MacBook ProでTouch IDを有効にする方法【初心者向け完全ガイド】
MacBook Proでの指紋認証は、Macユーザーにとって大きな利便性と時間の節約をもたらしてくれます。Appleの指紋認証技術であるTouch IDを一度有効化して設定してしまえば、今までどうやって使っていたのか不思議に思うほど快適になるはずです。
MacBook ProでTouch IDを有効にするには、システム環境設定を開き「Touch ID」をクリックします。続いて「指紋を追加」を選択し、パスワードで認証した後、画面の指示に従って指紋をスキャンして登録しましょう。
筆者は元Mac管理者として長年Macを扱ってきました。この記事では、Touch IDの2つの活用方法、設定時の注意点、そしてMacBook ProのTouch IDに関するよくある質問まで、詳しく解説していきます。
それでは見ていきましょう。
MacBook ProでTouch IDを有効化・設定する方法
Touch IDを設定するには、Launchpadまたは画面左上のAppleメニューからシステム環境設定を開きます。Touch IDをクリックしてください。
指紋を追加をクリックします。
ログイン中のユーザーアカウントのパスワードを入力し、OKをクリックします。なお、Touch IDを有効化するには、現在ログインしているアカウントにパスワードが設定されている必要があります。
次に、認証時に読み取りやすい指を選びましょう。一般的には右手の人差し指がおすすめです。というのも、指紋センサー(電源ボタンを兼ねています)はキーボードの右上隅にあるためです。
選んだ指の腹をセンサーに軽く置いて、離します。
画面の案内で指紋の縁(ふち)部分を読み取るよう指示が出るまで、この動作を約5〜10回繰り返します。指の位置を調整しながら、指の端もセンサーに当てるようにしてください。
完了すると「Touch IDの準備ができました」というメッセージが表示されます。最後に完了をクリックすれば、指紋がMacBook Proに保存され、設定プロセスは終了です。
Magic KeyboardでTouch IDを設定する方法
Touch ID搭載のApple純正Magic Keyboardをお持ちの方は、「MacBook Proでも生体認証を使えるのか」と気になるかもしれません。
結論から言うと、対応機種であれば可能です。Magic KeyboardのTouch ID機能を利用できるのは、Apple Siliconチップを搭載したMacBook Proのみとなっています。
「MacBook Pro本体にすでにTouch IDがあるのに、Magic Keyboardで使う意味はあるの?」と思う方もいるでしょう。
実は、外接ディスプレイを使ってMacBook Proの蓋を閉じた状態(クラムシェルモード)で運用している場合、本体内蔵キーボードのTouch IDは利用できません。Magic Keyboardはまさにこの問題を解決してくれるのです。
Magic KeyboardでTouch IDを有効にする手順は、基本的に前述の方法と同じですが、いくつか追加のステップがあります。
まず、キーボードをMacBookとペアリングします。キーボードの電源を入れ、付属のケーブルでMacBookに接続してください(ペアリング完了後はケーブルを抜いてワイヤレスで使用できます)。
あとは先ほどと同様に、システム環境設定のTouch IDを開いて指紋を追加をクリックします。キーボードのTouch IDセンサーに指を置き、Macが指紋を認識すると、「MacでTouch IDを2回押してください」という案内が表示されます。
MacBook Pro側の電源ボタン(Touch IDセンサー)を2回押してください。これはキーボードとMacとの間で安全に接続を確立するための手順です。以降の流れは、本体での設定と同じになります。
指紋の登録が完了すれば、Magic Keyboardでも本体と同じようにTouch IDが使えます。さらに、Touch IDボタンを押してMacの画面をロック・解除することも可能です。
Touch IDの設定オプション
ここまで見たように、MacBook ProでTouch IDを有効にするのは非常に簡単ですが、知っておくべき設定項目がいくつかあります。
まず重要なのは、Touch IDでロック解除できるとはいえ、パスワードが不要になるわけではないということです。MacBookを再起動したり、シャットダウン状態から起動したりする際には、必ずパスワードの入力が求められます。
また、macOSでは指紋認証に5回連続で失敗した場合や、48時間が経過した場合にもパスワードの再入力が必要になります。その際、ログイン画面に下のスクリーンショットのように「Touch IDを有効にするにはパスワードが必要です」というメッセージが表示されます。
指紋名の変更方法
Touch IDの設定画面では、登録した指紋にわかりやすい名前を付けることができます。例えば「右手人差し指」などと命名しておくと管理しやすくなります。変更したい指紋名(指紋1など)をクリックし、任意の名前を入力するだけです。
Touch IDの用途を選択する
Touch IDをどの用途に使うかを選ぶこともできます。選択肢は以下の通りです。
- Macのロック解除
- Apple Pay
- iTunes Store、App Store、Apple Books
- パスワードの自動入力
- 高速ユーザ切り替えにTouch IDセンサーを使用
最初の指紋を登録すると、これらのオプションはすべてデフォルトで有効になりますが、不要なものは個別に無効化できます。最後のオプションは、複数のユーザーアカウントがあり、それぞれが独自の指紋でTouch IDを使用する場合のためのものです。
なお、MacBook Proに登録できる指紋は合計5つまでで、1つのユーザーアカウントにつき最大3つまでとなっています。
指紋を削除したい場合は、システム環境設定で該当する指紋アイコンにマウスカーソルを合わせ、左上に表示されるX(バツ)をクリックするだけで簡単に消去できます。
よくある質問(FAQ)
ここからは、MacBook ProでTouch IDを有効にする際によく寄せられる質問にお答えします。
私のMacBook ProはTouch IDに対応していますか?
Touch IDに対応しているのは、2016年後期モデルの13インチおよび15インチ、ならびにそれ以降に登場した16インチモデルのMacBook Proです。
MacBook ProでTouch IDが動作しないのはなぜですか?
Touch IDが正常に動作しない原因はいくつか考えられます。まず、指が汚れていたり、センサー自体が汚れていたりすると、正しく読み取れないことがあります。
また、ユーザーアカウントにパスワードが設定されていない場合や、Macに登録済みの指紋が上限に達している場合も、Touch IDは利用できません。
これらの原因に当てはまらない場合は、ハードウェアの不具合が考えられます。Appleサポートに問い合わせてみましょう。
Touch IDは安全ですか?
はい、安全です。指紋データはAppleが「セキュアエンクレーブ」と呼ぶ専用の保護領域に保存されるため、生体情報がMacBookの外部に送信されることはありません。
Touch IDで快適なMacライフを
Touch IDは、セキュリティを犠牲にすることなく、MacBook Proをより効率的に使える便利な機能です。Appleらしいシンプルな設計で、有効化も設定もとても簡単に行えます。
あなたはMacBook ProでTouch IDを使っていますか?この機能のどんなところが気に入っていますか?ぜひコメントで教えてください。
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