MacでDNSキャッシュをフラッシュ(削除)してブラウジングの問題を解決する方法
MacのDNSキャッシュはバックグラウンドで静かに動作しているため、普段はほとんど意識することがありません。ブラウザでリクエストを送ると、このキャッシュのおかげで目的のウェブサイトへスムーズにアクセスできるのです。
しかし最近、特定のサイトにアクセスしようとすると、悪意のあるサイトへリダイレクトされたり、404エラーが表示されたりする場合は、MacのDNSレコードに攻撃者やウイルスが干渉し、正常なウェブアクセスを妨げている可能性があります。
心配はいりません。解決策があります。この記事では、MacでDNSキャッシュをフラッシュする手順をステップごとに解説します。これを実行すれば、悪意のあるサイトへのリダイレクトや404エラーはもう発生しなくなります。
本記事の内容:
- 1. DNSキャッシュとは?
- 2. DNSフラッシュにはどんな効果がある?
- 3. MacでDNSキャッシュをフラッシュする方法
- 4. 専用Macクリーナーでキャッシュファイルを削除する方法
- 5. MacのDNSフラッシュに関するよくある質問
DNSキャッシュとは?
ブラウザにURLを入力してページを読み込むたびに、DNS(Domain Name System)ルックアップ処理が開始されます。そしてDNSキャッシュとは、こうした直近のDNSルックアップの記録を保存しておく一時的なデータベースのことです。
DNSルックアップには、訪問済みドメインのIPアドレスが含まれています。そのため、システムはDNSサーバーへ改めて接続して時間をかける代わりに、キャッシュから参照してブラウジングの問い合わせに応答できます。同じサイトに2回目以降アクセスするときの読み込みが速くなるのは、この仕組みによるものです。

DNSフラッシュにはどんな効果がある?
ネットワーク攻撃やウイルスによってDNSキャッシュが破損すると、一部のサイトのIPアドレス対応情報が壊れてしまうことがあります。この状態になると、ブラウザは目的のサイトではなく、低品質なサイト、悪意のあるサイト、あるいは404ページへリダイレクトしてしまう可能性があります。
DNSをフラッシュすると、既存のDNSルックアップ情報が削除され、新鮮なデータが取得されます。その結果、破損した、あるいは攻撃を受けたDNSキャッシュも一緒に消去されます。その後は、目的のサイトに通常どおりアクセスできるようになります。したがって、サイト閲覧時の不具合を避けるためにも、定期的にDNSキャッシュを更新することをおすすめします。
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MacでDNSキャッシュをフラッシュする方法
最近ウェブ閲覧中に悪意のあるサイトや404ページへリダイレクトされる場合は、macOSのDNSキャッシュを更新することで問題を解決できます。macOS Monterey、Big Sur、Catalina以前のMacでDNSをフラッシュするには、「ターミナル」ユーティリティを使用します。また、macOSのバージョンによって実行すべきコマンドが異なる点に注意してください。
macOS Monterey / Big Sur / Catalina でDNSをフラッシュする:
- Launchpad > その他 > ターミナル の順に開きます。または、Command + SpaceキーでSpotlightを起動し、「ターミナル」と入力して開くこともできます。

