TestDiskでMacの削除・紛失パーティションを復元する完全ガイド|使えない場合の対処法も解説
TestDiskは、失われたパーティションの復旧や起動できないディスクのソフトウェア修復を主な目的とした、オープンソースの無料Macデータ復旧ソフトウェアです。
残念ながら、このフリーウェアは決して操作が簡単ではありません。モダンなグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を持たず、Macでデータやパーティションの復旧を行うには、ターミナルから実行する必要があります。
ご安心ください。この記事では、MacでTestDiskを使用してパーティションを復元する手順をステップバイステップで詳しく解説します。さらに、TestDiskがその制限によって復元に失敗した場合の対処法もご紹介します。
TestDiskによるパーティション復旧の概要:
TestDiskの制限事項:
1. 64ビットまたは32ビットのIntel製Macのみ対応
2. macOS 10.14以前のみ対応
3. HFS、HFS+(Mac OS拡張フォーマット)、HFSXのみ対応
4. Apple Partition Map(Macパーティションマップ)のみ対応
TestDiskでMacの失われたパーティションを復元する手順:
1. TestDiskのTARファイルをダウンロードして展開する
2. TestDiskにフルディスクアクセスを許可する
3. ターミナルの画面指示に従ってTestDiskを実行する
TestDiskが動作しない場合の代替ツール:
1. iBoysoft Data Recovery for Macをダウンロードする
2. 失われたパーティションがあるハードドライブを選択する
3. ワンクリックでディスクスキャンを開始し、失われたパーティションを検索する
4. 「Recover」をクリックして、失われたパーティション上のデータを復元する
簡単に操作できるiBoysoft Data Recovery for Macをダウンロードすれば、APFS、HFS、HFSX、HFS+、FAT32、exFAT形式の失われたパーティション上のファイルを、ほんの数クリックで復元できます。短時間でより多くの失われたデータを取り戻しましょう。
TestDiskの最良の代替ツールを周りの人にも教えてあげてください。時間と労力の節約にきっと役立ちます。
TestDiskでMacの失われたパーティションは復元できる?
客観的に見ると、TestDiskは古いMacでのパーティション復旧には適していますが、最新のMacコンピュータには対応していません。
1. TestDiskが対応しているのは、64ビットまたは32ビットのIntel製Macのみです。
2. TestDiskがサポートするmacOSのバージョンは、10.14以前に限られます。
3. TestDiskがMacでサポートするファイルシステムは、HFS、HFS+(Mac OS拡張フォーマット)、HFSXのみです。
TestDiskはWindowsのFAT12、FAT16、FAT32、exFATのパーティション復旧にも対応していると謳っていますが、注意が必要です。これらはWindowsでフォーマットされたものであり、macOSでフォーマットされたものではありません。これらのクロスプラットフォーム互換ファイルシステムは、WindowsとmacOSで割り当てられるブロックサイズが異なるため、仕様が若干異なります。
4. TestDiskはApple Partition Map(Macパーティションマップ)方式のパーティションのみをサポートしており、GUIDパーティションマップとは互換性がありません。
したがって、古いMacのハードドライブ(HFS+フォーマット)や、HFS、HFS+(Mac OS拡張フォーマット)、HFSX形式の外付けドライブから失われたパーティションを復元したい場合には、TestDiskが役立ちます。しかし、TestDiskでAPFSのデータ復旧を行うことは不可能です。
補足: 代わりにiBoysoft Data Recovery for Macの利用をおすすめします。この使いやすいデータ復旧ソフトウェアは高い互換性を備えており、Intel製MacやApple Silicon Mac上の失われた、または削除されたAPFS、APFS(暗号化)、exFAT、FAT32、HFS+パーティションからデータを復元できます。
TestDiskがMacで失われたパーティションを復元できないケースを、ぜひ周りの人にもシェアしてください。
TestDiskを使ってMacで失われた・削除されたパーティションを復元する方法
上記のTestDiskの概要を踏まえたうえで、以下の手順に従ってMacでTestDiskを使用してパーティションを復元する方法を学びましょう。
TestDiskでは対応できない状況にある場合は、次のセクションに進んでください。
TestDiskをダウンロードする
TestDiskはPhotoRecとバンドルされ、単一のTARファイルとして配布されています。公式サイトからTestDiskをダウンロードしたら、ファイルをダブルクリックして展開します。「testdisk」という名前のフォルダが表示されるので、フォルダを開いてTestDiskプログラムをダブルクリックするだけで起動できます。インストール作業は一切不要です。

TestDiskはオープンソースのため、起動しようとすると次のようなメッセージが表示されることがあります。これは、Macがデフォルトで未知の開発元からのアプリの実行を許可していないためです。
「"testdisk"は開発元が確認できないため、開けません。」
その場合は、システム環境設定でTestDiskの実行を許可する必要があります。
- Appleメニュー > システム環境設定 > セキュリティとプライバシー > 一般 の順にクリックします。
- 左下の鍵アイコンをクリックし、管理者パスワードを入力して変更を許可します。
- 「このまま開く」をクリックします。

TestDiskにフルディスクアクセスを許可する
TestDiskがMac上のすべてのディスクを検出できるようにするには、フルディスクアクセスを許可する必要があります。許可しない場合、失われたパーティションの復旧を実行できません。
手順は以下の通りです:
- Appleメニュー > システム環境設定 > セキュリティとプライバシー > プライバシー の順にクリックします。
- 下にスクロールして「フルディスクアクセス」を選択します。
- 鍵アイコンをクリックし、管理者パスワードを入力して変更を許可します。
- 追加ボタン(+)をクリックしてtestdiskを追加します。

