MacBook ProでCookieを有効にする方法|SafariとChromeの設定手順を徹底解説
MacBook ProでウェブサイトやWebアプリケーションが正常に動作しない場合、「Cookieを有効にしてください」と表示されることがあります。しかし、実際にどう操作すればCookieを有効化できるのか、戸惑う方も多いのではないでしょうか。
SafariでCookieを有効にするには、「環境設定」→「プライバシー」を開き、「すべてのCookieをブロック」のチェックを解除します。
この記事では、元Macシステム管理者であり日々Macを活用している筆者が、macOSでCookieを有効にする手順と注意点をわかりやすく解説します。
具体的には、macOSで利用者の多い2つのブラウザ、Apple純正の「Safari」とGoogleの「Chrome」それぞれの設定方法を見ていきましょう。
MacのSafariでCookieを有効にする方法
- Safariアプリを起動し、画面左上の「Safari」メニューをクリックします。
- 「環境設定…」を選択します。
- 「プライバシー」タブをクリックします。
- 「すべてのCookieをブロック」のチェックを外すと、ファーストパーティCookieが有効になります。
- サードパーティCookieも有効にしたい場合は、「サイト越えトラッキングを防ぐ」のチェックも外します(両者の違いは後述します)。
- Safariを終了し、再起動します。
補足:ファーストパーティCookieはデフォルトで有効になっているため、過去にCookieをブロックする設定を行っていない限り、「すべてのCookieをブロック」のチェックは最初から外れています。
MacのChromeでCookieを有効にする方法
- Chromeウィンドウ右上の縦3点メニュー(ケバブメニュー)をクリックします。
- 「設定」を選択します。
- 「プライバシーとセキュリティ」をクリックします。
- 「Cookieとその他のサイトデータ」をクリックします。
- 「すべてのCookieをブロックする」以外のオプションを選択すると、通常の(ファーストパーティ)Cookieが有効になります。
Cookieが有効になっているか確認する方法
設定画面を直接確認するほかに、WhatIsMyBrowser.comが提供している便利なチェックツールを活用する方法もあります。
確認したいブラウザから、以下のURLにアクセスしてみてください。
- ファーストパーティCookieが有効か確認する:
https://www.whatismybrowser.com/detect/are-cookies-enabled - サードパーティCookieが有効か確認する:
https://www.whatismybrowser.com/detect/are-third-party-cookies-enabled
Cookieとは? どんな役割があるの?
ネットショップで商品をカートに入れ、数日後に同じサイトを再訪したら、カートに商品が残っていた――そんな経験はありませんか?
そのショップにログインしていなかったのに、なぜカートの中身を覚えていたのでしょうか?
答えは「Cookie」です。
Cookieによって、ウェブサイトは位置情報、ユーザー名、買い物カゴの状態など、ユーザーごとにカスタマイズされた体験を提供できます。仕組みとしては、サイトがあなたのコンピュータ上に「Cookie」と呼ばれる小さなファイルを作成し、次回訪問時にそれを読み取るというものです。
ファーストパーティCookieは、あなたが訪問したウェブサイト自身が発行するCookieです。これが無効になっていると、多くのサイトが正常に機能しません。
サードパーティCookieは、訪問中のサイト以外から発行されるCookieです。例えば、ディズニーの公式サイトでディズニーワールドのチケット料金を調べたとしましょう。その後、Facebookのフィードをスクロールしていると、ディズニーワールドの旅行パッケージ広告が何度も表示されました。
Facebookはなぜあなたの興味を知っていたのでしょうか?
この例では、ディズニー側がサードパーティのFacebook Cookieによるトラッキングを許可していたため、MetaのSNSプラットフォーム上で広告を配信できたのです。
Cookieは有効にすべき?
おすすめは、通常のファーストパーティCookieは有効のままにし、サードパーティCookieは無効にしておくことです。
サードパーティCookieを有効にしたままだと、他のサイトがあなたの知らない間、同意なしにインターネット上の行動を追跡できるようになります。さらに悪いことに、こうしたサイトは閲覧履歴をもとにネットショップへ広告を販売し、あなたの個人情報で利益を得ているのです。
MacからCookieを削除する方法
Safariの場合:
- Safariの「環境設定」→「プライバシー」タブを開き、「ウェブサイトデータを管理…」をクリックします。
- 「すべて削除」をクリックすると、Cookieが削除されます。
Chromeの場合:
- Chromeの「設定」ページにある「プライバシーとセキュリティ」を開きます。
- 「閲覧履歴データの削除」をクリックします。
- 「期間」を「全期間」に変更します。
- 「Cookieとその他のサイトデータ」にチェックを入れ、「データを削除」をクリックします。
まとめ
Cookieは現代のウェブ体験に欠かせない機能であり、ウェブサイトが意図した通りに動作するために必要となる場合もあります。
このガイドの手順に従えば、すぐに快適なブラウジング生活に戻れますよ。MacBook ProでのCookie設定について疑問や質問があれば、ぜひコメント欄でお知らせください。
-
【保存版】Mac の Safari・Chrome・Firefox で Cookie とキャッシュを削除する完全ガイド
Cookie(クッキー)とは、個人情報を保存するためのテキストファイルで、ウェブサイトがユーザーの意図や好みを把握し、より快適なインターネット体験を提供するために活用されています。そのため、Mac で Cookie を有効にすることには確かな理由があります。しかし、一部のウェブサイトは Cookie を利用してユーザーの行動を追跡し、情報を収集しています。自分の興味に合わせた広告が次々と表示されるのはこのためです。さらに、蓄積された Cookie はブラウザの動作速度や Mac 全体のパフォーマンス低下の原因にもなります。そこで重要になるのが、定期的な Cookie の削除と Mac のキャッ
-
MacBook Proを初期化(再フォーマット)する方法【macOS再インストールまで完全解説】
MacBook Proの動作が遅くなり、もっさりとした操作感に悩んでいませんか?そんなときは、MacBookを再フォーマットすることでパフォーマンスを回復できます。再フォーマットを実行するとデバイスのデータが完全に消去され、工場出荷時の状態に戻ります。Macの調子が悪いときや、ウイルス感染・マルウェアの痕跡が疑われる場合には、システムに大きな性能向上をもたらす有効な手段です。 また、MacBookを売却・譲渡・下取りに出す予定がある場合にも、再フォーマットはおすすめです。保存されているすべてのデータをきれいに消去できるため、次に使う人にとって快適な状態でマシンを引き渡せます。 再フォーマットを