「ディスクユーティリティ」を使用します。このツールでは、APFSボリュームの削除や消去、First Aidによるディスクエラーの修復なども行えます。それでは、具体的な手順を見ていきましょう。
- Launchpadからディスクユーティリティを起動します。
- 「表示」ボタンをタップし、「すべてのデバイスを表示」を選択します。
- 左側のサイドバーでAPFSコンテナを選択します。
- ツールバーの「ボリューム」の上にある「+」ボタンをクリックします。
- 新しいボリュームの名前を入力します。
- APFSフォーマットを選択します。選択肢は「APFS」「APFS(暗号化)」「APFS(大文字/小文字を区別)」「APFS(大文字/小文字を区別、暗号化)」の4種類です。

- 「サイズオプション」ボタンをクリックすると、ボリュームに割り当てる最小容量を設定し、最大容量にも上限を設けることができます。

- 「OK」と「追加」ボタンをクリックして、このボリュームをコンテナに追加します。
処理が完了すると、追加されたボリュームが左側のサイドバーのAPFSボリュームの下に表示されます。あとは、そのボリュームにファイルを保存したり、別のバージョンのmacOSをインストールしたりと、自由に活用できます。
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ボリューム追加とパーティション分割の違い
APFSが登場する以前、Macユーザーがドライブを分割するにはパーティションを作成するしかありませんでした。パーティション分割では、ドライブを複数の領域に分け、それぞれに固定のストレージ容量を割り当てます。この方式には問題点があり、あるパーティションに大きなファイルを保存したいのに空き容量が足りない場合でも、他のパーティションの空き容量を「借りる」ことができません。
一方、APFSコンテナにボリュームを追加した場合は、すべてのボリュームがコンテナ内の利用可能なストレージ領域を共有します。これにより、ディスク容量を最大限に有効活用できます。この容量共有機能こそが、APFSフォーマットの大きな魅力のひとつです。
まとめ
APFSボリュームをコンテナに追加したい場合は、本ガイドの手順に従ってください。作業にはmacOS High Sierra以降が必要で、Macの内蔵ドライブ(通常は起動ディスク)がAPFS形式でフォーマットされている必要があります。ボリュームの追加自体はドライブ上のデータに影響を与えませんが、ドライブに対して何らかの操作を行う前には、常にMacのバックアップを取っておくことをおすすめします。
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