- 以下のコマンドをコピーして、ターミナルウィンドウに貼り付けます。
sudo dscacheutil -flushcache; sudo killall -HUP mDNSResponder
- 管理者パスワードを入力してReturnキーを押します。
macOS Mojave以前のバージョンでターミナルを使ってDNSキャッシュをフラッシュする場合は、下記の表から該当するコマンドを実行してください。
| macOS 10.14(Mojave)/ macOS 10.13(High Sierra)/ macOS 10.12(Sierra)/ OS X 10.11(El Capitan) | sudo killall -HUP mDNSResponder |
| OS X 10.10(Yosemite) | sudo discoveryutil udnsflushcaches |
| OS X 10.9(Mavericks)/ OS X 10.8(Mountain Lion)/ Mac OS X 10.7(Lion) | sudo killall -HUP mDNSResponder |
| Mac OS X 10.6(Snow Leopard) | sudo dscacheutil -flushcache |
| Mac OS X 10.5(Leopard) | sudo lookupd -flushcache |
| Mac OS X 10.4(Tiger) | lookupd -flushcache |
このターミナルを使ったDNSフラッシュの方法を、友人にもぜひ教えてあげてください。
専用Macクリーナーでキャッシュファイルを削除する方法
Macのキャッシュファイルを定期的に掃除するのは、決して簡単な作業ではありません。しかし放置すれば、蓄積されたシステムキャッシュがMacのパフォーマンスに悪影響を及ぼします。DNSキャッシュが原因で正しいサイトを読み込めなくなるのも、その一例です。
そのため、Mac上のキャッシュファイルはこまめに削除することが大切です。手間をかけたくない方や、正しい削除方法がわからない方は、プロ仕様のMacクリーナーに任せるのがおすすめです。
iBoysoft DiskGeekerは、そんな悩みを解決してくれるツールです。このMacクリーニングユーティリティは、システムキャッシュファイル、ユーザーログ、アプリキャッシュなど、Mac内のジャンクファイルを専門にクリーンアップします。これを使えば、不要ファイルを探し回る時間も、ターミナルを使った複雑な操作も一切不要になります。
数クリックだけで、システムキャッシュファイルの削除(MacでのDNSキャッシュフラッシュを含む)が完了します。ソフトをインストールしてMacのハードディスクをスキャンさせれば、削除可能な各種ジャンクファイルが一覧で表示され、「Clean」ボタンを押すだけでまとめて削除できます。
iBoysoft DiskGeekerでMacのキャッシュを掃除する手順:
- iBoysoft DiskGeekerを無料ダウンロードして、Macにインストールします。
- ソフトを起動し、Macの起動ディスクを選択します(通常は「macOS」「macOS - Data」「Macintosh HD」「Macintosh HD - Data」などと表示されます)。
- 右側のツールバーにある「Clean Junk」をクリックします。

- スキャン結果から、キャッシュファイルやその他の不要ファイルを選択します。

- 「Clean」>「OK」をクリックして、選択したキャッシュなどのファイルをMacから削除します。
この便利なキャッシュクリーニングツールを、探している方々にもぜひシェアしてください。
まとめ
MacでDNSキャッシュをフラッシュすることは、サイト読み込みの問題を解決する最善の方法です。ウェブ閲覧中に悪意のあるページや404ページへ飛ばされて困っている方は、本記事の手順に従って、ターミナルでDNSをフラッシュしてみてください。
DNSキャッシュのクリアは、日頃からのメンテナンスとして習慣化したい作業です。ターミナルでの操作が難しいと感じる場合は、iBoysoft DiskGeekerのようなMac最適化・クリーナーツールを活用するのも良い選択肢です。
MacのDNSフラッシュに関するよくある質問
Q1. DNSのフラッシュは安全ですか?
A. はい、安全です。DNSをフラッシュするとすべてのDNSルックアップデータが消去されますが、次回ブラウザが新しいルックアップ要求を送信した際に、DNSサーバーから最新の情報が自動的に再取得されます。
Q2. DNSをフラッシュする必要がありますか?
A. 最近、特定のサイトにアクセスできない、404エラーが表示される、理由もなく低品質なページへ飛ばされる、といった問題が続いているなら、DNSをフラッシュすべきタイミングです。
Q3. DNSをフラッシュするとインターネットが速くなりますか?
A. いいえ、むしろ一時的に遅くなります。保存されていたDNSルックアップがすべて削除されるため、サイト閲覧時にDNSサーバーへ直接リクエストを送ることになり、キャッシュ参照の場合より相対的に時間がかかるためです。
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