Mac
 Computer >> コンピューター >  >> トラブルシューティング >> Mac

MacBookの画面が真っ暗になる原因と直し方を徹底解説(全8ステップ)

Windowsユーザーでなくても、「ブラックスクリーン・オブ・デス(BSOD)」という言葉を一度は耳にしたことがあるでしょう。Macにはそんな問題は起きないと思っていた方も、いざ自分のMacBookで画面が真っ暗になる現象に遭遇すると、戸惑ってしまうものです。

MacBookをフルに開いたときに画面が黒くなる症状は、致命的な故障ではありませんが、作業中に発生すると非常に厄介で、何をしていたかに関わらず作業が中断されてしまいます。

予測不能なタイミングで起こるため余計にストレスが溜まるこの問題。本記事では、画面が真っ暗になる主な原因と、誰でも試せる具体的な解決策を8つのステップでわかりやすく解説します。

MacBookの画面が真っ暗になる主な原因

電源まわりのトラブル

当たり前に聞こえるかもしれませんが、Macの画面が真っ暗になる最も一般的な原因は電源関連のトラブルです。バッテリーの劣化や充電ケーブルの断線などが原因でブラックアウトが発生するケースは多く、まず最初に確認すべきポイントといえます。

スリープ復帰時の不具合

画面が真っ暗になる症状は、MacBookをスリープから復帰させたときに最も頻繁に報告されています。Apple側の不具合なのかユーザー環境の問題なのかは明確ではありませんが、蓋を開けても画面が点灯せず、本体だけが動作し続けるという状態です。

動作インジケーターやファンの音からは電源が入っているように見えるのに、画面だけが真っ暗のまま。原因は特定されていませんが、よく知られた現象として認識されています。

ディスク権限の破損やログイン項目の影響

ディスクのアクセス権限(パーミッション)が破損していることが原因で、画面が真っ暗になったり、MacBookが正常に起動できなくなったりする場合があります。また、自動起動リストに紛れ込んだアプリが起動プロセスに悪影響を与えているケースもあります。

これらが原因の場合は、該当する問題を確認して修正する必要があります(詳細はステップ5以降を参照)。

ソフトウェアやアプリのエラー

「不具合だろう」と片付けたくなる気持ちはわかりますが、実際に既知のバグが原因となっているケースも存在します。特に起動時に画面が真っ暗になる症状は、OSやアプリのバグが関係している可能性があります。

Apple公式のセキュリティアップデート一覧やAppleサポートコミュニティをチェックして、同様の事例が報告されていないか確認してみましょう。

MacBookのブラックスクリーンを直す8つのステップ

ここからは、MacBook ProでもMacBook Airでも使える、画面が反応しないブラックスクリーンを復旧させる手順を順番に紹介します。

ステップ1:電源を確認する

MacBook Proを充電していた場合は、コンセントが抜けていないか、コードを踏んで断線していないかを確認しましょう。あわせてバッテリーの充放電サイクル数をチェックし、交換時期ではないかも見ておきます。

確認方法は以下のとおりです。画面左上のAppleメニューから「このMacについて」を選択し、「システムレポート」を開きます。レポートが表示されたら、左側の一覧から「電源」を選びます。

MacBookの画面が真っ暗になる原因と直し方を徹底解説(全8ステップ)

電源パネルを下にスクロールすると、バッテリーのサイクルカウントと状態(condition)が表示されます。「要サービス」や「劣化」と表示されている場合は、バッテリー交換を検討するタイミングです。交換費用は目安として100米ドル前後かかることが多いようです。

MacBookの画面が真っ暗になる原因と直し方を徹底解説(全8ステップ)

すぐにバッテリーを購入できない場合は、当面の応急措置としてMacBookを電源に接続したまま使用するのがおすすめです。ノートPCとしての持ち運び利便性は損なわれますが、一時的な回避策としては有効です。

あわせて読みたい:MacBook Proのバッテリーに関するよくある問題とその対処法

ステップ2:再起動を試す

バッテリーに問題がない場合(またはシステムレポートをすぐに確認できない場合)は、再起動が次の有効な手段です。再起動の方法はいくつかあります。

  1. 「Control + イジェクト」キーを押してダイアログを表示し、「システム終了」が自動選択されているのでそのままEnterキーを押します(画面が真っ暗でも操作できます)。シャットダウン完了後、電源ボタンをもう一度押して起動します。
  2. 「Control + Command + イジェクト」キーを押すと、自動的に再起動が実行されます。
  3. 電源ボタンを5秒間長押しして強制終了し、15秒待ってから再度押して起動します。

これでMacBookが通常どおり起動すれば、ブラックスクリーンの問題は解決です。

うまくいかない場合は、次のステップの特別なキー操作を試してみてください。

ステップ3:定番のキー操作シーケンスを試す

MacRumorsフォーラムで発掘された特定のキー操作によって、起動時のブラックスクリーンが解消されたというユーザーの報告があります。試す価値は十分にあるでしょう。

手順は以下のとおりです。

  1. 電源ボタンを1回押します(通常ならシャットダウンダイアログが表示されますが、画面が真っ暗なので見えません)。
  2. Macをスリープさせるショートカットキー「S」を押します。
  3. 電源ボタンを長押しして強制シャットダウンします。
  4. 15秒ほど待ってから、再度電源ボタンを押して起動します。

これでMacBookがブラックスクリーンではなく、通常どおり起動するはずです。

ステップ4:NVRAM/PRAMをリセットする

それでも改善しない場合、または問題が繰り返し発生する場合は、少し踏み込んだ対策が必要かもしれません。ここではMacのNVRAM/PRAMをリセットする方法を紹介します。

