iPhone・iPadで削除したアプリを復元する方法|状況別のすべての対処法を解説
iPhoneやiPadからアプリが消えてしまう原因はいくつかあります。主なものとしては、(1)誤ってアプリを削除してしまった、(2)ホーム画面を整理中に配置を変えた、(3)自分または家族などがアプリを非表示に設定した、(4)iPhone/iPadをバックアップの有無にかかわらず復元(初期化)した——の4つが挙げられます。
本記事では、iPhoneとiPadで削除されたアプリを復元するすべての方法を、手順付き(スクリーンショット入り)で解説します。さらに、App Storeから紛失・非表示になったアプリを探す方法や、iTunes 12.7未満の環境向けの復元方法も紹介します。
まずはアプリが本当に消えたのか、iPhone/iPad内を探してみよう
「間違いなく削除した」と記憶している方は、次のセクションへ進んでください。そうでない場合、ホーム画面の整理中にアプリを見失ったか、新しくダウンロードしたアプリをAppライブラリにのみ保存する設定になっている可能性があります。以下の3つの方法で探してみましょう。
1. ホーム画面を確認する
iPhoneには複数の「ホーム画面」があり、画面を左右にスワイプすることで切り替えられます。通常、新規アプリは空きスペースのあるホーム画面に追加されます。ただし、最初のページ以外のホーム画面を非表示にしている場合は、新規アプリはAppライブラリ側に追加されます。ホーム画面から意図的に隠したアプリも同様です。

「ダウンロードしたアプリをAppライブラリのみに追加し、ホーム画面には置かない」設定が有効になっている可能性もあります。この設定を解除するには、「設定」アプリを開き、「ホーム画面」から「追加したAppをホーム画面に表示」を選択してください。
2. Appライブラリと検索バーを使う
Appライブラリでは、端末にインストール済みのすべてのアプリがカテゴリ別フォルダに整理されて表示されます。上部には検索バーがあり、タップするとアルファベット順のリスト形式でアプリ一覧が表示されます。ここでアプリ名を入力するか、リストをスクロールして目的のアプリを探しましょう。

3. Siri(Spotlight検索)を使う
Appライブラリと異なり、Siriの検索バーはどの画面からでも下にスワイプすれば呼び出せます。キーボードで入力しても、マイクアイコンをタップして音声認識で検索しても構いません。ただし、検索結果にはドキュメントファイルや候補Webサイトなど、アプリ以外の項目も含まれるため、Appライブラリよりもピンポイント性は低くなります。

iPhoneで最近削除したアプリを確認する方法
残念ながら、iPhone上で「最近削除したアプリ」として直接一覧表示する機能はありません。しかし、App Storeからダウンロードしたすべてのアプリの履歴を確認することは可能です。このリストを「現在この端末にないアプリ」だけで絞り込めば、実質的に削除済みアプリを確認できます。以下の手順でチェックしましょう。
ステップ1. App Storeのアイコンをタップして起動します。

ステップ2. 画面右上のユーザーアイコンをタップします。

ステップ3. 「購入済み」をタップします。ここには、現在インストールされているアプリと、過去に削除したアプリの履歴、そしてApple IDでダウンロードしたすべてのアプリ(別の端末で入手したものも含む)が表示されます。

補足:App Storeには購入済みアプリを非表示にできる機能があります。誰かに勝手に操作された疑いがある場合、あるいは自分で誤って非表示にした可能性がある場合は、「App Store」→「ユーザーアカウント」→「Apple ID」と進み、下部の「非表示の購入」をタップして確認しましょう。
iPhoneから削除したアプリを復元する方法
確実に削除したと覚えている場合でも、心配はいりません。ここでは3つの復元方法を紹介します。方法1と方法2では、購入履歴から再インストールするためにApple IDが必要です。一方、方法3ならApple IDにログインできなくても、削除されたアプリのデータを取り戻せる可能性があります。
また、アプリデータごと復元したい方のために、iCloudおよびiTunes/Finderのバックアップを使うおまけの方法も最後に紹介します。
方法1:App Storeから削除したアプリを復元する
App Storeは、Apple IDを使用しているすべての端末でダウンロードしたアプリの履歴を保持しています。すでに削除されていて現在インストールされていないアプリも含まれるため、どんなアプリを使っていたか忘れてしまった場合でも簡単に再インストールできます。
手順:「App Store」→「ユーザーアカウントアイコン」→「購入済み」の順に進み、「このiPhone上にない」タブを開きます。目的のアプリを見つけて、右側のダウンロードボタンをタップすればインストールされます。

