Google Chromeヘルパープロセスとは?Macを高速に保つための管理・対処法
Google Chromeは高性能なWebブラウザとして世界中で愛用されています。しかし残念ながら、「Google Chrome Helper(ヘルパー)」プロセスがMacのCPUやシステムメモリに大きな負担をかけることがあります。そもそもGoogle Chromeヘルパープロセスとは何なのか、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ヘルパープロセスの正体と具体的な対処法について詳しく解説します。最後まで読めば、MacでGoogle Chromeヘルパープロセスを上手に管理し、快適な環境を維持する方法がわかります。
パート1. Google Chromeヘルパープロセスとは?
MacにはSafariが標準搭載されていますが、多くのユーザーはGoogle Chromeを選んでいます。ただし、Chromeには致命的な弱点があります。それは、特にタブを大量に開いたときに、MacのRAM(メモリ)を大幅に消費してしまうことです。メモリが不足すると、Mac全体の動作が重くなり、快適に使えなくなります。
なぜRAMが圧迫されるのかを理解するには、まずGoogle Chromeヘルパープロセスの仕組みを知る必要があります。ヘルパープロセスとは、ブラウザの使用中に開かれる多数のタブやプラグインを効率的に処理・管理するための仕組みのことです。
Chromeのタスクマネージャを開くと、ブラウザのクラッシュを防ぐためのさまざまなプロセスの一覧が表示されます。考えてみれば、ヘルパープロセスは本来、ユーザー体験を向上させるために存在しているものなのです。
ところが、拡張機能などの埋め込みコンテンツに問題がある場合、状況は一変します。信頼性の不明な拡張機能を多数インストールしていると、Macのメモリが逼迫し、動作が極端に遅くなる恐れがあります。

Google Chromeヘルパープロセスを無効化する方法
幸い、Chromeの設定を少し変更するだけで、ヘルパープロセスを無効化できます。無効化しても安全なので、心配はいりません。以下の手順に従って操作してみましょう。
- 開いているタブをすべて閉じます(Chrome自体は終了しないでください)。そのままChromeを開き、メニューへ移動します。
- ドロップダウンメニューから「設定」を探してクリックし、設定画面を開きます。
- 左側のパネルから「プライバシーとセキュリティ」をクリックします。
- メイン画面で「サイトの設定」をクリックします。
- リストを下にスクロールし、「Flash」と「サンドボックス化されていないプラグインへのアクセス」を探します。
- 前者については、サイトによるFlashの実行を「ブロック」に設定します。
- 後者については、サイトがコンピュータへアクセスするプラグインを使用しようとした際に「確認する(Ask)」に設定します。
※補足:Flashは2020年末にサポートが終了しているため、最新版のChromeでは該当項目が表示されない場合があります。その場合は、不要な拡張機能の整理や、次のパートで紹介する方法を試してください。
パート2. ヘルパープロセスがMacに与える影響の測定と軽減
Google Chromeヘルパープロセスは、CPU使用率の上昇などを通じて、確実にMacへ影響を与えます。ここからは、その影響を測定し、軽減するための4つの方法を紹介します。
方法1. iMyMac PowerMyMacを活用する
PowerMyMacを使えば、ChromeヘルパープロセスがMacに与える影響を簡単に把握・軽減できます。この総合クリーンアップツールは、MacのCPU使用率をチェックできるだけでなく、不要ファイルの削除などによってMac全体を最適化してくれます。
CPU使用率の高さの原因がChromeヘルパープロセスだと考えられるなら、怪しい拡張機能を一掃する絶好のタイミングです。以下の手順でiMyMac PowerMyMacを活用してみましょう。
- PowerMyMacをダウンロードし、インストールして起動します。
- 「拡張機能」をクリックし、拡張機能のスキャンを開始します。
- スキャン完了後、メイン画面に表示された拡張機能の一覧を確認し、怪しいものやMacに有害と思われるものを選択します。
- 「CLEAN」タブをクリックして、不要な拡張機能をまとめて削除します。

方法2. ChromeのタスクマネージャとMacのアクティビティモニタを同時に起動する
この方法は、手動でChromeヘルパーの影響を確認するアプローチです。ChromeのタスクマネージャとMacのアクティビティモニタを両方起動すれば、どのアプリがどれだけリソースを消費しているのかを正確に把握できます。手順は以下の通りです。
ステップ1. Chromeのタスクマネージャを起動する
Google Chromeを開き、画面右上の縦3点アイコンをクリックします。ドロップダウンリストから「その他のツール」を選択し、「タスク マネージャ」をクリックして起動します。

ステップ2. 各アプリのメモリとCPU使用量を確認する
タスクマネージャが表示されたら、各アプリの横に表示されているメモリとCPUの消費量をチェックします。このウィンドウを見れば、問題の原因となっているアプリが一目瞭然です。

ステップ3. Macのアクティビティモニタを起動する
Finderを開いて「アプリケーション」フォルダをクリックし、「ユーティリティ」フォルダを開きます。そこにある「アクティビティモニタ」を起動し、Chromeのタスクマネージャと見比べましょう。

ステップ4. プロセスを終了させる
メモリやCPUを大量に消費しているアプリのプロセスを終了させます。タスクマネージャウィンドウ下部の「プロセスを終了」ボタンをクリックするだけでOKです。実行後にMacのアクティビティモニタを確認すると、システムの負荷が下がっていることがわかります。

方法3. 互換モードでプログラムを実行する
※補足:この方法は主にWindows環境向けの設定です。Macをお使いの場合は、他の方法を参考にしてください。Windowsの場合は以下の手順で設定できます。
- デスクトップまたはフォルダ内にあるGoogle Chromeのショートカットや実行ファイルを探し、アイコンを右クリックしてメニューを表示します。
- メニューから「プロパティ」を選択してクリックし、プロパティウィンドウを開きます。
- ウィンドウ上部の「互換性」タブをクリックします。
- 「互換モードでこのプログラムを実行する」という項目にチェックを入れ、「適用」をクリックします。
方法4. ブラウジングデータを削除する
溜まったキャッシュやCookieもMacの動作を重くする要因になります。以下の手順でブラウジングデータを削除しましょう。
- Google Chromeを開き、画面右上の縦3点アイコンからメニューを表示します。
- 「その他のツール」を選択し、「閲覧履歴データの削除」をクリックします。
- 削除ウィンドウで「期間」を「全期間」に設定します。キャッシュやCookieは定期的に削除することがおすすめです。対象項目にチェックを入れ、「データを削除」をクリックします。
- Cookieだけを個別に管理したい場合は、設定画面を一番下までスクロールして「詳細設定」を展開し、「コンテンツの設定」からCookieの一覧を開きます。
- すべての削除が完了したら、PCを再起動します。
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