  1. Macをシャットダウンします(やり方がわからない場合は上記の手順を参照)。
  2. 電源ボタンを押し、起動音が鳴ったらすぐにCommand + Option + P + Rキーを同時に押し続けます。
  3. 2回目の起動音が聞こえたら、キーを離します。

これでMacは通常どおり起動するはずですが、一部の設定が初期化されている可能性があります。ディスプレイ設定、日付と時刻、ディスク関連の設定が正しいかどうか、システム環境設定で確認しておきましょう。

ステップ5:SMC(システム管理コントローラ)をリセットする

SMCのリセットも、ブラックスクリーンを修正するために有効な手段です。SMCのリセット方法を知っておくと、MacBookの発熱による動作低下など、他のさまざまな問題の解決にも役立ちます。

MacBookのSMCをリセットする手順は以下のとおりです。

  1. コンピュータをシャットダウンします。
  2. 電源アダプタを接続します。
  3. 電源が切れた状態で、Shift + Control + Optionキーと電源ボタンを同時に約10秒間押し続けます。
  4. すべてのキーを離します。
  5. コンピュータを再起動します。
  6. 以上でSMCのリセットは完了です。

なお、古いモデルのMacBookでは手順が異なる場合があります。詳しくはApple公式のサポートページをご確認ください。

ステップ6:セーフモードで起動する

ブラックスクリーンの原因のひとつに、起動ディスク自体の問題があります。MacBookをセーフモードで起動してディスクチェックを実行することで、この問題を解決できる可能性があります。

セーフモードで起動する手順は以下のとおりです。

  1. コンピュータの電源を切ります。
  2. 電源を入れながらShiftキーを押し続け、Appleロゴが表示されるまで待ちます。
  3. ロゴが表示されたらキーを離します。

セーフモードでの起動中は、起動ディスクの診断が実行されるため、通常より時間がかかることがあります。

起動が完了したら、再度再起動して通常モードで立ち上げ、ブラックスクリーンの問題が解決したかどうかを確認しましょう。

ステップ7:ディスクのアクセス権限を確認・修復する

前述のとおり、ディスクのアクセス権限の破損はブラックスクリーンの原因のひとつです。幸い、診断と修復は簡単に行えます。

CleanMyMacなどのメンテナンスアプリを使えば、アプリを開いて「メンテナンス」>「ディスクのアクセス権を修復」を選択し、「実行」をクリックするだけで完了です。

MacBookの画面が真っ暗になる原因と直し方を徹底解説(全8ステップ)

ステップ8:アプリの不具合やバグを調査する

疑わしいアプリを特定するには、CleanMyMacを使うのが最も手軽です。

「拡張機能」セクションで「Launch Agents」と「ログイン項目」を確認しましょう。ユーザーの同意なしに自動起動するアプリが見つかったら、無効化または削除してしまいましょう。

もうひとつの方法として、Appleサポートコミュニティで自分の症状に近い投稿を検索し、既知のバグとその解決策が共有されていないか調べるのも有効です。もちろん、自分で質問を投稿しても構いません。

MacRumorsやiFixitなどのフォーラムも情報収集に役立ちますし、一般的な解説記事を検索してみるのもよいでしょう。

実際に、NetworkWorldのMark Gibbs氏は、iCloudのパスワードを使用した際に、マウスカーソルだけが表示されログイン画面が出ないブラックスクリーンで起動するエラーに遭遇したことを報告しています。

一見無関係に思える要素がコンピュータに不具合を引き起こすことは珍しくありません。思いがけないところにヒントがあるかもしれないので、いろいろ調べてみる価値はあります。

まとめ

ブラックスクリーンへの対処は決して楽しい経験ではありません。ストレスが溜まるだけでなく、再起動によって作業中のデータを失うリスクもあります。本記事のガイドが、あなたのMacBookの問題解決の一助となれば幸いです。

もしMacBookのブラックスクリーンを解決する別の方法をご存じでしたら、ぜひコメント欄でお知らせください。皆さんの体験談をお待ちしています。

  1. DellノートPCのブラックスクリーンを直す方法|原因別の対処法を徹底解説

    Dellパソコンの起動時に画面が真っ暗になる「ブラックスクリーン」問題は、多くのユーザーを悩ませるトラブルです。特に、作業中にDellノートPCの画面だけが黒くなり、本体は動作し続けているという症状は非常によく見られます。こうした問題は業務を中断させる原因となるため、できるだけ早く解決したいものです。本記事では、ブラックスクリーンが発生する背景にある原因を整理し、ご自身で対処できる解決策を順番に紹介します。 Dellでブラックスクリーンが起こる主な原因 デバイスドライバーが古い・破損している Windowsのバージョンが最新ではない ケーブルや接続部分の緩み ソフトウェアの不具合・破損 落

  2. Windows 11で画面が真っ暗になる「ブラックスクリーン」問題の原因と解決策まとめ

    Windows 11へのアップグレード中に、画面が真っ暗になる「ブラックスクリーン」問題に悩まされていませんか?実はこれは多くのユーザーが経験するよくあるトラブルです。一人で悩む必要はありません。 Windows 11は2021年10月5日に正式リリースされた、Microsoft最新のOSです。Windows 10の後継として、パフォーマンスの向上や新機能の追加はもちろん、ユーザーインターフェースも大幅に刷新されました。しかし、リリースされて間もないOSであるため、さまざまなエラーやバグ、不具合に遭遇することは珍しくありません。ブラックスクリーンもその一つです。 この記事では、簡単なトラブルシ