方法2:iTunesを使って削除したアプリを再インストールする
iTunes 12.7(macOS 10.13 High Sierra以降)では、App関連の機能が削除されました。そのため、この方法はiTunes 12.7以上にアップデートしていないユーザー向けです。最新版をお使いの方は、方法3に進んでください。
ステップ1. iPhoneをMacに接続します。
ステップ2. Macで「Finder」→「アプリケーション」→「iTunes」の順に開きます。
ステップ3. デバイスアイコンをクリックし、「App」をクリックします。
ステップ4. 見つからなくなったアプリを探し、横の「インストール」ボタンをクリックします。
方法3:データ復元ソフトで削除したiPhoneアプリを復元する
iTunesがない、購入履歴にアプリが見当たらない、Apple IDにアクセスできない——そんな場合は、データ復元ソフトを使えば端末から直接データを抽出できます。これらのツールはアプリの復元だけでなく、通話履歴、SMSメッセージ、連絡先、写真などの復旧にも活用できます。
本記事では、Mac用の「Disk Drill」を使用します。操作性が非常にシンプルで初心者にも扱いやすいうえ、さまざまなデバイスで安定した高い復元率を実証しているためです。以下の手順で進めましょう。
ステップ1. iPhoneまたはiPadをMacに安全に接続します。
ステップ2. MacでDisk Drillをダウンロードしてインストールします。
ステップ3. Disk Drillを起動します(Finder → アプリケーション → Disk Drill)。

ステップ4. 左サイドバーの「iPhones & iPads」をクリックし、リストから対象のiPhoneを選択して「失われたデータを検索」をクリックします。

ステップ5. スキャンが完了すると、Disk Drillが検出したデータの一覧が表示されます。iOSアプリはデータの格納方式が異なるため、すべてのファイルを選択したうえで、不要な項目だけ手動でチェックを外すのがおすすめです。その後、「復元」をクリックします。

ステップ6. ドロップダウンメニューから、復元ファイルの保存先となるMac上の場所を選択し、「OK」をクリックします。

注意:Disk Drill Basic for Macでは無料での復元はできませんが、ファイルが復元可能かどうかを事前にプレビューで何度でも確認できます。完全無料のデータ復元ソフトも存在しますが、機能面に大きな制限があることが多く、結果は製品によって大きく異なります。
おまけ:バックアップからiPhone/iPadのデータを丸ごと復元する
アプリ本体だけでなくアプリデータも含めて復元したい場合は、iPhone/iPad全体をバックアップから復元する方法もあります。バックアップの保存先に応じて、MacのFinder経由またはiCloud経由のいずれかで復元できます。
本記事では詳細な手順は割愛しますが、以下のガイド記事で両方の方法をスクリーンショット付きで詳しく解説しています:「iPhoneの工場出荷状態へのリセット後にデータを復元する方法」をご参照ください。
警告:どちらの方法でも、現在iPhoneにあるすべてのデータが消去されます。必ず事前にバックアップを取ってから実行してください!
iPadで削除したアプリを復元する方法
iPhoneとiPadのアプリ復元には、1つ大きな違いがあります。iPadはiPhone向けのアプリを実行できますが、iPhoneはiPad専用アプリを実行できません。また、iPad専用アプリはiPhoneのApp Store購入履歴にも表示されません。
それ以外の手順はまったく同じです。本記事で紹介した方法がそのまま使えます。以下の早見表から、該当するセクションへ移動してください。
| ケース | 解決策 |
| アプリが見つからない・非表示になっている | 「まずはアプリが本当に消えたのか、iPhone/iPad内を探してみよう」へ |
| 最近削除したアプリや購入履歴を確認したい | 「iPhoneで最近削除したアプリを確認する方法」へ |
| 削除したアプリを再インストールしたい | 「iPhoneから削除したアプリを復元する方法」へ |
| アプリを再インストールしたいが、Apple IDにログインできない | 「方法3:データ復元ソフトで削除したiPhoneアプリを復元する」へ |
| アプリデータごと復元したい | 「おまけ:バックアップからiPhone/iPadのデータを丸ごと復元する」へ |
よくある質問
削除したアプリのデータ(セーブデータなど)も一緒に復元できますか?
App Storeからの再インストールでは、基本的にアプリデータは復元されません。ゲームのセーブデータなどを引き継ぎたい場合は、iCloudバックアップまたはMacのFinder経由のバックアップから端末全体を復元する必要があります。多くのアプリはiCloud同期に対応しているため、同じApple IDでサインインすれば自動的にデータが戻る場合もあります。
App Storeの購入履歴からアプリが見つかりません
そのアプリが「非表示の購入」に設定されている可能性があります。「App Store」→「ユーザーアカウント」→「Apple ID」→「非表示の購入」を確認してください。また、別のApple IDでダウンロードしたアプリは、現在のアカウントの購入履歴には表示されない点にも注意しましょう。
削除したアプリを再インストールすると、再度課金されますか?
いいえ。一度購入(または無料ダウンロード)済みのアプリであれば、同じApple IDであれば再ダウンロードは無料です。アプリ内課金のアイテムについても、多くの場合アカウントに紐づいて復元されます。
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