iPhoneで削除した動画を復元する方法【成功率の高い4つの手段】
iPhoneカメラの性能は年々向上しており、今やポケットに入る唯一の動画撮影デバイスとして十分に信頼できるレベルに達しています。その記録精度と録画品質は、市販のエントリークラスの一眼レフカメラに匹敵しつつあります。
iPhoneで多くの思い出を記録するようになった私たちにとって、撮影した映像に何らかのトラブルが起きると大きなショックを受けるものです。この記事では、iPhoneから削除された動画を取り戻し、デバイスに復元するための複数の方法を詳しく解説します。
| 復元方法 | 最も有効なケース |
| 写真アプリ | 最も簡単な方法のため、まず最初に試すべき手段 |
| iCloudバックアップ | iPhoneのデータをiCloudでバックアップしている場合 |
| iTunesバックアップ | iPhoneをMacに接続してバックアップしていた場合 |
| データ復元ソフト | 他のすべての方法が失敗した場合の最終手段 |
iPhoneの動画はどこに保存される?
iPhoneで撮影した動画は、標準搭載されている「写真」アプリに保存されます。このアプリでは、動画の管理・編集・共有をすべてアプリ内で完結できます。
写真アプリでは、写真や動画を年別・月別・日別に整理して閲覧できるほか、「すべての写真」ビューで一括確認することも可能です。
さらに、iCloudを有効にしていれば、動画はiPhone本体だけでなくiCloudにも保存されます。この点は、後ほど紹介する復元方法において重要なポイントになります。
適切な動画復元方法の選び方
復元の成功率を最大限に高めるには、状況に応じた正しい方法を選ぶことが不可欠です。以下の3つのポイントを事前に確認しておきましょう。
🎞️ ポイント1:動画の出どころを確認する
ほとんどの場合、動画はiPhone本体で直接撮影したものですが、古いiPhoneから引き継いだケースもあります。別途カメラをお持ちなら、Macや変換アダプター経由でiPhoneに動画を読み込んでいることもあるでしょう。
写真アプリには、iPhoneで撮影した動画もパソコンから取り込んだ動画もすべて保存されるため、デバイス上の動画が一箇所にまとまる便利さがあります。
iPhoneが正常に動作しているのであれば、本記事で紹介する方法(iPhone復元ソフトを含む)のいずれかで、誤って削除した動画を復元できる可能性は高いといえます。
📱 ポイント2:iPhoneの状態を確認する
iPhoneが水没や落下などの物理的破損を起こしている場合は、個人での復元は困難なため、専門のデータ復旧サービスへの相談をおすすめします。
ただし、データが新しいデータで上書きされていたり、ストレージ自体が修復不能な損傷を受けていたりする場合は、プロでも復元できないことがあります。まずは状況を詳しく伝えた上で業者に問い合わせるのが最善策です。
🔒 ポイント3:バックアップの有無を確認する
ローカルまたはクラウドにバックアップがあれば、数クリックだけで無料かつ簡単に動画を復元できます。ただし、これは定期的にバックアップを取っている場合に限ります。古すぎるバックアップは、バックアップがないのとほぼ同じだからです。
幸い、適切なバックアップがなくても動画を復元できる方法は複数存在します。本記事で順番に見ていきましょう。
方法1:「写真」アプリから削除された動画を復元する
前述の通り、iPhoneで撮影した動画はすべて「写真」アプリに保存されています。「削除した動画はどこにあるの?」と疑問に思う方のために答えると、削除された動画は「最近削除した項目」フォルダに格納されています。この方法が最も簡単なので、最初に試すべき手段です。
- iPhoneで「写真」アプリを開きます。
- 「アルバム」をタップし、リストの一番下までスクロールすると「最近削除した項目」が表示されます。

- 画面右上の「選択」をタップし、復元したい動画を選びます。すべて復元したい場合は「すべてを復元」をタップすればOKです。削除済み動画が一箇所にまとまっているため、復元作業は非常に簡単です。

- 「復元」をタップすると、動画が復元され「すべての写真」に戻ります。

「最近削除した項目」フォルダ内では、各動画に完全に削除されるまでの残り日数が表示されます。この期間を過ぎると動画は端末から永久に消去されます。削除から完全消去までは最大40日程度かかるため、削除に気づいた後でも復元の猶予は十分にあります。
なお、「非表示」アルバムには、非表示に設定したファイルが保管されています。非表示フォルダから動画を元に戻す手順は以下の通りです。
- 「写真」アプリのアイコンをタップして起動します。
- 「アルバム」をタップします。
- 「非表示」フォルダを開きます。