TestDiskによるパーティション復旧を開始する
準備が整ったら、TestDiskによるパーティション復旧を始めましょう。
ステップ1:フォルダ内のTestDiskプログラムをクリックして起動します。

ステップ2:「[Create] Create a new log file」を選択してEnterキーを押し、ログへのデータ記録を有効にします。すると、TestDiskは現在のディレクトリに「testdisk.log」というログファイルを作成します。

ステップ3:キーボードの上下矢印キーで、失われたパーティションがあるハードドライブを選択し、Enterキーを押して続行します。
TestDiskがすべてのハードドライブを検出・表示しない場合は、そのドライブが非対応である可能性があります。例えば、APFS、macOS形式のFAT32やexFATでフォーマットされたドライブ、使用中のmacOSが10.15以降である場合、ディスクのパーティションマップがApple Partition Mapではない場合などが該当します。

このような場合は、TestDiskの最良の代替ツールであるiBoysoft Data Recovery for Macに切り替えましょう。詳細な使い方は後述します。
ステップ4:TestDiskがデフォルトで表示する、現在のハードドライブのパーティションテーブルタイプを選択してEnterキーを押します。
ステップ5:「Analyse」を選択してEnterキーを押すと、TestDiskが現在のパーティションテーブルを検出・表示します。
選択したハードディスク上のパーティションが破損していたり、パーティションエントリが壊れていたりする場合は、問題の詳細情報が表示されます。
ステップ6:TestDiskが、選択したハードドライブからスキャンしたすべてのパーティションを一覧表示します。
目的のパーティションがまだ見つからない場合は、「Deeper Search」を選択してください。消失したパーティションの検索には長い時間がかかり、場合によっては数時間かかることもあります。処理中はMacがスリープせず、ディスプレイがオンのまま維持されるよう注意してください。
ステップ7:矢印キーで復元したいパーティションを選択します。
パーティションサイズを確認し、ファイル内容を一覧表示して正しいかどうか必ずチェックしてください。「D(Deleted)」と表示されたパーティションは復元できないため、復元したいパーティションが「削除済み」としてマークされていないことを確認しましょう。
パーティション内容を確認したら、「Write」でEnterキー → Y → OK の順に押して、パーティションをパーティションテーブルに書き込みます。
ステップ8:Macを再起動し、失われたパーティションが復元されているか確認します。
TestDiskでMacのパーティションを復元できない?代替ツールを試そう
TestDiskには複数の制限があるため、最新のMacでデータを復元することはほぼ不可能です。TestDiskでMacの内蔵ハードドライブや外付けハードドライブから失われたパーティションを復元できない場合は、プロフェッショナルなデータ復旧ツールの利用を検討しましょう。
iBoysoft Data Recovery for Macは、Macで失われたパーティションを探し出すための最良の代替ツールです。モダンで直感的、かつシンプルなUIを備えており、コンピュータ初心者でもMacの失われたパーティションから簡単にデータを復元できます。コマンドラインの知識が必要なターミナル操作は一切不要です。
特に、このツールは失われた、または削除されたAPFSおよびAPFS(暗号化)パーティションからのファイル復元に対応しています。APFSは、macOS 10.13以降が搭載されたMacの標準ファイルシステムです。
TestDiskの最良の代替ツール - iBoysoft Data Recovery for Mac
- macOS 14、13、12、11、10.15、10.14、10.13、10.12、Mac OS X 10.11に対応
- Intel製Mac、T2チップ搭載Mac、Apple Silicon Macに対応
- APFS、HFS、HFSX、HFS+、FAT32、exFATと互換性あり
- GUIDパーティションマップおよびApple Partition Mapのハードドライブに対応
- 失われたデータ・削除されたデータの復元に対応
- 破損・アクセス不可・読み取り不可のハードドライブや失われたパーティションからのデータ復元に対応
読み取り専用設計で安全・リスクフリーです。
iBoysoft Data Recovery for Macを使えば、失われた、または削除されたパーティションからも簡単にデータを復元できます。
この記事が、TestDiskによるパーティション復旧の方法や、TestDiskで復元できない場合の対処法を知るきっかけになったなら、ぜひ多くの人にシェアしてください。
TestDiskによるパーティション復旧に関するよくある質問
Q1. 上書きされたパーティションをTestDiskで復元できますか?
A. TestDiskで上書きされたパーティションの復元を試みることは可能ですが、このフリーウェアには多くの制限があり、ソフトウェアの互換性も低いため、成功率は高くありません。また技術的には、パーティション自体が復元できても、その中のデータが復元できるとは限りません。パーティション上のデータが上書きされている場合、どんなツールを使っても復元は不可能です。
Q2. TestDiskは無料で使えますか?
A. はい。TestDiskはオープンソースのアプリケーションであり、完全無料で利用できます。
Q3. フォーマット済みハードドライブから失われたパーティションを復元できますか?
A. iBoysoft Data Recoveryを使用すれば、フォーマットされたハードドライブから失われた、または削除されたパーティションを復元できます。モダンなUIを備えたプロフェッショナルなデータ復旧ツールで、操作性も抜群。データ復旧に関する専門知識がなくても、誰でも簡単にハードドライブから失われたパーティションやファイルを復元できます。
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