- 右上の「選択」をタップします。

- 表示を戻したい動画をタップして選択します。
- 画面左下のアイコンをタップします。

- メニューを下にスクロールし、「非表示を解除」を選択します。

- 動画がライブラリに戻ります。
方法2:iCloudバックアップから動画を取り戻す
iPhoneのデータをiCloudでバックアップしているなら、そのバックアップを活用して削除された動画を復元できます。動画が削除されたタイミングやiCloud上での状態に応じて、以下の2つの方法のいずれかを選択してください。
特定の動画だけを選んで復元する
iCloud上から目的の動画だけを取り出すには、以下の手順を実行します。
- iPhoneのApple IDでiCloud.comにログインします。
- 「写真」アイコンをクリックします。

- サイドバーの「ライブラリ」配下にある「最近削除した項目」をクリックします。
- 復元したい動画を見つけ、サムネイルをクリックして選択します。

- 画面上部の「復元」をクリックすれば、動画が元に戻ります。
iCloudバックアップでiPhone全体を復元する
iCloud写真の中に目的の動画が見つからない場合は、iCloudバックアップからiPhoneを丸ごと復元する方法があります。ただし、この方法を実行するとiPhone上の現在のデータはすべて消去される点に注意してください。安全のため、作業前に必ず現状のバックアップを取っておくことを強くおすすめします。
- 復元作業を始める前に、iPhoneのバックアップを作成します。復元中にトラブルが起きた場合の保険となります。
- iPhoneを出荷時状態にリセットします。「設定 > 一般 > 転送またはiPhoneをリセット > すべてのコンテンツと設定を消去」の順に進みます。リセットには数分かかる場合があります。

- 初期設定の途中でデータ復元を尋ねる画面が表示されたら、「iCloudバックアップから復元」を選択します。この間、iPhoneの電源を入れたままWi-Fiに接続し続ける必要があります。
- 失った動画がまだ残っていたと思われる日付に近いバックアップを探して選択します。すると、iCloudバックアップから動画を含むデータの復元が始まります。
- 復元が完了したら「写真」アプリを開き、失われた動画が戻っているか確認しましょう。
方法3:iTunes(Mac)バックアップを使って復元する
iPhoneをパソコンに接続したことがあり、Macの「ミュージック」アプリやWindowsのiTunesがインストールされているなら、そのパソコンにiPhoneのバックアップが保存されている可能性があります。
最新のmacOSでは「ミュージック」アプリから復元できますが、古いmacOSやWindowsではiTunesを使用します。操作手順はほぼ共通しているため、どちらを使っていても以下の手順に従えます。
- iPhoneをパソコンに接続します。
- 左側のデバイス一覧から自分のiPhoneを選択し、「同期設定…」をクリックします。

- 概要ページの「一般」タブ内にある「バックアップを復元…」を選択します。この画面からバックアップの管理や新規作成も行えます。

- 「バックアップを復元…」をクリックすると、選択したバックアップの状態へiPhoneが戻り、削除された動画もスマホに戻ってきます。バックアップのサイズによっては時間がかかるため、処理が完了するまでiPhoneをパソコンに接続したまま絶対に中断しないでください。
方法4:✅ データ復元ソフトで削除された動画を復元する
ここまでの方法で動画を取り戻せなかった場合は、データ復元ソフトの出番です。
Disk Drill Data Recovery for Macは、バックアップがなくてもiPhoneから削除された動画を復元できるアプリです。削除された動画は実はまだストレージ上に残っており、単に見えなくなっているだけです。専用ソフトを使えば、そうした動画を簡単に取り戻せます。
🎁 チェックアウト時にクーポンコード「DDIPHONE-VIDEO」を入力すると、Disk Drill PRO Lifetime(Mac版)が50%割引になります。
- パソコン向けのDisk Drillをダウンロードしてインストールします。
- iPhoneをパソコンに接続し、スキャン対象デバイスとして選択します。

- スキャンが完了するまで待ちます。

- スキャン完了後、iPhoneから検出されたファイル一覧が表示されます。「写真」アイコンをクリックすると、Disk Drillが見つけた削除済み動画を確認できます。

- 結果画面で、復元したいファイルを絞り込みます。
- 復元したい動画を選択し、画面右下の青い「復元」ボタンをクリックします。

- 復元ファイルの保存先を指定して「OK」をクリックします。

- 復元が成功したことを知らせる確認メッセージが表示されれば完了です。
まとめ
このように、iPhoneで削除された動画を復元する方法は複数あります。大切な動画を守るためには、日頃からデバイスをバックアップする習慣をつけることが何よりも重要です。特にiCloudは毎晩自動でバックアップしてくれるため、手間をかけずにデータを保護できる最良の選択肢といえます。
iPhoneで動画を失うのは決して気分のいいものではありません。しかし、復元手段を知っていれば、万が一の際にも「きっと取り戻せる」という安心感を持ってiPhoneを活用できるでしょう。
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